goo blog サービス終了のお知らせ 

いのっちのブルースは絆

ブルースハープを吹きながら歌う「いのっち!」のブログです。音楽と関わりながら家族や友人達と楽しむ日々を綴ります。

ライブスケジュール

1月17日(土)13:00~14:00 新潟ジャズストリート          ふくわうち滋烈亭◆新潟市中央区西堀通3番町258       TEL025-229-6700                         料金◆1,000円(フリーチケット)

霧に沈む町

2007-02-27 13:07:31 | 母のこと

 日付は少しさかのぼる。18日、日曜日。恒例の母のお見舞い。今年は猪苗代も雪が少なく移動がしやすい。峠を越えて湖畔を横切り山手のクリニックを目指す。辺りに霧が立ち込めて見通しが悪くなった。真冬にしては温かい気象が、たっぷりと湿気を含んだ空気を麓まで運ばせたのだろう。

 近頃の母はすっかり調子が回復して外出を楽しみにしている。生憎の天候ながら母を乗せて出発することにした。遠出するのは諦めて、町外れのスキー場傍まで走る。磐梯山の裾野、東西に伸びた県道沿いにアンクルがある。イタリアンなのにアンクルとは腑に落ちないが、由来を詮索するまでもないだろう。お昼前、ガラス扉の内側には未だCLOSEのプレートが掛かっていた。しかし中には人の気配。扉を開けて声をかけてみる。「やってますかぁ。」すると白髪のオールバック、体格の良い店主が現れた。「いいですよ。まだ開けてなかっただけだから。」張りのある低声が返ってきた。僕がプレートを指差すと、彼は勿体をつけるようにOPENの面を表に返す。母を車椅子に乗せ戸口に戻ってみれば扉は閉まったまま。彼はとうに奥に引っ込んでいた。相変わらずそっけない人だなぁ。

 店に入り明るい窓際を選ぶ。席をひとつ引き、車椅子をそのままテーブルに着けた。すると彼「後ろの席が座れなくなるから・・・。」と言いながらその椅子を通路側に動かす。僕は少し複雑な気持ちになった。気位の高いオーナーシェフ。客あしらいはあまり得意ではないらしい。

 「いらっしゃいませぇ・・・。」微かな声と共に女性がやってきた。ご出勤が遅くなったらしい。そそくさとお冷を出し、注文を聞いてからテーブルセットをする。すると彼女、赤いギンガムチェックのクロスに僅かな汚れを見つけ、慌て拭き取った。それから他のテーブルの上を拭いて回る。「あら、こっちも綺麗に拭いてくれたらいいのにねぇ。」母が言った。僕は黙って目配せをする。・・・つい先だっての妹の言葉がよみがえった。「うちのTくんは気難しいの。お兄ちゃんにそっくりだ・・・。」彼女には4人子供がいるが内2人は男の子。その息子の悪い癖だけは何故か僕のせいになるらしい。細かいことにささくれ立つのもいい加減にしておかないと、いつまでも厄介の本のように言われてしまうな・・・。

Pict0052_2 Pict0051_2

 程なくして料理が届く。グリーンサラダ、アルフレードのスパゲッティ、ポークのミラノ風クリームソース、ピッツア・マルゲリータ。アルフレードとはローマの老舗の名前らしい。クリーミーなソースのパスタに細長く削り取ったパルメザンチーズをふんだんにまぶしてある。シンプルでいて面白い食感。ポークはパスタにあまり興味がない母のために選んだ。柔らかい肉にこってりとコクのあるソースが絡む。「食べたら?」彼女は一皿ほとんどを平らげて最後の一切れを僕のために残した。珍しい気配り。単に満腹になっただけかな。ピザだけは今ひとつ。火が入りすぎて堅くなっていた・・・。デザートのチーズケーキやティラミスもいけるのだが単品でしか頼めない。お茶と一緒に追加すると高上がりになるので、今日のところは止めにした。セットメニューがあれげありがたいのだが・・・。河岸を変え、太郎庵でお茶を貰って串団子をいただくことにした。

