ワタクシの仕事仲間で、アメリカの大手設計事務所の日本担当者が二人いるんですが、予想以上にアメリカも不況が深刻なようで、大幅なリストラが行われるようです・・。
何しろあのクライスラーやGMが倒産するアメリカですから、建設業や設計事務所業界にも相当影響が出ているようですね・・。
アメリカの本社は、何と2/3がリストラで解雇され、日本のスタッフは3ヶ月間の減俸、英語が苦手な1人は給料50%カットを言い渡されたそうな・・。
USAでは200人が解雇されたらしい・・!
給料がドル立てなもんだから、最近の円高で既に20%以上ダウンした上、今月から更に50%ダウンじゃ、やっぱ辞めろってことでしょうね・・。😅
実は我々の設計報酬もこのUSAの事務所が関係しているので、これから始まるプロジェクトに対しては少なからず影響しそう・・?
報酬の支払い方法を簡単に説明すると、ワタクシが作製した設計報酬の見積書を日本人スタッフ経由でアメリカの設計事務所へ送り、承認されるとinvoiceをアメリカの事務所宛てに出し、アメリカの事務所から発注者へinvoiceが届くと、発注者から直接我々へ振り込まれます・・。
アメリカの事務所は、発注者が我々へ直接支払った額を差し引いた残りの額を発注者から受け取ることになります・・。
要は、我々の設計報酬の約2倍が、アメリカの事務所と発注者との設計契約額となっているはずで、我々への外注費を50%としているはず・・。
それがこの不況により外注費を抑えようとすれば、我々の報酬にも影響があるワケで、かなり心配なところでございます・・。
この外資系からの設計報酬が、ワタクシの年間の稼ぎ高の60%を占めているワケで、我々のような超零細事務所はヤバイってワケ・・。w
いきなり50%カットまでは言われないだろうけど、仕事仲間である日本人スタッフの給料50%カットは、我々もショックな話でございます・・。