ありがとうって気持ちはあるけど

ガンになられた方が、闘病とは別のストレスとして「周りからのアドバイス」を挙げていた。という、知人のSNS上の投稿を見て、激しく共感した。

 

障害児育児に関して、家族からあれしたらこれしたら？役所にはかけあったの？こんなサービスがあるわよと、様々なアドバイスをいただくのだけど、正直に言うと、どれも全て知っていて、問い合わせ済み。もちろん、気を使って言ってくれているのは解るし感謝してる。

 

ただ、当事者にしか分からない行政側の仕切りの悪さや不便さを何度も経験していて、使えないものもある。それを説明すると「せっかくのアドバイスを拒んだ」となる。

 

言葉は悪いけど、思い付いたまま提案できる距離だからこそ、どんなに大切に思ってくれていても、表面的なアドバイスになりがちだ。そして、それが本人を苦しめる。

 

役所は「縦割り」の仕事だから。仕方ないけど、今まで何度も何度も同じことを説明させられた。弱音を吐けば、言葉が足りないんじゃないかって言われるけど、最近はそう思われても別にいっかって思えるようになった(笑)。

 

高校時代の恩師が言ってたな。

「分かってもらわなくていい」って。

 

この言葉の裏の深い意味に最近は救われてる。