奄美自然観察記

高のフィールドより

白い花が咲いていた  オキナワイボタ

2019-07-10 16:14:39 | 植物




奄美の梅雨明けは、遅れているようです。今日も一日中曇り空で、時折小雨も降りました。南部の林道脇で、通常はあまり見かけないオキナワイボタの白い花が咲き出していて、すでに実になり始めているものもありました。オキナワイボタは、奄美以南から沖縄にかけてみられるモクセイ科の常緑小高木です。「イボタ」というのは変わった名前ですが、本州などにあるイボタノキに寄生するイボタロウカイガラムシが樹皮に分泌するイボタ蝋が、イボ取りや止血、艶出しに効果があるとされたことに由来するようです。実が大きくなった頃に、また観てみたい。

5年前の今日  10年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
島ぬながい(梅雨)明けや、遅れぃとぅんにししゅりょっと。きゅうだか一日中曇りあてぃ、とぅきどぅき小さむぃっくゎだか降りょうたが。ふぇ方ぬ林道ぶちじ普通やあんまりにゃあらんオキナワイボタぬしるかん花ぬ咲きじゃしゅりょうてぃ、きっさ実なり始むぃとぅんむんだか、ありょうたっと。オキナワイボタや、わきゃ島ら沖縄ちけぇ~てぃにゃあれぃんモクセイ科ぬ常緑小高木だりょっと。「イボタ」ちばしゅうだかん名前だりょんじゃが、本州っきゃじあんイボタノキちくっかりゅんイボタロウカイガラムシぬくぃんこーぬうーちいじゃしゅんイボタ蝋ぬ、ふつぃぶぇとりんきゃ血止め、艶出しちむるいちゃんちしらっとぅんくとぅら、くん名前なたんちゅか。実ぬふうさなたん頃、またにしにゃんば。

この記事についてブログを書く
« まだ滞在していた  ベニア... | トップ | 美しいカメムシ  ナナホシ... »

植物」カテゴリの最新記事