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https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3297624
一部引用
米疾病対策センター(CDC)は4日、2年おきに多発する、主に子どもが発症する原因不明の希少難病「急性弛緩性脊髄炎(AFM)」が、今後数週間から数か月以内に急増する可能性があると警告した。
CDCによると、AFMの原因はウイルスである可能性が高く、呼吸不全による永久的なまひや、命にかかわる合併症を引き起こす可能性がある。
2018年の症例を対象に実施された研究によると、AFMの初期症状は発熱と呼吸器症状で、兆候がみられてから6日ほどで手足が脱力する。歩行困難や、首、背中、四肢の痛みなどを伴う場合もある。
永久的なまひに加え、AFMは重度の呼吸器合併症をもたらすこともあり、患者の約4分の1は人工呼吸器が必要になる。
原因として最も可能性が高いのはエンテロウイルスで、特にエンテロウイルスD68は患者約30人から検出されている。