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うんちく「咲」

2021年10月13日 | 日記


うんちく「咲」

「咲」漢字の読みや画数の基本情報
画数 9画
音読 ショウ
訓読 さ(く)
名乗り えみ、さき、さく
意味 
1. 「笑」の古字。笑う
2. 花が開く

由来
成り立ち ツクリにある「关」は「巫女が両手を挙げて体をくねらせて舞い踊る」様子を表し、「(神様を楽しませて)笑う」の意味で使われ、後に「口」を組み合わせて現在の形に。
説明の
仕方 「花が咲く」の「咲く」

「咲」の意味や由来は?

「咲」は「花が開く」という意味で使われますが、もともとは「笑」の古字とされ、「笑う」の意味がありました。古字とは昔用いられていて、今は廃れた文字のことを指すので、現在では「笑う」の意味では使われません。

では、どんな由来があって、「咲」がそもそも「笑う」や「花が咲く」の意味をもつのでしょうか。これは漢字を細かく分解するとよく見えてきます。
ツクリにある「关」は体をくねらせて頭をかしげた巫女(ミコ)の形を表しています。上の2つの点が「両手」を表現しているので、ちょうど両手を広げた姿のように見えますね。ここから「关」だけで「巫女が両手を挙げて体をくねらせて舞い踊る」様子を表し、「神様を楽しませる→笑う」と変化したといわれています。

その後、笑っている人は「口」を開いているので、「关」に「口」を組み合わせた「咲」も「笑う」の意味で使われるようになりました。「笑=关=咲」はすべて同じ使われ方をしていたのです。
しかし、時を経るにつれて「笑って顔が華やかになる様子」を「花が咲いて華やかになる様子」と重ねるようになり、現在の「花が開く」の意味でも使われるようになりました。そして徐々に「笑」が「笑う」、「咲」が「花が開く」と役割が分かれていったのです。

 

*画像は無料フリー素材