goo blog サービス終了のお知らせ 

いのっちのブルースは絆

ブルースハープを吹きながら歌う「いのっち!」のブログです。音楽と関わりながら家族や友人達と楽しむ日々を綴ります。

ライブスケジュール

1月17日(土)13:00~14:00 新潟ジャズストリート          ふくわうち滋烈亭◆新潟市中央区西堀通3番町258       TEL025-229-6700                         料金◆1,000円(フリーチケット)

花火大会!!

2010-09-15 13:25:55 | 旅行記

Photo  遅ればせながら季節感を味わいたく、花火大会なんぞどーかな?と探してみたところ、小山のサマーフェスタを発見。規模関東一、打ち上げ数二万十発(十発って何だろう~)というふれこみ誘われて出かけてみた。

 8月29日、連日の猛暑にすっかり参ってしまい、出発時間をずるずると延ばして、ようやく腰を上げる。エアコンにあたりながら、ごろごろ転がっていたひぃ様もいつの間にか浴衣姿に変身していた。気合い入っとるなぁ・・・。余裕は1時間だけとってある。東北自動車道を南下、白河に達する・・・と即渋滞。そこから矢板まで2時間も費やしてしまった。既に夕方の5時を回り、栃木で降りて小山に到着するには、どう見ても2時間以上は掛かる。スタートは7時15分だからもう大ピンチだ。せっかく観覧席まで取ったのにー!焦る思いでアクセルを踏む・・・。

 小山市に差し掛かったところで、開催の合図が打ち上がった。「早いとこ観覧席と駐車場を探さねば・・・。」連なる人並みの向こう、思川の河岸らしいあたりに、立ち並ぶ夜店が見える。溢れんばかりのすさまじい人出だ。警察官の誘導灯に促されるままにハンドルを切ると、すこしずつ街の中心を外れていく気配。気がつけば国道50号線に乗っていた。小山大橋を渡りながら、川原から夜空に向けて弾け散る花火を横目に観る。うらめしや。どうやら方角を間違えたらしい。しかし道路は大渋滞で動かない。やむなく娘だけでも観覧席に向かわせようと車から降ろした。彼女は来た道を戻り、車は測道へ。そうして僕たちは最後までバラバラの行動を取ることになってしまう。後になってみれば僕の記憶違いが起こした顛末だったと解ったのだけれど・・・。二人は別々に引き返して夜店を目指した。空き地という空き地は既に満車状態、車はどんどん町外れに押し出されていく。いつの間にかまた橋を渡り、遠のいていく原色の花模様を振り返りつつ国道4号線に出た。「4号線?」そこではたと気がついた。東西を読み違えていたのだ!・・・。「今、さっきのお店のとこっ!」携帯の向こうで娘が息を切らせいる。彼女は既に2キロ近く歩いてそこまでたどり着いていた。しかし、残念ながらそこは対岸だったのだ。僕は進まない車列の狭間で、窓の先に時折垣間見える眩い光の乱舞を追いかけていた・・・。観客動員は主催者発表で53万人という。なるほど凄いわけだ・・・。

 ・・・花火大会は終了し、結局二人とも観覧席にはたどり着けず、六千円のチケットは水の泡となった。帰途につく大勢の人並みにもまれながら、更に1キロほど観晃橋を国道まで歩き通した娘を拾って、高速に向かった。「一人で寂しかった。」そう呟いて、すっかり疲れ果てた彼女は黙りこんでしまった・・・。

あとで、彼女の日記を覗いてみると「迫力満点でした。・・・今日にありがとう。」と書いてあった。な~んだ。・・・娘の足に鼻緒のすれ痕がくっきり付いている。ちょっと痛々しい夏の名残り・・・。少々胸が痛む。それじゃあ10月の土浦でリベンジするかぁ~。早速ヤフオクで桟敷席を探している。懲りないねぇ~。


