gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/mainichi/nation/mainichi-20220117k0000m040179000c
一部引用
知事賞に輝いた作品は「仲良く分けるんです」。小野田渉さん(16)と木村凜人(りんと)さん(17)の2年生2人と、3年生の財前光美さん(18)が発明した。
きっかけは、小野田家での誕生日ケーキの争奪戦だった。7人家族でいつも8等分に分けたケーキの最後の一切れをじゃんけんで決めるため、ライバルの姉2人に勝たねばならなかった。
ケーキを7等分する小野田さんのアイデアを基に木村さんは図面を作成し、部品を正確に切るコンピュータープログラムを組んだ。財前さんは、大学の推薦入試の準備で製作には携われなかったが、同展に2年連続で入賞した経験を生かしプレゼン用の動画を作った。
3人が2カ月試行錯誤して生まれたのが「仲良く分けるんです」だ。レーザー加工機で作ったターンテーブルにケーキやピザを載せる。5人分なら72度間隔のように、任意に設定した等分の角度でレーザー光を当てれば、どんな数でも均等に切れた。食品に触れずにすみ、衛生的だった。