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長崎旅行記 その2

2017年08月25日 | 2017

長崎旅行3日目(最終日)。


昨日の外海バス旅の疲れが残る朝(60代の母は疲れ知らず)、引き続きキリシタンゆかりの場所と教会を巡りました。





まずは大浦天主堂へ。
こちらはホテルから歩いて行ける場所にありました。

ここも深い歴史が沁み込んだ趣のある教会です。
一度建てなおされているそうですが、それでも周りの建物とは放っている空気が違いました。








正面に立つマリア像は後ろ姿も美しい。









‘二十六聖人殉教地’。
ここも今回の旅では外せない場所でした。

豊臣秀吉が下した禁教令により、捕らえられた宣教師や修道士26人がこの地で命を奪われました。
中には13歳ほどの子供もいたそうで、胸が詰まる思いでした。


隣接する資料館でまた当時の色んな記録を見る。
日本史に疎すぎる私も、ようやく時代の関係性が分かってきました。

長崎に行くならただ街歩きだけでも十分だと思っていましたが、ここまできたら歴史をしっかり知り尽くしたい衝動にかられ、どんどんディープな旅へと突き進んでおります。



さらに隣接する‘聖フィリッポ西坂教会’。






印象的な建物の設計は、ガウディに影響を受けたという日本の建築家だそうです。
窓の形ひとつひとつにも意味がきちんとあるとのこと。
中に入ると管理の方が親切に色々教えてくれました。




雨の予報だったのが全く外れて、この日は快晴の真夏日。

朦朧としながら最後の目的地、平和公園へ。
原爆の日の2日後だったので、ここに訪れる人もまだたくさんいました。










どうして人が人の命を奪うのか、至ってシンプルな疑問が浮かぶばかりです。


そもそも地球は誰のものでもなく、私たちはここに間借りをしている身だと思うのはむしろ無責任かもしれませんが、誰を憎むこともなく穏やかに生きる方法がきっとあると思いたいです。


その後浦上天主堂へ行き、爆撃の中かろうじて残されたというマリア像の頭を見ました。
一部残った建物は色々な事情で完全に取り壊され、戦後に新しく建て直されています。









*****



修学旅行のように真面目一色(?)な3日間。

普段考える事のなかった事、見る事のない景色、人も親切で方言もなんだか懐かしい、旅らしい出会いに恵まれた濃厚な夏休みでした。

行く前は3日間雨予報で気が気じゃなかったのが、着いてみれば一滴も合わず、晴れ女を自画自賛した母と娘でありました。

長崎よか町。
大満喫です♪



路面電車の町。
地元の人の足にもなるのでとにかく激混み。



資料館のレリーフ。




果物屋さんのミックスジュース。




眼鏡橋。
ベタにここも押さえておきました◎



大人のお子さまランチ、トルコライス。(空港にて)





さようなら長崎。





長崎と言えばカステラ!ということで何本も買い込んで帰ったものの、思ったより日持ちがしなかったので、人にあげるのも諦めて大慌てで毎日食べ続けることに。笑

それもおもしろ美味しい思い出♪


長々と読んでいただきありがとうございました!






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