奄美自然観察記

高のフィールドより

少数が越冬  ウミウ

2023-01-09 17:52:13 | 鳥類

早朝は晴れて気温9度まで下がりましたが、次第に曇り空となってきて、昼頃は気温20度近くまで上がりました。一昨日南の方へ行ったとき、宇検村湯湾(うけんそんゆわん)の海岸堤防の上で休んでいるウミウ3羽を観ました(写真1,2枚目)。さらに南西側のタエン浜の堤防で2羽(写真3枚目)、阿室(あむろ)海岸でも1羽のウミウを確認しました。最近は奄美大島全体にカワウの渡来数が増えてきていますが、この焼内(やけうち)湾周辺では、これまでも度々少数のウミウを確認しており、少数が越冬しているようです。

 

5年前の今日  10年前の今日  15年前の今日

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひんまふぇっさや晴れてぃ気温9度がれぃ下がりょうたんじゃが、だんだん曇りなてぃっち、ひんま頃や気温20度近さがれぃ上がりょうたっと。きぬうってぃぬ、ふぇ方ち行じゃんとぅき、宇検村湯湾(うけんそんゆわん)ぬうんぬ堤防ぬうーじ休もいかたしゅんウミウみいちばぬようたっと(写真1,2枚目)。うっからふぇいり方ぬタエン浜ぬ堤防じたあち、阿室(あむろ)ぬうんじだかちいちぬウミウばにょうたっと。近頃やわきゃ島全体じカワウぬ渡てぃっちゅんぬ、ふうさなてぃっちゅんじゃが、くん焼内(やけうち)湾ぼてぇじや、なまがれぃも、とぅきどぅきいくちかぬウミウばにしゅてぃ、いくちかや冬ぬええだ暮らしゅんあんぶぇだりょっと。

 

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4 コメント

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ウミウ (鳥好き)
2023-01-19 20:43:27
今晩は 写真2枚目の鵜の写真はカワウに見えますがどうでしょうか、口角は微妙ですが頬の白色部が目の後方に真直ぐに伸びています。
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幼鳥は微妙ですが・・・ ()
2023-01-20 19:28:40
こんばんは。コメント、ありがとうございます。おっしゃるように、特に幼鳥の識別は微妙ですが、口角が後方に尖っていることと、下くちばしの黄色い部分が下側前方の方に曲がっていて、面積も狭いことなどと、上部の羽根の光沢がどちらかというと、わずかに緑色味を帯びていることなどから判断させていただきました。もちろんカワウの可能背性がゼロというわけではないとは思いますが。
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Unknown (鳥好き)
2023-01-20 20:58:34
ありがとうございます、おっしゃるようなことがこの画像ではあまりにも悪く確認できません。もしよろしければ何を参考にしたのか教えてもらいませんか、環境省の資料によると幼鳥も同じだとなっています。
https://www.env.go.jp/nature/choju/plan/plan3-2f/chpt3.pdf
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最近よく使う図鑑 ()
2023-01-21 18:33:14
コメントありがとうございます。通常野鳥の識別にはいろいろな図鑑を使いますが、最近は『野鳥図鑑670』(文一総合出版)です(カワウ、ウミウについては、p255)。幼鳥は羽の色合いがカワウもウミウも茶色っぽく似ているので識別は難しいのですが、くちばしの口角の形や下くちばしの黄色部分の形や広さなどは比較的成鳥に似ていますので、個人的には識別ポイントにしています。もちろん同じ種でも個体差など考慮する必要もあろうかと思いますので、確実に言い切ることは難しいと思いますが・・・。
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