 アンクルは見てくれのわりにはこだわりのあるお店。どちらかといえば男性的なとんがった味わい。厳選された素材が前に出て主張している。値段はファミレスの倍はするので懐具合の良い時に。ひとつだけ驚いたことにトイレが和式だった。僕は太ってから和式が苦手になった。古い店舗を利用したのだろうが、イタリアンなのにねぇ。


お正月

2007-01-08 18:54:33 | 母のこと

 元旦の夕方。猪苗代へ。鈍色にさざめく猪苗代湖の対岸、薄い雲をオレンジ色に滲ませながら日が落ちようとしていた。磐梯山は白い冬衣装。国道を外れ雪景色の中を進む。道路は雪で踏み固められていた。足回りから不規則な振動が伝わり、ハンドルを握る手に力が入る。程なくスキー・リゾートの入り口。駐車場はスキー客の車で溢れていた。ホテルをやり過ごし寒々とした唐松の林を抜けるとクリニックだ。

 病室のベッドに母は居なかった。廊下の突き当たり、扉のガラス越しに様子を伺う。奥の医療機の脇で彼女は横になっていた。入り口を開けて足を踏み入れる。ちょうど透析が終わるところだった。後始末をしていた看護士が、僕に気がついて母に話しかけている。それに応えるように母が笑った・・・。

 二日前、30日の午後、突然クリニックから電話があった。母からだった。めったにかけてよこさないので驚いた。「これから帰ってもいいかと思って。」そう言う彼女を僕は「元旦に透析が終わってからって言ったじゃないか。」とたしなめた。今年は日程が悪くそうせざるを得なかったのだ。「わかった。」彼女はあきらめて電話を切った・・・。母は病院のベッドの上で独り年越しをするのが寂しかったのだろう。僕は、年賀状や大掃除、お正月の準備といった自分の段取りの中で動いていて、うっかり彼女の気持ちを忘れていた。なんのためのお正月だったのか、胸が痛んだ・・・。

 母の身支度を終え車椅子を押しながら戸外に出る。木枯らしが容赦なく吹き付けた。急いで彼女を車に乗せ出発。辺りはすっかり暮れていた。ホテルの前庭に光のイルミネーションが輝き、宿泊客の旅情を演出している。緩やかな坂道を下ると磐梯山の中腹に明かるい帯が見えた。夜のゲレンデを照らす灯りだ。雪に閉ざされた北国の宵のしじま、幻想的な風景が闇に浮かび上がっている・・・。

 帰宅すると既に6時、病院ならば夕食の時間だ。とりあえず餅を3切れいそべ焼きにした。母はそれを美味しそうに頬張る。病院では餅を食べられない。万が一の事故を招かないためだ。それゆえに彼女は毎年正月が来るのを楽しみにしている・・・。急いで雑煮の仕度にかかる。あらかじめ戻しておいた凍み豆腐、大根、人参を細切りにして茹で、一口大に切り軽く炙って湯通しした生鮭を入れて醤油と酒で味付ける。出来上がったら器に盛り焼いた餅と合わせて最後にセリを散らす。長年食べ慣れた母の味だ。

Pict0088_3  食卓におせちと雑煮を並べ、朱塗りの盃でおとそをいただく。母はそれを飲み干してお代わりせがむ。調子に乗って血圧が上がらなければいいが・・・。こんな正月がもう10年も続いている。今年は横着をして、煮しめもブリ大根も作らなかった。2人きりでは食べきれないのだ。「おいしかった。」そう言って母はこたつに入ったまま横になった。そうして漫然とテレビを眺めている。自宅で暮らしていた頃のくつろぐ姿。どうやら満足したらしい・・・。

 2日の朝はアンコールでまた雑煮。付け合せは、数の子と浸し豆、いか人参、茹でたこ。なぜだかお昼にはパンが食べたいという。正月らしくはないがトーストと紅茶、好物のアボガドとセロリのサラダを作った。そして夜はちょいと豪勢にすき焼き。少し余計かと思った肉もペロリと平らげた。3日の朝はとろろ、なめたカレイの煮付け、あさり汁にした。これで短い外泊の締め。

