§505　ゲンティン・ハイランド(5)・・！

持参していた資金は２時間ほどで無くなり、遂に禁断のカード地獄へ突入でございます・・。　　

(￣▽￣;)!!ガーン

先ず、二人はカジノの中にあるレストランで腹ごしらえをして、２回目のチャレンジに備えました・・。

私もブラックジャックの遊び方にも大分慣れまして、ゲームの流れが悪い時は、小額を賭けたり、インシュランス（保険）やサレンダー（降参）のルールを最大限に使いながら、ブラックジャックを堪能したのでございます・・。

カードで借りた２５万円が余裕を生んだのでしょうか・・？

ゲームの流れは完全に私に傾き始め、夜中の３時には何と25万円分のチップが65万円分になっていたのでございます・・。

こうなると100M$チップなんてまどろっこしくなりまして、1回の賭け金は500M$チップを賭けるようになっていました・・。

相棒のダニエルはカードで借りた15万円も全部負けてしまい、とうとうオケラになっていました・・。

私は余裕で、「ダニエル10万円貸そうか？」と言ったのですが、ダニエルは「もう、今日はいいですと・・。」

そこで帰っていれば大儲けで当然WINNERだったはずなのに、私は「朝６時までやって、明るくなってからから帰ろうよ！」と言って、もう完全に浮かれてしまった状態でテーブルに着いたのでございます・・。

すると今までの強運は何処へ行ったのやら・・？

なんと急に連戦連敗、全てが裏目裏目となりまして、たったの１時間で勝っていた４０万円が泡と消えたのでございます・・。　　　　　　　　

（もう完全に熱くなってしまい、冷静さを無くしていましたネ・・。）

ここで止めていればカードで借りた25万円分は残るのですが、一度手にした大金の味をしめてしまった私は一息入れてから、又もテーブルについてしまったのでございます・・。

ダニエルは心配そうな顔をしながら、遠くで私のプレイが終わるのを黙って見ています・・。

・・・(-_－）ジィー

（彼も1日で30万円負けたのでかなりショック状態・・。ｗ）

その後の私は手持ちの5,000M$が無くなるのに、1時間も掛かりませんでした・・。

朝の6時、哀れな二人のLOSERはトボトボと駐車場へ・・。

朝の8時頃にKLのホテルに戻りまして、すぐにシャワーを浴びてからベッドに入ったのですが、とても眠れません・・。😅

遊び資金の5万円とカードで借りた25万円の負けは仕方ないと納得出来るのですが、40万円分の勝ち分がどうしても頭から消えないのでございます・・。(-＿-)ウーム

なぜ、あそこで止めて帰らなかったのかと・・！ｗ

日本に帰国する前に、もう一度土曜日があるので、又リベンジするしかないと心に決めたのでございます・・。

ムネオの厠