市川稔の米(マイ)情報

看板の1品

外食業界の専門誌「Food Biz」というのがあり

創刊号から購読しています

本誌主幹ということで毎号「巻頭提言」を書かれています

第112号は「看板の1品」というもの


これは的を射ていると合点したのでした


あなたは、外食する時にどういう基準でお店を選んでいますか?

近所だから、通りがかりだから

別に決めていないという人もいるでしょう


繁盛する店としない店

もう、これは現実を突きつけられます


コーヒーならどの店

ラーメンならここ

とんかつならどこ

ピザならあそこしかない

ハンバーグなら


洋食、和食、中華、イタリアン

そういう区別ではなく

「あれを食べるならあそこ」


そう決めている人が多い

わたしも休日のランチに近所の町中華にたまに行きます

カミさんと毎回同じメニューを注文します

それは「タンメン」です

それしか頼みません

実に美味しい!

いつも思っていますが、なぜあんなにたくさんメニュー揃えているのか不思議でならない


今、コロナでお酒を出す業態がひどい影響受けています

大型店の総合居酒屋が一番ひどい

ある専門家に云わせると「強い1品」がないとことが特にひどい

酒の肴ならなんでもある

こういう店が敬遠されてしまう

看板商品を育ててこなかった


わたしの会社ではおむすび屋展開している

直営店の先月を見てみると

おむすびとおかずの組み合わせでメニュー展開していて

セットものでは、

レギュラーセット(お好みおむすび2個、お好みから揚げ2個、きんぴらごぼうかごぼう天)36,7%
まんぞくセット(お好みおむび3個、以下同じ)19,8%
小むすびセット(ちいさいおむすび3個、以下同じ)15,2%

上位3品で71%占める

単品おむすびでは、

紅鮭20%でダントツ1位

以下、

めんたいこ、すじこ、たらこ、こんぶ、ツナマヨ、紀州梅と続く

おむすびは具を変えるだけだから単品みたいなもの

これで、土日祭日は行列ができるほど(感謝)


メニュー広げる必要はなし

なぜなら、お客様は「おむすび」を買いに行っているわけで

その1品、単品を磨き上げることが大切なのです


「看板の1品」


合点です!











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