今日はクリスマスイブですね・・。
若い人たちは、恋人とイブの夜を過ごす計画をあれこれと考えて いるんでしょうねぇ・・？ｗ（クリスチャンでもないくせに・・。ｗ）
私もクリスマスイブは、若い頃からあまりロマンチックな思い出は ありませんなぁ・・。
悪友たちとキャバレーやスナックでとんがり帽子を被って、飲んで 騒いでゲロ吐いて、二日酔いになるのが多かったような・・？ｗ
でも、ちょっと素敵なイブを送った年が１回だけあるんです・・。
私が27歳の時、広島支店勤務をしていた頃でございます・・。
その頃、アフターファイブは毎日のようにＹＭＣＡのジムに通ってい ましたが、キリスト教の団体のＹＭＣＡですから、当然、クリスマス パーティーがグループ毎に盛大に行われていました・・。
私はその頃、東京の女性と婚約中だったのですが、12月の中旬 に行われたＹＭＣＡのクリスマスパーティーで知り合ったＫ子さんと クリスマスイブは一緒に飲みに行く約束をしていました・・。
そしてイブの夜、二人は仕事が終わって、会社の前の喫茶店で 待ち合わせをして、先ずは居酒屋に行きました・・。
居酒屋で飲んで食べて、色々と身の上話をしてから、今度は流川 の洒落たスタンドバーで夜遅くまで飲み、二人は話が盛り上がって、 何となくこのまま帰りたくない気持ちになっていました・・。
店を出た二人は肩を寄せ合い、深夜の街をさまよい歩きました・・。
冷たい夜風が二人に吹き付けますが、二人の気分はもう熱く燃え ていたのでございます・・。ｗ
自然と足はホテル街へ向かったのですが、どこのホテルも玄関の 看板の灯は消え、どこも満室です・・。
彼女は市内のアパートで姉と同居していますし、私は小汚い会社 の単身者寮だし、折角のイブの夜に行くところがありません・・。
２時間ぐらいあても無く歩いたでしょうか・・。
もうとっくに午前2時を回っています・・。
私は歩きながら考えていました・・。
自分の寮の部屋へ連れ込んだ場合、もし寮生や管理人にばれた らどうなるんだろうか・・？と・・。ｗ
実はタクシーで寮まで行ったのですが、やっぱり諦めました・・。ｗ （窓から部屋へ入ろうかと思っていたのですが・・。ｗ）
こんな素敵なイブは今まで経験したことが無かったので、何とかし たかったのですが、結局、深夜3時頃、タクシーで彼女のアパート まで送って行きました・・。（もうちょっとだったのになぁ・・。ｗ）
昔から、クリスマスイブは大分前からホテルの予約をしておくのが 恋人達の常識になっているようですが、改めて実感しましたね・・。ｗ
クリスマスイブの夜は、今でもあの夜のことを思い出します・・。
私にとって、唯一のイブの思い出なんです・・。ｗ
