生存競争

　
　藤色懸かったピンクのチューリップの大きな花びらがぽろぽろと落ちて、
今年の春は終わりました。

　今年の大型連休は薄曇りの日が続いたので、
我が家の庭や、店の前の花壇の草取りは、助かりました。

　困ったことは、今年もクローバが多く、それもここ二週間ほどの
間にめきめきと増え、大きくなって来たことです。

　クローバは賢い草です。葉の下から３センチから５～６センチ程の下に
白くて細い弦のような根に繋がって２，３ミリ程の丸い粒があり、
葉を引っ張って抜くと地面の中にある粒だけが残る仕掛けになっています。
やがてその粒から芽を出して元のクローバになります。
またその粒は、ちょっと触ればポロポロと幾つにも割れて散って、
暫くすると一人前になって子孫繁栄します。
　クローバの駆除は、その粒（極小の球根）ごと抜かないと効果がありません。
ピンクの可愛い花をつけますが、
繁殖力が旺盛なので、ほかの草花は負けてしまいます。
　
　当分は、この元気で賢いクローバと私の根比べです。　

おや、 間違ってませんか？

　昨日の新聞記事で　おや？　と思った事があります。
鳩山前首相が５日北京へ行って、中国の次期最高指導者と云われる
習近平国家副主席と会談した。そして習氏から早く福島原発事故を
解決して欲しい、それから中国政府が日本産食品の輸入規制中に就いて
「日本政府として本当に安全で絶対に大丈夫だと保証して貰いたい」
との要望があったという。
　鳩山氏は、「放射能で空と海が汚染されて申し訳ない。出来るだけ早く
世界の英知を結集して解決したい、中国にも協力をお願いしたい」
と陳謝し協力を要請したという。

　おや！の

①は、　この時期に何で鳩山氏が中国に行くのですか？　日本を代表して
現首相の代わりに行く先は、まず第１は米国と違いますか？
　震災に真っ先に大挙駆けつけて、災害救助を始め、もたもたしている
原発の援助、オトモダチは米国でした。
　日本のこの災難の時に、ロシアや中国の艦艇が近海をウロチョロするのに
対して睨みを利かして呉れたり、クリントン国務長官が我が国にお見舞いに
訪問、天皇皇后様がおもてなしされました。
②　管首相が行ってくれと頼んだのでしょうか？　　それはないでしょう。
③　中国は数年前、毒入りの餃子を我が国に輸出したことがあったが、
日本で毒を入れたのだろうとかで、キッチリ解決していない記憶があります。　
④鳩山氏は米国には、よう行けないでしょう。沖縄基地問題でオバマ大統領に
「トラスト　ミー」と云ったが、実行出来なかった。
ウソをついた事になります。

　この人が出てくると、ややこしくなります。

夏は来ぬ

　ゴールデンウイークが過ぎて、今日は　”夏至”　だとか？
今日の最高気温は２４．９度、夏日にもう一寸と云うところですが、
　今年は何時までも寒さが残り、吹く風も冷たく、桜が散り、我が家の枝垂れ桃も
毎年Ｏ君から頂く沢山のチューリップも、終わりに近づいて来たので、今は惜春と
いう処でしょう。
　しかし、箕面の山々はすっかり若葉で覆われ、当社インテリア館の前のケヤキ並木道も
若葉が萌えだし、店前の花壇もやはりＯ君から頂いたチューリップが名残を惜しんで
います。藤色がかったピンクがとても上品で可愛いいが、あと何日保ってくれますか？
　
　ただ、不愉快なのは黄砂が来て、この一週間は晴れ間が少ない事です。