酷暑!ちょっとだけ逃避行~。

2010-08-16 12:50:46 | 旅行記

Fh000001_edited 今年の夏はすこぶる暑い。エアコンの利いた部屋にこもったら、二度と出られない。ということで8月12日、13日、近場で一番涼しいところは?と、思いつきで蔵王に行ってみた。しかし、間の悪いことに台風の接近による不安定な雲行き。七ヶ宿経由で遠刈田温泉に向かおうとFh000002_edited 国見インターで降りたものの、フロントガラスに雨粒が・・・。そこで急遽仙台に向かう。お決まりの牛タン定食(伊達の牛タン本舗本店)を食べて、様子を見ながら286号線を西へ。釜房ダムをやり過ごし、川崎町から蔵王町へ。途中夕立に遭いながら、えぼしのペンション村に無事到着。その日のお宿『そらまめ』は、愛想の良い女将と手間の掛かった食事でなかなか良かった。もちろんお風呂は天然温泉。いささか小ぶりだが、贅沢を言えばきりがない。

Fh000007 Fh000005_edited Fh000003

 台風一過の翌朝。朝食の自家製パンは盛りだくさんで食べきれないほどだった。曇り空ながらエコーラインを山頂へ。御釜を望んで記念写真のあと、娘が「あれって何なの!」と不意打ちを食らわす。ひい様はご不満かぁ?「噴火の跡に水が溜またったんでないのぉ。ひょっとして、全国のオカマが集う聖地だったりしてねぇ。」とボケてみると、「面白くねぇ。」と吐き捨てられる。ふう~、ちびしいのぉ~。下山するなり、ご機嫌取りにまたまた仙台へ。ショッピングモールで買物のお供。洋服を手にとって、久しぶりに屈託のない笑顔を見せている。ゲンキンやなぁ~、ホント。


何故か赤羽~そしてオーレ!フラメンコ!?

2010-07-01 13:52:06 | 旅行記

 そう言えば出発の前日は誕生日だった。仕事から帰って明日明後日に備え、そそくさと洗濯などしていたら、1日がさっさと通り過ぎてしまった。齢五十を過ぎてしまえば、実年をしみじみと受け止める感覚も薄れ、日常のささいな記憶さえ、都合良く忘れ去ってしまう今日この頃・・・。

Pict0001 6月26日夕刻、新幹線に飛び乗る。上りMaxやまびこで小一時間、大宮で埼京線快速に乗り継ぎ、赤羽までは20分程だった。時折ぱらぱらと雨粒が落ちてくる。梅雨らしく湿気った蒸し暑い夜。なぜか赤羽・・・。そう、韓国から戻ったK村くんの提案だった。先に連絡した時、3年半振りに再会する彼は「昭和30年代の雰囲気があるんですよぉ。」と喜々としてそのロケーションを指定した。写真でも分かるとおり、見事にレトロなんだよなぁ。駅前の商店街を進むとすぐに、賑やかな焼鳥屋、屋外に溢れたお客達は、当たり前のようにビール箱にまたがって、酒を酌み交わしている。会社帰りの親父もいれば、今時のやんちゃそうな若者もいる。一回りして狭い路地に入ってみた。昔の新宿西口しょんべん横丁を彷彿とさせる軒連なり。『やきとん』の看板を横目に階段をあがれば、活気のある店内。熟年の飲み仲間、初々しいカップル、ギターケースを背負ったバンドマンたちまで・・・。K村くんと僕はその熱気にあおられて、いつしか学生時代の話題で盛り上がっていた。そして、色気話から老い先のことまで・・・。このオヤジ二人、残念ながら見てくれはすっかり衰えた。しかし頭の中だけは二十数年ちっとも成長していないのだ。久しぶりに明け透けで屈託のない酒席を楽しんだ。締めに「つけ麺が食べたい。」というK村くんに付き合って、あっという間の三時間余り。京浜東北線のホームに向かう彼を見送った・・・。

