コシダの葉上でハラグロオニイシアブに捕らえられ体液を吸汁され
ているのは、アマミエンマコガネです。この甲虫は各種の獣糞や腐
食動物質などを食する糞虫で、奄美大島と徳之島のみに生息して
います。一方のハラグロオニイシアブは、多分飛翔中のアマミエンマ
コガネを口吻で刺し運動不能にした後、体液を食しているのでしょう。【島口バージョン】(キシゆむた)
コシダぬ葉ぬうーさんてぃハラグロオニイシアブにかってぃむらってぃ
どぅぬ汁ばぬまっとぅんや、アマミエンマコガネだりょっと。くん虫や、
あれぃくれぃぬキィダムンぬくすちんきゃくされとぅんみばかどぅんく
す虫ありょうてぃ、島とぅ徳之島だけじうりょっと。あとぬハラグロオ
ニイシアブや、て~げとぅどぅんアマミエンマコガネち口ば刺しくぅでぃ、
どげらんにししっから、どぅぬ液ばぬどぅんだろや~。
ように思われますが、更に上がありますね。
一方「ハラグロオニシアブ」は口吻で刺し相手を運動不能にするとは、凄い武器をもっていますね。これは相手を一時的に痺れさせる術でしょうか?一般にハチやアブはこんな忍法を持ち合わせているのですね。
とともに、このムシヒキアブ科の仲間は、甲虫
やハチなどようなかなり大きな昆虫でも捕食し
てしまう強力な捕食者です。