 お昼前、母を連れて再び猪苗代へ。恒例の僕の仕事初めがつつがなく終わった。クリニックを出て、車止めに向かいながら病室の窓に目をやると、母がこちらを眺めている。軽く手を上げると向こうも手を振ってみせた。機嫌がいいようだ。それでは、また来週・・・。通り過ぎるホテルの前、カラフルなスノーウエアに身を包んだ家族連れが歩いていく。屈託のない笑い声がこだまする。楽しい冬休みの光景。さて僕は明日スタジオで練習。さしずめ歌い初めというところか。人生悲喜こもごも、まんざら悪くもない・・・。


母のお買物

2006-11-28 20:02:43 | 母のこと

 19日、母の冬物のズボンを買いに猪苗代と郡山を往復。先週の荒天とうって変わって穏やかな日より。磐梯山が雲の帽子を被ってる。リゾートホテルを過ぎ、からまつの林の向こうにクリニックがある。

Pict0082 Pict0080_1

 お昼、母はトンカツとカキフライが食べたいという。なんと欲張りな。他に心当たりがないので『かつ丸』に寄る。車椅子を押してスロープを登る。「いらっしゃいませ。」僕たちの姿を見止めた女性店員がドアを開ける。さらに足元のカーペットを手際よく外す。そして一番近い席に案内してくれた。たまに行く店だがいつも応対がいい。少し年配の女性店員たちが愛想良くきびきびと動いている。以前、利き腕が使えない母のためにフォークを用意してもらったことがあったが、その次に訪れた時には「フォークの方がよろしかったですよね。」と気を利かせてくれた。心あるサービスだった。こういうことは普通チェーン展開しているレストランでは有り得ない。マニュアルにないからだろう。何時だったかラーメンの『K楽苑』でのこと。初々しい若い女性店員が車椅子の母に向かって「お冷はセルフサービスになっております!」と元気な声で言い放った。くるりと踵を返し颯爽と厨房に向かう彼女の背中を目で追いながら、僕は絶句した。マニュアルを諳んじているだけなのだ。多店舗で規格通りの激安ラーメンを提供するための効率化とマニュアル。そのために客は多少のことは我慢せざるを得ないのか。若いスタッフとマニュアルは現代において切り離せない関係らしいが、なにか置き忘れているような気がする。少し前にテレビのニュース番組で、熟年の店員が働くハンバーガーショップの取材があった。丁寧で気遣いのある応対が好評と報じていた。些細なことだけど商売の基本は接客にあると思う。経験に裏づけされた温かい心配りがあってこそ、親密な付き合いが出来るんじゃないだろうか・・・。

Pict0085_1  今日は、厚切りロースカツとカキフライを頼んで二人で分け合うことにした。母が「あれやんないのかい?」とゴマの詰まったビンを指差す。小さなすり鉢でゴマをする仕草を思い出したのだ。「へぇ~。憶えてたの?案外ボケでないんだなぁ。」僕がからかうと彼女は屈託なく笑ってみせた・・・。高級店ではないけれど値段もそこそこで美味しく、ボリーム満点。キャベツとご飯はお代わり自由。いい店だと思う。

 『うすい』に到着。店舗裏の身障者用駐車場に停めようとするが、空きがない。仕方なしに歩道側のスペースを利用する。ここはいつも気になっていたのだが、身障者ではない人が簡便に使って埋まってしまう。一度警備員に注意したことがあったが取り合ってもらえなかった。雇われた業者なのだろう。迷惑そうに立ち去っていった・・・。

 婦人服売り場で馴染みの店員を見つけて、暖かそうなズボンを選ぶ。裾上げに1時間。暇つぶしに店内を散歩する。病院の殺風景な景色の中で暮らす母は、ブランドのコーナーに飾られた色鮮やかな冬服を眩しそうに眺めていた。