Pict0002_2  埼京線を引き返して戸田公園に着く頃には、とうに約束の十時を過ぎていたが、M沼さんは快く車で迎えに来てくれた。毎度々々お世話になります。奥様のエリちゃんも一人息子のくにちゃんもご健勝・・・というか、お子ちゃまは既にテレビの前で爆睡している。ちょうどくにちゃんがサッカーチームに所属していることもあって、M沼家はワールドカップで盛り上がっていた。さっそく大画面のテレビで観戦しながら、焼酎をいただく。えりちゃんが手早く用意してくれた乙なあてが嬉しい。遠く離れていても、ご近所さんのような気さくな付き合いに心和む。話題もサッカーから四方山話しに。杯を重ねるうちにもう午前一時を回っていた・・・。

 翌朝、ゆっくり起きて朝風呂に浸かり、久しぶりにご飯とみそ汁をいただく。おかずは塩鮭と野菜サラダ。有り難い!やっぱり日本人はこれだねぇ。くにちゃんがチームが試合で優勝した時のカップを見せてくれた。そんな風に、日曜午前の穏やかな時間を、ゆっくりとくつろいでみる。いよいよ十一時過ぎ、ようやく腰を上げる。ご丁寧に、また駅前まで送ってもらい、買物に向かう夫妻に別れを告げた。また近いうちによろしくね!・・・M沼家は、今まさに小学3年生のくにちゃんを中心に回っている。そして数々のエピソードを重ねながら家族の絆を固くしている。人の温もりとはそう言うところから生まれ、受け継がれていくのだろう。ただただご多幸をお祈りする・・・。

Pict0004

 新宿駅東口、伊勢丹会館の会場に着いたのは、受付締め切りの20分前だった。『エルフラメンコ』は日本一の歴史を誇るスパニッシュ・レストランらしい。普段は本場のアーチストによる演舞が繰り広げられる。そして本日は、かつての後輩マキッポの晴れ舞台。彼女がレッスンを受ける教室の発表会なのだ。なるほど習い事かと思えば、出演者は延べ46人、観客に至っては優に200人を超える。非常階段に数珠繋ぎに連なって待つこと数十分。蒸し暑さに汗が止まらない。ようやく店内に通されると、会場は出演者の家族や友人達でほぼ満席状態。舞台袖近くに席を見つけて、ようやく落ち着いた。さて、感傷的なギターの調べとハスキーな哀愁の歌声でステージが始まる。マキッポはまだまだ駆け出しらしく、出番は前半の2ステージ。貫禄のある体格と濃厚な化粧のマダム達の中で、満面の笑みを浮かべながら、ひときわ瑞々しい花を咲かせていた。少女のような清心さは相変わらず健在である。歌や踊りに伸びやかな情感を乗せて遊ぶ彼女は、今でもきらきらと宝石のように輝いて見える・・・。

 打ち上げが終わるのを待って、静かなBarで再会を祝す。三年半ぶりの彼女は、少し痩せていた。いろいろあったのだと言う。それを少しずつ紐解いていく。僕は丁寧に噛み砕きながら聞き取っていった。多感な娘が、青春のでこぼこ道を駆け抜けていく。楽しみであり心配でもある。まして芸事に勤しむ彼女とは、志を一にするところ。お互いが心の片隅から離れない。今夜も少し励ましてみたりした。でも、もう十年もしたら、今度はすっかりもうろくした僕が尻を叩かれる番になるのかもしれない。いつまでもそんな心の友でいたいものだ・・・。新宿駅は深夜になってもなお洪水のような雑踏。改札口での別れ際、またしてもマキッポは赤い目をうるうるさせている。「がんばれ!マキッポ!。」・・・。

 今回の上京、ついでの方が思いっきり充実してしまった。会いたい人に会って、見事にリフレッシュできた。そうそう明日月曜はお仕事モード、本来の目的、営業先の訪問である。「さぁ!しまっていこー!」ってかぁ~・・・。


三島町の工人祭!

