本日、仙台の現場が完成し、引渡しが行われます・・。
我々、設備系の設計者は引き渡しセレモニーには立ち会いませんが、先週は4日間の各種検査に立会いまして、今迄の現場よりかはそれなりに良く出来ました・・。w
これで、昨年、契約した案件の全てをコンプリートってことです・・。w
先週の木曜日には、施主と建築事務所から仙台市内の高級日本料理屋で慰労会をしてもらいましたが、今後は、オブザーバーという立場で協力を求められました・・。
今年の出店計画では、次の現場が始まるのが、秋以降となりますので、当分は“サンデー毎日”となります・・。w
新しい設計事務所が、初めて現場監理するのを補佐するのが、引退の条件でしたから、来年は月に1回程度の監理補佐をする予定です・・。
某外資系の会員制スーパーは、現在、日本国内に25店舗と2カ所の物流センターがありますが、足掛け13年間で23店舗と1ケ所の物流センターの建設に関わり、18箇所はフルに設計と監理をして来ました・・。
残りの5店舗は、改修工事の設計や、ゼネコンの設計監修と工事監理の請負でした・・。
まぁ、個人事務所として、随分、勝手にやらせて貰えたと思いますね・・!!
何しろ、建て主は、世界で10兆円を売り上げる超優良企業ですから・・。w
今回の現場でリタイヤする最大の理由は、設計の相棒が、ワタクシよりも5歳年下なので、後3、4年は付き合わされると覚悟していたんですが、年下の彼の方から体調のこともあり、そろそろ若い人にバトンタッチして、設計事務所を辞めようと言い出したからなんです・・。
ワタクシも年金の受給額が思っていたよりも多かったので、辞めても何とかなると思い、丁度、今年は現場が半年以上も途切れることになり決断したワケです・・。w
数年前までは、現役を長く続けることが、充実した人生を送れると考えていましたが、残りの健康寿命を考えると、今が潮時かもと思うようになりました・・。
では、辞めた後、何をするかというと、未だ深く考えていません・・。w
仕事のプレッシャーから解放されて、ノンビリと暮らすのも老後の暮らし方の一つかと・・。w
個人で設備設計事務所を生業とした16年間、本当に色々な設計や現場を経験しました・・。
特に、外資系のスーパーのコンサルになってから、日本中アッチコッチと出張をしたし、中堅ゼネコン出身のワタクシがスーパーゼネコンと一緒に仕事が出来たし、収入もサラリーマン時代に比べて約3倍にもなったし、28年間勤めた会社を辞めて、個人事務所を起こしたことは、何だか運命的なものを感じています・・。w
そんなワケで、来月から無職の老人になります・・。w
今月末に、もう一回、仙台の現場へ出向き、手直し指摘ヶ所の確認検査に行って、オシマイってことで・・。w
ずっと使ってくれた某スーパーや、USの設計事務所にも感謝していますが、いつも無理なお願いをして手伝ってくれた昔の後輩達に感謝の気持ちで一杯です・・。
彼らが手伝ってくれなかったら、本当にコンプリート出来なかったです・・。
いつでも奢りますから、遠慮しないで連絡してくださいネ・・。w