鍋や土鍋でも慣れれば簡単に炊けますが、圧倒的に「電気炊飯器」でしょう。
便利さ、保温機能もあるし。
小生が驚くのは高級炊飯器が売れているということ。
6万、8万、10万円する機種もある。
それは、
美味しいご飯が食べたい
ということなのでしょう。
お米そのもの
玄米
分づき
白米
無洗米
銘柄
産地
作り方
作る人
まずは、
炊く素材で全然違います。
炊き方
家庭用電気炊飯器
家庭用ガス炊飯器
今どきの炊飯器はほとんどマイコン制御されています。
米屋は洗ったお米(無洗米で洗わないとか、昔のようにお米は洗うのではなく研ぐというのもあり)はしっかり浸漬させてくださいと言う。
白米水分は14%前後。
浸漬させると最大30%弱になります。
最低30分、冬場は60分。
ところが、炊飯器メーカーは浸漬しないということを前提にしています。
ただ今放送中、朝の連続テレビ小説「マッサン」ではスコットランドから大正時代に日本に来たエリーが米炊きを教えてもらうシーンがありました。
初めチョロチョロ中パッパ赤子泣いても蓋取るな
薪で炊いているので火加減は炊く人が見なければなりません。
最初から大火力で炊いたらいけませんという教えです。
水加減も重量で量るわけではないので目で見てだいたいこのくらい。
それを「水加減」という。
「湯加減」も同じ。
「いい加減」も同じで、
良い加減
と解釈したい。
沸騰して湯気の出方を見て薪を下げ、熾火で蒸らす。
薪でご飯を炊くのは大変でした。
余談ながら、小生小さい頃(昭和30年代半ばまで)は大きなかまどで薪でお米炊いていました。
住み込みの女中さんがいてご飯炊きするのですが、おばあちゃんにいつも指導されてました。
毎日、薪でお米を炊くというのは大変な作業だったと思います。
(私はその女中さんにおんぶされて育ちました)
最初から強火でやれば2カップや3カップ(お米で300gや450g)なら10分ちょいで終了。
15分蒸らせば出来上がり。
30分あれば炊けます。
電気炊飯器で普通モードで炊くと60分くらい掛かる設定になっています。
それは、マイコン制御で「初めチョロチョロ」を実行しているからです。
30度とかぬるめの温度で15分~20分くらい浸漬させる工程が含まれている。
その後大火力にして炊き、温度センサーで水が無くなることを検知して止める。
そこから15分くらい蒸らし時間を置いて「炊き上がりました~」と音で知らせるという具合です。
ご飯になると、柔らかい、硬いはありますが、水分量60~65%の間くらいかな。
だから、水も大事ですね。
日本の米を日本人が食べて美味しいのは硬水ではなく軟水。
硬度がすごく高い水ですともっちりご飯になりにくい。
お米を食べる量が減ったのは便利になりすぎてしまったから。
コンビニは24時間開いているし。
ファストフードチェーンもあるし。
デリバリーだってある。
お米を炊くには時間が掛かるということ。
でも、
高額な高級炊飯器が売れているとうことは「ご飯」に関心高い人が多いことを意味する。
8万、10万する炊飯器を買う必要はありません。
実売3万クラスの炊飯器なら十分美味しく炊けます。
台所とか炊飯器置く場所も固定していてガスが引けるなら。
リンナイ
パロマ
などありますが、リンナイの「直火匠」は素晴らしいご飯炊けます。
小生の会社の「米家きゅうさん本店」では毎日試食用に米を炊いていますがこのガス釜使っています。
高級電気炊飯器比較
より詳しく電気炊飯器比較
時間に余裕があるなら、面倒でなければ、
土鍋で炊くのが楽しい
火加減、水加減も自分でやってみる。
おこげを作ったり、
炊き込みご飯を作ったり、
炊いてから具を合わせ混ぜご飯作ったり。
お米は嗜好品の時代だと思います。
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