gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/asahi/business/ASN653Q67N64UHBI01B
一部引用
一時は原材料の争奪戦も起き、マスクのフィルターで最も重要なメルトブロー不織布の価格が高騰。ウイルスを含む飛沫(ひまつ)などの遮断率が高い高品質なものは最大で通常の50倍に跳ね上がった。
それでも「注文数が大きいので十分採算は合う」と、経営者は話す。この工場からは5月だけで400万枚のマスクが日本に輸出され、6月もほぼ同量の輸出を予定している。
ただ日本でもマスクの流通量が増え始め、一部では値崩れも起きている。経営者は「(ウイルスの)遮断率95%以上の高品質保証をしているので値崩れは心配していない。
ただ、日本は飽和状態になりつつあるので、米国に軸足を移そうと思っている」と話す。
性能の低いマスクを中心に値崩れが起き、特にウイルスの遮断率が90%以下の低品質のメルトブロー不織布はコロナ前の水準まで下がったとの報道もある。
粗悪品も出回り、中国政府は問題のあるマスクを4月末までに約9千万枚確認したと発表。輸出先からもクレームが出る事態を重く見て、内外の品質基準を満たさぬマスクの輸出を禁じるなど規制をかけている。