今日は祇園祭り、山鉾の巡行日と言うのに未だ梅雨も上がらず、鬱陶しい日です。
九州は台風4号の余波で大雨、新潟は大地震でお気の毒です。
北海道で牛肉コロッケが豚であったり、中国では肉まんに段ボールくずを炊き込んだり、
羊頭狗肉は何千年経っても変わりません。
いつの世ももっと儲けて楽(らく)したいと思うけど、
インチキして儲けよう は心が貧しい。
安くする為に品質を落とすのは、常套の手段だが、今の世の中、品質の低下した品が
横行してきている気がする。
これは作らせる側の責任かも知れない。良くて安い物は誰もが望む処であるが、
少々高くても良い物を作って使ってもらおう、と思っても、良く似た物で安い物が近隣にあると
安くしないと売れない。と売る側のほうは錯覚する。
大手量販店と取り引きあった時、例えば2,480円売りで品を持って行っても
バイヤーは1,980円売りにしてくれ、となる。
値段は安くなるが段々品質が落ちてくる。
安くて、それなりに納得で使える物も沢山あるが、
衣料、タオル、製材、回転ずし、カーペット、カーテン、・・・我田引水
然し、どの業界の方々も同感でしょうし、
粗悪品を造らないよう、いや、むしろ良い物を造って、良い物であると認めて貰えるよう
差別化に苦心されておられると思います。