今年、ハウスバーモントカレーは誕生60周年
1960年代初旬頃、家庭の食事は子供を中心に回り始めていたが、カレーは辛さや刺激から「大人の食べもの」という認識が強く、子供までを対象としたカレールー商品は存在していなかった。
子供用のカレーは別の鍋で味付けを調整する必要があるなど、子供のいる家庭においてカレーは必要以上に手間の掛かる料理とされていた。
そこでカレーの辛さを抑え、手軽に「子供も大人も一緒に美味しく食べられる」とのコンセプトで開発が始まった。
そこでカレーの辛さを抑え、手軽に「子供も大人も一緒に美味しく食べられる」とのコンセプトで開発が始まった。
開発当時の日本では「バーモント健康法(英語版)」と呼ばれる、アメリカ合衆国バーモント州に伝わるりんご酢とはちみつを使った民間療法が流行しており、これが商品名の由来となっている。それまでも同社の商品の一部では、原材料にリンゴと蜂蜜を使用してコクを出していたが、このカレーの開発にあたっては「バーモント健康法」の応用として、リンゴと蜂蜜が中心に取り入れられた。香辛料の持つ辛さをできるだけ抑えつつも、子供から大人まで幅広い世代が一緒に楽しめるカレーを探求し、試作品が多数作られた末に、リンゴの酸味とハチミツによってコクのあるマイルドな風味を特徴とする味付けとなった。
1963年(昭和38年)10月発売。
辛味の種類別における売上の傾向は中辛が最も高く、甘口・辛口の順に続く。辛口の売上比率は全体の1 ~ 2割程度で残りの8 ~ 9割を中辛と甘口が占めている。2012年度の調査では中辛44%:甘口40%:辛口16%だった売上比率が2018年度の調査では中辛44%:甘口43%:辛口13%となっており甘口のシェアが中辛のシェアとほぼ同率まで伸びている。
日本全国のスーパーマーケットにおける即席固形カレールーの銘柄別売上(2010年)では、本品中辛が第1位、本品甘口が第2位、本品辛口が第6位で、3種類合わせた売上額は約200億円であった。発売50周年の2013年時点では、カレールー市場全体のうち約3割を占めていたという。出荷量は、2003年までの40年間で約122万トンを記録している。
日本国外にも展開されており、輸出はアメリカや韓国など約70か国に行われ、現地生産は2004年に中華人民共和国で開始され、現地の味覚に合わせた味付けや風味に変更している。
また、台湾では同社とセブン-イレブンが共同開発を行い、バーモントカレーを使用した弁当「佛蒙特咖喱飯」がセブン-イレブン限定で販売され人気を得ている。
また、台湾では同社とセブン-イレブンが共同開発を行い、バーモントカレーを使用した弁当「佛蒙特咖喱飯」がセブン-イレブン限定で販売され人気を得ている。
~wikipedia~
*画像はネット 著作権フリー より
業務用 1kg Amazon Prime 760円(4/4調べ)
業務スーパーでも売ってるようです