またまたマレーシアのクアラルンプールのお話です。^^)
ワタクシがいつも泊まっているフェデラルホテルの直ぐ近くに、
ジャラン・アローと言う通りがあるのでございます。
この通りは全体が屋台街でございまして、ホッカーと呼ばれる東南アジア料理が大変お安く食べられるのでございます。
ワタクシは屋台料理が大好きで、中途半端なレストランに行くなら、屋台村で食べた方がずっと良いのでございます。
日本からのお客さんが来ると先ずはKLの雰囲気を味わってもらおうと東南アジアの象徴とも言うべきホッカーズの屋台料理をお勧めするのでございます。
ワタクシもKL初日の夕飯はここでいただきました・・。w
ある時、現場に常駐しているO部所長の奥様が陣中見舞いにKLにやって来ました。
ワタクシはちょうどKLに出張で滞在していたのでございますが、一緒に食事会をすることになりジャラン・アローの屋台街に繰り出したのでございます。
我々日本人は先ずビールを頼むのですが、この屋台街にはアンカービールとカールスバーグビールの若くて綺麗な売り子たちが激しく
売り込み合戦をしております。
ビールの味は、どちらかと言うとアンカービールの方が日本のビールに似ている気がして、いつもアンカービールを飲むのでございます。
※アンカービールはマレーシアのビールです。(シンガポール産)
屋台料理の代表格として手頃なのは、サティーでございます。
これはマレー料理で日本の焼き鳥に酷似しておりまして、日本人なら誰でも美味しいと言うはずでございます。
※ちょっと甘目の味付けです。
我々はサティーを食べながらビールを飲み、いよいよ何を食べようか?
となりまして、普段は日本人にも絶対に合う料理をオーダーしていたのですが、たまには現地の方が好む料理を注文してみようかと、
現地に住んでいるW崎氏にメニューを任せたのでございます。
W崎氏は日本人ですが、マレーシア人(中国系)の奥さんと結婚してマレーシアに住んでいる現地採用の社員でございます。
先ず出てきたのは、シジミぐらいの大きさの赤貝の稚貝を、
熱湯を掛けるだけの料理でございました。
殻の上からヤカンの熱湯をぶっかけるだけですから、ほとんどナマの状態でして、それを殻を無理やりこじ開けて中の砂袋を取ってから食べるのでございます。
殻を開けるのが難しくて、悪戦苦闘必至でございます。
さすがに現地で生活しているW崎氏はいとも簡単に小さな殻を開け、ペロッと食べるのでございます。w
この料理は正直言って好き嫌いがはっきり分かれる下痢覚悟の料理でございます。(下痢確率=90%)
次に出てきたのが、これまた“半ナマ生き腐り状態”のスルメいかの炒め物でございます。
これも下痢覚悟の料理で、赤貝よりは美味しいと思ったのですが
一皿でもうワタクシはイナーフでございます。w(下痢確率=75%)
O部所長の奥様は、今まで下痢をしたことが無いとおっしゃる強靭な胃袋と腸をお持ちだそうで、是非とも下痢を経験したいと、“半ナマ下痢地獄必至”の二品をウマイウマイとたいらげたのでございます。(笑)
翌日、人生初の下痢地獄を味わえたかどうかはさすがに聞けませんでした・・。(笑)
最後は屋台料理の王様的料理である、エイひれのバナナの葉包み焼きでございます。
これは名前のマンマですが、生の肉厚のエイヒレをバナナの葉で包んで、油で炒め熱い油を葉にかけながら蒸し焼きにするのでございます。(゜д゜)ウマ-
蒸しあがったヒレを箸で身を毟りながら、ピリカラソースにつけていただくのでございます。
これは日本人でも西洋人でもOKな料理でございます。
このエイヒレはホッカー料理の王様ですから、ナント800円もするのでございます。w
他の料理はほとんどが100円~200円でございます。
ビールを飲んでも1人当り1,000円~1,500円でもう十分満腹なのでございます。(´)Д(`lll)
日本人はビール飲み過ぎるので、ビール代が高くつく・・。w
その他にも、中国系、インド系の料理も沢山あって、フィッシュカレー(魚の頭カレー)やチキンライス、ミーゴレン(焼きそば)、ナシゴレン(炒飯)などがお勧めです。
東南アジア料理を知るにはやっぱり屋台街のホッカー料理を食べずして語る無かれでございます。(笑)
嗚呼・・、やっぱり今日も下痢かぁ・・。
あの赤貝だなやっぱし・・。(笑)
※写真を無断でお借りしました。ゴメンナサイ
私もネパールで病気になって大変な目にあいました。
この話はまたいつか書きますが・・。w
むかし、インドネシアで中途半端に新鮮でないエビを食べて、ジンマシン地獄に陥りました。
幸い、ひとり歩きのインドネシア語自由自在を持ち歩いていたため、ジンマシンを意味するインドネシア語はわかった
ラサガタル、ラサガタル
薬局へ行き、赤くはれ上がったおなかを見せ、ラサガタルの連発。心は通じた。
ジンマシンの薬を買い難関クリア。同時に、自由自在の、言葉の守備範囲の広さに感謝しました。