 「こんにちわぁ。」と声がした。振り返ると、シンプルなモノトーンの制服にショートカットの女性が微笑んでいた。K子ちゃんだった。彼女は「いつもお世話になってますぅ。」と母に挨拶をする。きょとんとする母に「お友達だよ。」と耳打ちした。K子ちゃんはT.C(タイムレス・コンフォート)の店長さんなのだ。可愛い輸入雑貨や家具を扱う楽しいお店。贈り物を探す時には重宝します。良かったら皆さんもどうぞ・・・。

Pict0086_1  一休みに同じフロアのサロン・ド・テでお茶。ショーケースのケーキのデコレーションに惹かれてしまった。マロンタルトとベリータルトをオーダー。運ばれたそれぞれの皿に綺麗にチョコとベリーのソースがあしらわれている。そしてマロンにはチョコで出来たモミの木の葉、ベリーには小さなクリスマスツリーが飾られて・・・。そうか、もうクリスマスなのだ。淡いエンジのテーブルクロス、赤いナプキン、白いひいらぎの葉がアクセントになっている。しばし静かに雰囲気を味わった・・・。


猪苗代の氷雨

2006-11-18 16:25:14 | 母のこと

 12日、郡山市内を抜け磐梯熱海、更に中山峠を越える。断続的に小雨が降る。猪苗代に入ると、ちらほらと雪が舞い降りた。数日前、アッキーとK子ちゃんから猪苗代湖畔の「白鳥」で食事をしたというメールをもらった。それに刺激されて久しぶりに母と出向く。彼女はステーキが好物なのだ。クリニックを出発する頃には、みぞれ混じりの強風が吹きつけていた。

 お店までは15分程度だが、この天候では車の乗り降りも容易ではない。玄関前につけ、車椅子を階段の踊り場に置き、母をそこまで抱えて座らせる。出来るだけ濡れないように気をつける。この凍えるような寒さで風邪でもひかれたら始末が悪い・・・。日曜日のお昼だけあって、生憎の日和にもかかわらず客が入っている。窓際は段差があっておっくうなので中央のテーブルに着く。名物は磐梯牛。専門店にしては割安なのかもしれないが、数百円のランチに慣れた身には少々贅沢。母には磐梯牛サーロイン200gのセット。僕は倹約してオーストラリア牛の300g。メニューの「オーストラリア・・・」の文字がシールで張られている。おそらくその下には「アメリカ・・・」と表示されていたに違いない。こんなところにもBSE問題の影響が及んでいるらしい。母は数本入れ歯にしてから、とみに柔らかい肉しか食べなくなった。そしてもちろん美味しいもの。僕は牛肉を食べつけずに育ったせいか、いまひとつ肉の味がわからない。

Pict0120 Pict0118

 「お待たせいたしました。」焼けた鉄板の上に大きな肉の塊が乗り、ジューッと音を立てている。タレをかけると、更に賑やかに音が増して油が弾けた。香ばしい匂いが食欲をそそる。食べやすいように一口大に切り分けると、内側に肉の赤身がほんのり残っている。母は何も言わずに美味しそうに頬張っている。懐が寒いが、これも親孝行と胸の中で念仏のように唱える・・・。きれいに平らげて、食後に珍しくコーヒーを飲む母が「美味しかった。」と満足そうに言った。外食の時は少し刺激のあるものがお気に召すらしい。ともあれ、連れて来た甲斐があったというもの。

 帰りの車中、母は団子が食べたいと言う。先日「太郎庵」で買ったこしあんが気に入ったらしいので、町内のお店まで出向いて、売り場内のテーブルでいただくことにする。こしあんの「むかしだんご」は甘さが控えめでさらりとしている。もうひとつ「会津コシヒカリ団子」なるものがあって、みたらし、ずんだあん、くるみあんの三本セット。串に刺さった三つの内ひとつずつをはずして食べさせた。出掛けに看護士さんが「最近食欲が出てきて血糖が上がったので、ひとつ薬を増やしました。」と言ったことを思い出した。されば今日は買い置きの甘味はやめておこう。そんなことを考えていたら、母が不思議そうな顔をした。実のところ僕も今、血糖値を下げる努力をしているわけで、さてどうしたものか・・・。残った団子。持ち帰るしかあるまい・・・。

