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いのっちのブルースは絆

ブルースハープを吹きながら歌う「いのっち!」のブログです。音楽と関わりながら家族や友人達と楽しむ日々を綴ります。

ライブスケジュール

1月17日(土)13:00~14:00 新潟ジャズストリート          ふくわうち滋烈亭◆新潟市中央区西堀通3番町258       TEL025-229-6700                         料金◆1,000円(フリーチケット)

のど黒、ぶりトロ・・・、野天風呂・・・。

2010-05-10 23:25:59 | 旅行記

Pict0016_2  11月2日、金沢を起点に名古屋回りで日帰り、というハードな仕事が舞い込んだ。翌日が祭日だったので、折角だから、ついでに遊んで帰ろうと娘を誘う。そこまでは良かったのだけれど、当日金沢でまる1日足止めを食らってしまった。

 ファミレスで待たせた娘からは、「何時におわりますか?」とメールで催促。しかし取引先の段取りがいっこうに付かない。ようやくファミレスに着いても、今度は電話で名古屋の客先に平謝り。すっかり待ちくたびれた娘が一言、「たいへんねぇ~。」 そうなのよ、仕事って大変なのよ。でも、せっかく連れてきたのにごめんねぇ~。そんなこんなで夕方六時近くまで費やしてしまった。ようやく食事を摂りに金沢駅に向かう。駅ビル一階の百番街は加賀の物産を商うお店がひしめいている。その奥に、地物の魚を扱うお食事処が軒を連ね、中程にカウンターのみの寿司屋があった・・・。

 先ずはお目当ての「のど黒」を注文。「白身の王様」と呼ばれる高級魚を一度食べてみたかった。ネタの側面に残した皮が炙ってある。これはう一番うま味のある皮ぎしの脂を熱で活性化させるためらしい。濃厚だが品の良い脂が美味。更に名物を所望すれば、「なめら」ときた。同じく白身ながら、驚くほど弾力のある締まった身と喉越しの甘みが独特。しかし我が娘、魚嫌いでまぐろ三昧以外食べるものがない。そこでお勧めを尋ねると「ぶりトロ」のお出まし。これがまた旨い。美しい桃色の肉肌にきめ細やかに差し込まれた脂。そこいらのマグロのトロよりも上質で深い味わい。さて近海のネタと言えば「白えび」。富山湾の特産品にして白く透き通った姿は「海の宝石」と呼ばれるらしい。シャリの上にふんだんに盛られたふくよかな身はなめらかに舌に絡む。そして「がす海老」。この聞き慣れない逸品は、日本海の限られた場所でしか取れない希少なもの。鮮度の低下が早く北陸以外では出回らないという。ボタン海老のように肉厚だが更にもっちりとした食感、口の中にほんのりと甘さが広がる・・・。阿東海にそっくりな、愛想の良い板前さんが、とても親切にしてくれた。高級店ではないけれど、「金沢まいもん寿司」いいよぉ~。

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 翌日、娘への名誉挽回にと、金沢の奥座敷、加賀温泉郷は山中温泉まで足を伸ばす。温泉ホテルの日帰り入浴コースと洒落込んだ訳だ。出がけに雲行きが怪しくなったかと思えば、間もなくスコールのような雨が降り出す。しかして加賀温泉駅から路線バスで到着すると、あら不思議、嘘のような好天になった。紅葉にはまだ早かったが、山間にて野趣満点の景観。さっそく御宿「花つばき」のエレベーターで階下に降り、更に渓流に通じる急勾配の小道を下れば、そこには広々とした野天風呂「湯畑」があった。木立に囲まれ、川のせせらぎの音を聞きながら、面々と連なる木造りの湯船に飽きるまで浸かって歩く。まさに大自然の中に身も心も同化していくような感覚。これはまれに見るアタリである。じっくり暖まって、体を解したところで、釜飯御膳をいただいた。締めて三千五百円也はお値打ちでしたよ・・・。


秋の声、甲子高原

2010-02-07 00:17:33 | 旅行記

 サボりっ放しで、あっという間に4ヶ月。『光陰矢の如し』とは良く言ったもので、うかうかしていたら「お迎えが来た!」なんていうことも、まんざら冗談じゃないかもしれない。一茶翁の寂しい生い立ちとはいささか違うものの、「遊べや親のない雀」とばかりに、『四十の女狂い』ならぬ『バンド狂い』に明け暮れ、いよいよ五十路のワラジを履いてなお、恥もなく徒花を咲かせ続けている。草葉の陰で嘆く父の顔が浮かんでくるようだ…。ライヴ行脚と娘との珍道中、いま少し綴らせていただくとしましょう…。

 10月11日、昨年開通した甲子高原道路を走ってみた。白河から西郷を抜け、そのまま会津下郷へ。そこから北に折れ湯野上温泉の先、大川ダムまで足を延ばして取って返す。紅葉には未だ早く、山々は僅かに色づくばかり。いつしか雨がぽつぽつと…。およそ30年余りの歳月をかけてようやく繋がったという国道289号線。西白河と南会津を繋いだ訳で、各々の地域の人々にとっては大願成就ということらしい。その昔、馬喰街道と呼ばれた険しい峠の山腹には、なんと全長4kmの甲子トンネル。更に、最大の難所だったろう峡谷をひとまたぎする甲子大橋は、200mの立派な構築物だった。ついこの間までは、トンネルの出口、奈落の突端でいきなり道路が寸断され、大自然の前に人智もひれ伏すような、圧倒的光景を見せつけていたものだが…。

 久しぶりに訪れた甲子温泉の大黒屋はすっかりリニューアルされ、残念ながら、かつてのひなびた趣は失われていた。それでも、ぬるめのお湯にじっくり浸かれば、五体の芯まで解される。阿武隈川の源流に耳を澄ませ、つかの間の骨休め。娘の方はといえば、女湯が狭いだのと少々ご立腹の様子。締めくくりに、雪割り橋から吸い込まれそうな谷底を覗き込んで、帰途に着いた。もう暫く時期を遅らせれば、燃えるような高原の眺望を堪能できたはず。なかなかの穴場なんだけどねぇ…。

 帰宅すると、どういう風の吹き回しか、珍しく娘がカレーとオニオンスープを作ってくれた。ほのぼのとして素朴な家庭の味だった。トホホ、たまにはいいことあるなぁ。感謝ーっ!

