1995年11月、私は久し振りにマレーシアのクアラルンプールへ出張したのでございます。
今回は東マレーシアのPJとは別で、日本の企業がKLに工場を建てる為の仕事でございます。
私は東マレーシアの仕事の後は台湾に何度か出張しましたが、KLの出張は3年ぶりだったのでございます。
(実際にはこの年の9月にも短期間のKL出張がありましたが。)
今回で8回目のクアラルンプール(KL)でございますが、もうKLも当時に比べてすっかり変わってしまいました。
私の知っていた女性たちも沼津や海南に行った後は知りませんし、お店に行っても知ってる女性はいませんでした。
KL支店の連中も、最近は新しい店を発見したらしく、昔よく行った店にはあまり行かないようなのでございます。
昼間の仕事が終りまして、恒例の歓迎会をしてくれたのですが、2次会はW崎氏と二人で行きたかった場所がありましたので、今日は疲れたから帰りますと言って、支店長や土木系のみんなとは別れたのでございます。
W崎氏は「じゃぁ、ムネオさんをホテルまで送って来ますよ!」と言って会社の運転手付の車で出掛けたのでございます。w
実は昨日も行ったクラブなのですが、会社の連中は知らないW崎氏の秘密のクラブなのでございます。
このクラブは“セブン・アベニュー”といって、いつも我々が行くジャパニーズ・ラウンジとは違います。
超高級、官官接待御用達、民間接待尚結構的な超高級クラブなのでございます。w
我々が毎晩のように出入りしていたジャパニーズラウンジは、一人当たり4千円~5千円程度でございます。
台湾のクラブのように女性たちがボトルを30分で空にするようなこともありませんから、さほど高くはないのでございます。
ところが、この超高級クラブの“セブン・アベニュー”は、マレーシアのVIPやお金持ち相手のお店なので日本のそこそこのクラブ並みのお値段なのでございます。
二人で4万円~5万円は掛かるのでございます。
しかし、超高級を売り物にしているワケでございますから、お店の女性達も超美人揃いなのでございます。w
ここは日本人相手のお店では無いのですが、でも日本人ははっきり言ってモテルのでございます。w
但し、それなりの紳士的な振る舞いが必要なのですが・・。w
お店の中は、マレー系マレーシア人のセレブばかりで、日本人やチャイニーズは見かけませんでした。
昨日はアリスが私の相手をしてくれ、W崎氏はジュリアンがついたのでございます・・。
さて、今日はどんな美人が来てくれるのか楽しみです・・。w
W崎氏がボーイに「ビューティフルガール、ツー!」とオーダーしますと、ボーイはニヤリと笑いながら、ウインクを返します。w
我々は水割りを飲みながら10分程待たされましたが、やって来たのはジュリアンとリラでございます。
ジュリアンはW崎氏のとなりに座り、リラが私のとなりに座りました。
リラは 昨日のアリスよりも美人でして、私は大満足でございます。
ヽ(´ー`)ノバンザーイ ...(´З`)チュッ
この超高級クラブがなぜお気に入りになったかと言いますと、相手の女性が気に入った客だけにしてくれる特別なサービスがあるからなのでございます。w
...(´З`)チュッ
飲む場所は当然個室なのですが、片方がカラオケをしている間に片方が特別なサービスを受けるのでございます。w
この特別サービスは並みの客では絶対に受けられないのでございます。
...(´З`)チュッ
これは決してお店の方針ではなくて、彼女たちの自発的な友好表現なのでございます。
この日もウィスキーをかなり飲んだのでございます。
普段はウィスキーをがぶ飲みすることは無いのですが、やっぱり特別サービスを受けて嬉しかったのでしょうか・・?w
我々二人の中年オヤジでも国際的セックスアピールが認められたワケなのでございます。w
その日は二人でボトルを1本空けてしまったのでございます。
実は昨夜も同様に1本空けていたのですが・・。w
この店のトイレは、中に2人のボーイが待機しておりまして、用を済ませますと直ぐにオシボリを持って来るのでございます。
このようなサービスを受けたワケですから、当然チップをあげなければなりません。
オシッコで5M$(250円)ですから、ウンコの場合は20M$ぐらい取られるかも・・?w
トイレで用足しをした後、ふと、カガミを見ますと・・、私の口のまわりは、何と真っ赤な口紅がべったりと・・・。w
ちょうど南伸介が口のまわりに黒くヒゲ状に塗ったのと同じ状態で、真っ赤だったのでございます。w
どおりでトイレまで来る間に会った人が笑っていたり、軽蔑した眼差しを感じていたのでございます。w
明日、私は帰国しなければならなかったので、本当に名残惜しかったのですが、仕方なく1時半にお店を出たのでございます。
(お持ち帰りしたいのになぁ・・。w)
そして店の外でずっと待たせてあった会社の車でホテルまで送ってもらったのでございます。
ドライバーにとっては、ずっと待たされていても残業代となるので、実際は遅くなるほど喜んでいるのでございます。
このようなお店も楽しいのですが、やはり我々にとっては高過ぎますので毎晩通うような店ではありません。
5年前のジャパニーズラウンジが、私は一番楽しかったような気がします。
お店の女性もまだ日本語が出来る人が少なかったのです。
今では日本で働いた経験がある子が大勢いるようで、英語をしゃべらなくても会話が出来るようです。
それじゃぁ面白くないのでございまして、出来ない英語で必死に口説くのが東南アジアの夜の醍醐味なんでございます・・。w