アメリカ人が作ったサムライ映画とか、 チャンバラ映画って昔から沢山ありましたが、 どれも日本人と中国人をごちゃまぜにしてし まって、日本人から見ると「なんじゃこりゃ?」 って映画が多いですよね・・?w このDVDの画像を見て、アレ?って思った人 が多いと思いますが、そうなんです「アレ?」 って言わしたかったのでございます・・。w
1989年製作アメリカ映画(93分)
魂は不滅なり、肉体は器にすぎない。
【あらすじ】 かつてアフリカで消息を絶った侍の先祖の足跡を探すべく彼の地に向かった大企業社長エンドウ・ヤスジロウ(ジョン・フジオカ)。この旅は己の中の侍の心を発見する旅でもあった。エンドウは、ベトナム戦争の生き残りでパイロットのジョニー・コンゴ(ランス・ヘンリクセン)を雇い、ゲリラが支配する危険地域へ踏み込む。しかし、ゲリラの長であるゾハーニ(ヘンリー・セレ)の襲撃により、二人は捕らわれの身となってしまう。ジョニーはかろうじて逃亡し、エンドウを救い出そうとするが・・。 「ターミネーター」「エイリアン2」で絶賛を博したランス・ヘンリクセンの渋い演技が光る、武士道アクションの傑作ついに登場。
【ひと言】 ストーリーは悪くないんですが、別にサムライじゃなくても良いんじゃいかなぁ?wまぁ、監督さんは、武士道とか、禅とか、サムライ魂とか西洋人では理解出来ない東洋の神秘的な日本人を描きたかったのでしょうか・・?wまぁ、敢えて見る価値はないですけどね・・。
【満足度】★★☆☆☆
ラスト・サムライ TOM CRUISE THE LAST SAMURAI
まぁ、ラスト・サムライといえば、今はやっぱり トム・クルーズのラスト・サムライでしょうね・・。
2003年製作アメリカ映画(154分)
“映画史上に残る偉業。 トム・クルーズの最も素晴らしい演技がここにある”
【あらすじ】 トム・クルーズ演じるネイサン・オールグレン大尉は、かつて南北戦争で国と名誉のために命を賭けた英雄であった。しかし、今や戦争も終わり、移り変わる時代に取り残されていた。そんな彼が政府に雇われ、サムライと戦うために日本にやって来た。渡辺謙演じる勝元はサムライの時代の終わりを察知していた。しかし勝元は戦わずして去るつもりはなかった。そして二人の戦士が出会い、運命が一つに重なったとき、歴史の扉が開いた。監督のエドワード・ズウィックは、この情感溢れる近代日本の幕開けを描いた一大叙事詩を見事に描き、ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞・監督賞を受賞した。
【ひと言】 こちらのラスト・サムライは、TVでも宣伝が派手だったし、何しろトム・クルーズ主演となれば人気が出て当たり前と思って、私は最初から興味も期待も全く持っていませんでした。ところが、渡辺謙がハリウッド・スターの仲間入りしたとか、アカデミー賞にノミネートされたとか、中々評判が良いものですから、やっと見る気になった次第ですね。 DVDも安く買えるようになったしね・・。w
アメリカ人の監督ではサムライ・スピリットなんか日本人でもわからないのに、映画で表現なんか出来るわけねぇって思っていましたが、脱帽でございます。映画も長いけど、飽きずに最後まで楽しめましたね。渡辺謙の演技というか、彼の存在感が良かったですね・・。トム・クルーズよりもはるかにオーラが出ていたと思いますよ。大自然の中を鎧を纏った武士が馬に乗って疾走するシーンは思わず世界のクロサワを思い出しましたが、黒澤監督が生きていればこの映画を観てどんなコメントがでるか興味がありますね・・。w
【満足度】★★★★☆
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