ついに上陸したあこがれの無人島ーその４ 横当島

今回の横当島行きは全員が初めての上陸であり、今後の下見の意味合いが強かっ
たのですが、上陸できてそれなりにざっと生きものも観ることができました。年中海風
や強い直射日光にさらされる厳しい環境ではあっても、岩陰や植物の中などそれなり
に環境をうまく利用して生きている生物は結構いるようです。今回みられた生物の中
のいくつかを紹介いたします。（横当島の話題は、今回で終了です。）





横当島にも他の無人島同様、ノヤギが棲んでいました。私が確認したのは横当島に
１６頭、隣の上ノ根島（写真下）に８頭でしたが、実際はもう少し多いものと思われます。
横当島の西島には全身が真っ黒のノヤギ１頭（写真上）もいました。





野鳥では何と言ってもオオミズナギドリが何羽か飛んでいたことです。（写真上）
残念ながら横当島では夜も鳴き声を聞くことできず、横当島での繁殖は確認で
きませんでした。（上ノ根島では多分繁殖）　あとハヤブサ（写真下）が１羽
飛んでいたり、他にコサギヤイソヒヨドリなどもいました。





昆虫は気を付けて探したわけではありませんので、少ししか出会えませんでしたが、
ヒシバッタの仲間（写真上）や、種は同定できませんがいくつかの蛾やその幼虫など
も確認できました。（他に、マダラバッタやツチイナゴ等も確認）





クモ類は、ハエトリグモの仲間２種ほかに不明種を２種確認しました。





参加者の１人が釣った魚。写真上は島で”ネバリ”と呼ばれている魚で、下の赤い
魚は不明です。もちろん、刺身や焼き魚にしておいしくいただきました。合掌。