2010-06-14 14:44:32 | 旅行記

Pict0053  6月13日、奥会津の三島町までドライブ。あいにくの曇り空ながら、昨日からの高温多湿のおかげで、新緑萌える只見川流域は、むせかえるような暑い草いきれに包まれていた。

 会津西方駅近く、森の校舎カタクリの臨時駐車場から田舎道を下ると、程なく工人祭の会場にたどり着くのだ。毎年、友人のK野くんが、Pict0052 自作の陶器を積んでやって来ているのだ。彼は、岩手の滝沢村で陶芸に勤しんでいる。一年ぶりの再会である。

 混雑を予想して早めに到着してみたものの、昨年ほどの圧倒的な人出ではなかった。不景気の影響か、富裕層の嗜好が変わったか。どちらにせよ、主役商品である優に十万円を超える山葡萄の籠などとは、そもそも無縁の身。四方山話の後、ひやかしに一回り歩いてみた。様々な作品を広げたテントが、無数に軒を連ねている。どれもこれも手仕事による逸品というところか。エコが叫ばれる今時の風を受けて、失われつつある人の温もりを確かめ合っているかのような光景・・・。

 昨年の岩手行で恩恵を受けた高速料金の週末割引も来年の3月まで。その前に今一度岩手山麓の庵を訪問いたします・・・。

Pict0049 Pict0050 Pict0048 Pict0044 Pict0051 Pict0046


それ行けゴールデン・ウイーク2!

2010-05-25 01:52:52 | 旅行記

Pict0053  高速道路料金上限1,000円の恩恵も最後のゴールデンウィークと言うことで、またまたお出かけしてみた。
 3日(月)早朝に出発して、東北道を北上。岩手県は一関まで一気に走り抜け、そこから東に猊鼻渓。好天に恵まれ、穏やかで波静かな砂鉄川を手漕ぎ舟で船下り。船頭さんが唄う「げいび追分」もおつなもの。お休み所でいただいたお蕎麦は、以外にもしっかりとコシのあるおいしい更級だった。西に対局の厳美渓まで足を伸ばすと、ちょうど桜の見頃と相まって良い見物となった。

 最初のお宿は、直前にネットで検索した鬼首高原のペンション。残り物には福があるとはこのことで、小綺麗で愛らしい部屋、夕食には黒毛和牛ステーキと良いことずくめ。おばあちゃん、お母さん、小学生の娘の女三代で切り盛りする姿が超好感度。そして何よりも栗駒山から連なる山々の、残雪を頂く勇壮な眺望はまさに絶景だった。

 翌日4日(火)は、鳴子温泉郷を抜けて、最上川に寄り添うように国道を西へ。日本海の河口酒田まで走る。市内の名所を観光。映画「おくりびと」に代表される庄内の撮影スポットが賑わいをみせていた。二泊目のお宿は、『日本海に沈む夕日』で有名な湯野浜温泉。奮発してちよっとお高いホテルしてみた。夕日に染まる海辺の露天風呂に浸かって、食事はお部屋でいただく牛しゃぶ付き豪華海鮮会席膳。

 明けて5日(水)最終日は、羽黒山詣で。五重塔まで歩いて一汗かき、鶴岡から月山を越えて河北町の名物冷たい肉蕎麦をいただき、山形道から東北道へ。総走行距離およそ760km。昨年の盛岡~八幡平~田沢湖~角館行が890kmだったから、二番目の長距離走。愛車プジョー307のオドメーターはもう既に9万キロを超えている。頑張ったのぉ~。

Pict0001 Pict0007 Pict0012 Pict0004 Pict0010 Pict0011 Pict0022 Pict0018 Pict0028 Pict0030 Pict0034 Pict0036 Pict0037 Pict0039 Pict0040 Pict0046 Pict0050 Pict0056 Pict0057 Pict0063 Pict0065 Pict0058 Pict0062 Pict0066