一日中曇り空で、時折小雨が降りました。北部農耕地の近くで1羽のハヤブサが木に止まっていました。ハヤブサは、春秋の渡りの時期や冬季に見られることが多いのですが、この夏季に見られるのは少し珍しい。写真を拡大して観ると、おなかに細かい縦斑があり、どうやら幼鳥のようです。夏季のハヤブサで思い出すのは、2010年近くの海岸で繁殖していたベニアジサシのヒナが次々襲われ、そのことが原因かははっきりとは分りませんが、翌年から10年ほど近くの海岸では繁殖が観られなくなっていたことです。幸い一昨年から昨年と再び繁殖してくれるようになりました。ただ今年は繁殖しているのはコアジサシのみで、まだベニアジサシの姿が観られていません。ハヤブサも生きるために、いろいろな野鳥などを捕食するのは自然の営みです。ハヤブサは生後2年で性成熟するため、生後1年ほどと思われるこの個体は、まだ繁殖することはできませんので、それほど多くの餌は必要ないでしょう。
【島口バージョン】(キシゆむた)
少し長くなりましたので省略いたします、すみょうらん。