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シルバーウィークということで・・・。

2009-10-06 12:41:52 | 旅行記

Pict0025 人並みにささやかな贅沢をと、9月22日、23日で新潟に行ってみた。先ずは最北端の村上へ。解説によれば「・・・城下町として栄え、現在でも市中に武家町、商人町の面影が残る。北限の茶どころとしても知られ、三面川(みおもてがわ)を遡上する鮭と村上牛が名物。小さいながらも独自の文化圏を形成する・・・」とある。磐越道は渋滞することもなく、2時間半程で到着。銀行の駐車場を拝借して、カフェに衣替えした『井筒屋』さんを振り出しに『味匠 きっ川』と古い町屋を巡り、村上牛の専門店『やま信』で昼食。僕は牛刺し丼をいただく。マグロの赤身のようにさっぱりとしたお味。娘はサイコロステーキだったが「やわらか~い!」と感嘆。軒の風干し鮭に惹かれて『永徳 鮭乃蔵』で買物をし、黒塀の町並み安善小路を抜けて出発点に戻った。

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 ひと汗かいたところで日本海に面した瀬波温泉に浸かって一休み。小さな露天風呂からは水平線が一望。天気が良ければ落日を拝めたのに・・・残念。そこから一路新潟市内へ。お寿司の街の人気回転寿司で夕飯。ノドクロ目当てだったのに残念ながら旬をはすしたらしい。活イカがプリプリして旨かったなぁ。

 夜半、盛り場古町界隈のジャズ喫茶スワンを覗いてみるもお休み。毎年JAZZストリートでお世話になっているW田さんに一目と思ったが、またの機会ということに。そうして長かった1日の締めはNEXT21ビル19階のイタリアン『IZAYOI』。眼下に一望する夜景を肴にいただく一杯はなかなおつでした・・・。

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 翌朝目覚めれば雨。そこで娘の提案は朱鷺メッセ万代島美術館。昨夜のタクシーで男鹿和雄展の割引券を戴いていた。ジブリアニメの背景を描いた絵職人ということでちょっと期待。開館前に朱鷺メッセ最上階から市内の眺望を楽しむ。街の中心をゆったりと信濃川が流れ、河口の先には日本海が広がっている・・・雄大なロケーションに感服。個展は膨大な点数とその細密さに圧倒され、久々に芸術の秋を堪能した。そこで娘、トトロの舞台になった家の前でパチリ。

 続いて娘にせがまれ伊勢丹へ。財布を握り締めて冷や汗をかく僕を横目に、恐るべし、目を輝かせる彼女のテンションのボルテージは天上知らずに上がっていった・・・。昼食を済ませると姫、こんどは舞踏会の後の如く大人しくなり、軽くドライブして行き着いた福島潟では「もう歩きたくない!」とぐずり。しまいには「おいしいジェラートはどこなの?!」と怒り出す始末。今日一日降ったり止んだりの秋の空を彼女がそのまんま映している。そんなこんなで帰途に着いた。磐越道の上り、助手席のお天気お姉さんは口を開いて寝ている。・・・思いつきで出かけた小旅行。案外悪くなかった・・・かも・・・。


工人祭り!

2009-06-24 12:58:03 | 旅行記

Pict0010 6月14日、奥会津三島町へ。前日から催されている『工人祭り』。岩手から常連の陶芸家K野くんが参加している。ということでドライブ・・・。坂下ICでにわか雨にあったものの、それ以後はかろうじて曇り空。ゴールデンウイークに引き続き再会を果たし、なんとラテン・パーカッションのチャボさんにまで遭遇。なんでも、子供たちを集めての体験講座なんだそうな。それにしてもよくぞこんな所まで・・・。高速料金1,000円の効果もあってか、想像以上の大にぎわい。2,000人の町に2日間で4万人もの行楽客が訪れたらしい。地元スタッフはてんてこ舞いの様子・・・。若葉萌える山間に、悠々と紺碧の水をたたえる只見川。久方ぶりに娘と、その神秘的な風景を堪能した・・・。

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岩手・秋田再訪!

2009-05-06 03:39:29 | 旅行記

5月2日から4日、ふと思い立って、3年ぶりに岩手と秋田の友人を訪ねた。高速道路一律1,000円の恩恵をありがたくいただく。鶯宿温泉での天空露天風呂、『髭』の焼肉と冷麺、小岩井牧場、旧友の陶芸工房にてロハスな晩餐。盛岡市内、昼はレトロなカフェ、夜は場末のバーでのひととき。八幡平から田沢湖、更に旧知との交遊。そして角館の武家屋敷、比内鶏の親子丼と稲庭うどん。ゴールデンウイークを2泊3日の駆け足で満喫。近頃元気になった娘との道中・・・。S智江ちゃん、みんなで一緒にいたのに写真撮るの忘れました。ゴメンね・・・。

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