先週、「山本五十六」の映画を観て来ました・・。
若い頃はあまり歴史に興味は持てなかったんですが、最近は歳のせいか日本の近代史に興味がわいてきました・・。
主演が役所広司ということもあって、彼ならハズレは無いだろうと・・?
各役者も良い演技をしていたし、戦争シーンの特撮映像も、ん?実写か?と思えるほどレベルは高かったけれど、しかし感動は出来ませんでした・・。
山本五十六の人物像を主に描こうとしたことが、結果的には全てが中途半端になってしまったように感じました・・。
この手の戦争映画では、若い特攻隊員の行動には常に胸が熱くなるワタクシですが、日独伊の三国同盟に反対し、アメリカとの戦争を何とか回避しようとする山本五十六の言動を知ったことは観て良かったけど、娯楽映画としてはどうかな・・?w
「軍備とは戦うためにあるのではなく、どこまでも防御的なものであり、平和の保障となるものである。」(平和軍備論)を信念にしていた山本五十六であったことは良くワカリマシタけど・・。w
ワタクシがいつも言っているように、映画の出来は役者の演技力じゃなくて、監督の映画センスだと思うのですが、今回の「山本五十六」の成島出監督にはちょっと題材が重過ぎたかな・・?
そんなワケで、日本の近代史を少し勉強した感じですが、でも映画を鵜呑みにしてしまったら、後で恥をかくこともあるかもと思いつつ、今後も勉強したいと考えている今日この頃でございます・・。