奄美自然観察記

高のフィールドより

冬でも夏でも咲く?  ミヤマシロバイ

2018-08-12 23:49:29 | 植物






今日は、大阪の高校の生物の先生方を湯湾岳に案内しました。台風14号の影響が心配されましたが、下山まで雨もほとんど降らずに済みました。午前10時30分頃、湯湾岳登山口を出発、登山口には早くもイネ科植物へ寄生するナンバンギセル(写真2枚目)が、数か所で出てきていました。森の中では、所々に白い花、ノシラン(写真3枚目)やツルラン(写真4枚目)の花が咲いています。足もとにヒグラシ(写真5枚目)の姿やアマミヤマガラの鳴き声なども聞こえていました。




約2時間の湯湾岳を登り終え、山頂広場でお弁当を開きました(写真枚目)。近くには固有種・オオシマガマズミが実を付け、ミヤマシロバイ(写真3枚目)のかわいい花も咲いていました。えっ、ミヤマシロバイって、毎年1月2日恒例の奄美野鳥の会の湯湾岳登山の際にも咲いていたのに、この時期も花が咲いているなんて意外でした。冬でも夏でも花が咲くのか、それとも湯湾岳山頂だから特別に咲くのか、ちょっと気になりました。でも、きれいな花がみられて良かったです。

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