Pict0124 Pict0122

 帰り道、磐梯山は薄っすらと雪化粧。これから厳しい冬がやってくる。


燃える秋

2006-11-15 15:35:13 | 母のこと

 29日、かねてより楽しみにしていた裏磐梯の紅葉。母を伴って裏磐梯高原ホテルへ。猪苗代から登る道々、色づいた木々が視界に飛び込んでくる。さすが行楽シーズン、県外ナンバーが多い。五色沼の手前で渋滞。やむをえない。駐車場がごった返しているのだ。ようやく抜け出して桧原湖まで来ると、嘘のように街道が空く。なんなくホテルに到着。普段見慣れない観光バスが並んでいる。レストランの席が空いているか。心配しながら車椅子を押す。

 既に12時は回っていたものの、かろうじてテーブルに着くことが出来た。大きなガラス窓の向こうに秋のパノラマが広がっている。美しい。今日はお勧めランチが無いので、ビーフカツレツとハンバーグを頼んだ。病院での味気ない和食に閉口している母は、肉を調理した洋食を好む。牛肉を包んだころもがこんがり揚がっている。食べやすく切り分けてやると、美味しそうに頬張った。僕はハンバーグにナイフを入れる。独特の軽い手ごたえ。メニュー選びに迷うと必ずハンバーグを頼んでしまう。ちょつと子供っぽいが、このジューシーな肉の柔らかさが好きだ。荒引きで、ナツメッグが利いているとなお良い。食後のコーヒーをゆっくりいただいて、庭に出た。

Pict0001_14 Pict0002_11

 テラスの先、沼の淵まで歩を進める。天候が良く暖かい。穏やかな風が顔をくすぐる。対岸の向こうに鎮座する磐梯山の広大な後姿。裾野を彩る赤や黄に輝く森。一番良い季節だ。母は眩しい眼差しで遠くを望む。こういうひと時の安らぎもいい。世事を忘れて大自然に溺れる。木々の息吹を吸い込む。命が洗われる・・・。

Pict0005_12 Pict0007_6 Pict0008_5 Pict0009_5 Pict0010_5 Pict0013_6 Pict0014_3 Pict0018_5 Pict0022_4

 翌週5日、またも晴天の日曜。行いが良いのはいったい誰だろう。猪苗代町内を磐梯山の麓に沿って西へ。スキー場の入り口近くにイタリア料理アンクルがある。名前の通りおじさんがひとり、厨房で孤軍奮闘している。次々と押し寄せる行楽客が畳み掛けるように注文を出す。若いウエイトレスが走り回る。ようやく出された野菜サラダとオリジナルビザとズワイガニのクリームパスタ。体調の良い母は、半分を綺麗に平らげた上にケーキが食べたいと言う。ティラミスとチーズケーキにカフェラテをいただく。これでお土産にお饅頭を買ったら、きっと看護士さんに叱られるな。

 あまりの良い陽気に誘われて、天鏡台に登ってみた。眼下に広がる猪苗代湖、背後にそびえる磐梯山。そこに鮮やかな紅葉が映える。途中に広がる牧場。数頭の馬が気持ちよさそうにしている。近辺を存分にドライブしたあげく、母を送り帰途に着く。少し遊びすぎたようだ。猪苗代湖の湖畔に夕日が沈んでゆく。暮れ具合が早まった。追いかけるように夜のとばりが降りる。冬が近づいている・・・。

Pict0039_2 Pict0038_2 Pict0041_2 Pict0044_3 Pict0046_4 Pict0047_2 Pict0050_1 Pict0053_2 Pict0054_3