映画の『ダイ・ハード3』だったと思うが、トンネル工事の作業員がサラリと歴代大統領に関するクイズに答えてしまうシーンがあった。
『ナショナル・トレジャー』も歴史オタ的なエンターテイメント作品である。
アメリカの人はこういう知識に物凄くこだわっているような気がする。
特にそれを感じるのはスポーツ・トリビアだ。
デビューから連続先発しているクォーターバックで○○勝以上挙げたのは彼が何番目だとか、まあそういう細かいデータが大好きだ。
NFLの試合などを見ていると1試合に必ず1度はその手の情報が紹介されるプレーが出てくるくらいだ。
このオタぶりは半端じゃない。
なぜアメリカ人はそういう記録にこだわるのだろうか。
私は、アメリカ合衆国が『歴史に憧れている』と考えている。
アメリカ大陸がコロンブスによって『発見』されたのが1492年(いよ~国が見えたとコロンブス、とゴロで覚えた)
ネイティブ・アメリカンから土地を奪って植民地化したあと、独立戦争を経て独立宣言を出したのが1776年。
建国してから250年にも満たない、歴史の浅い国なのである。
それに対してヨーロッパ諸国はギリシャやローマ帝国で考えたら紀元前からの歴史を誇る。
ゲルマン系の国でも1500年くらいはある。
私はこれがアメリカにとっての大きなコンプレックスだったのではないかと考えている。
歴史の無いものをつくる事はできない。
そもそも他人の土地を奪って作った国だからインフラも何もない。
遺跡だってもちろん残っていない。
だから、彼らは浅い歴史の中で『記録されるもの』をアウトプットするのにこだわったのではないか。
その中でも4大プロスポーツは他国とのハンデが無い。
いやそれどころか独自に発展させてきた文化なのだ。
だからこそ、彼らはスポーツ・トリビアには特に熱心なのだ。
他国からみたら正直なところ『ど~でもいい』話だが、それを歴史として祭り上げる事で彼らの自尊心を満たした。
そんな気がするのである。
まあ、中には自国に無い歴史を捏造する国もあるのだから、それと較べたら可愛いものだが。
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『ナショナル・トレジャー』も歴史オタ的なエンターテイメント作品である。
アメリカの人はこういう知識に物凄くこだわっているような気がする。
特にそれを感じるのはスポーツ・トリビアだ。
デビューから連続先発しているクォーターバックで○○勝以上挙げたのは彼が何番目だとか、まあそういう細かいデータが大好きだ。
NFLの試合などを見ていると1試合に必ず1度はその手の情報が紹介されるプレーが出てくるくらいだ。
このオタぶりは半端じゃない。
なぜアメリカ人はそういう記録にこだわるのだろうか。
私は、アメリカ合衆国が『歴史に憧れている』と考えている。
アメリカ大陸がコロンブスによって『発見』されたのが1492年(いよ~国が見えたとコロンブス、とゴロで覚えた)
ネイティブ・アメリカンから土地を奪って植民地化したあと、独立戦争を経て独立宣言を出したのが1776年。
建国してから250年にも満たない、歴史の浅い国なのである。
それに対してヨーロッパ諸国はギリシャやローマ帝国で考えたら紀元前からの歴史を誇る。
ゲルマン系の国でも1500年くらいはある。
私はこれがアメリカにとっての大きなコンプレックスだったのではないかと考えている。
歴史の無いものをつくる事はできない。
そもそも他人の土地を奪って作った国だからインフラも何もない。
遺跡だってもちろん残っていない。
だから、彼らは浅い歴史の中で『記録されるもの』をアウトプットするのにこだわったのではないか。
その中でも4大プロスポーツは他国とのハンデが無い。
いやそれどころか独自に発展させてきた文化なのだ。
だからこそ、彼らはスポーツ・トリビアには特に熱心なのだ。
他国からみたら正直なところ『ど~でもいい』話だが、それを歴史として祭り上げる事で彼らの自尊心を満たした。
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