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ふくい中学生アートリンピック展~福井県中学校美術部合同展~(福井県)②

2011年08月16日 | 交流批評会

ふくい中学生アートリンピック展~福井県中学校美術部合同展~(福井県)
(第2回)平成23年8月9日(火)~15日(月)AOSSA 5階 福井市地域交流プラザ(ギャラリー)

美術部交流会 8月13日(土)

兵庫県明石市立魚住東中学校美術部顧問の先生が、全国中学校美術部作品展メーリングリストに投稿したレポートを編集しました。

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8月13日(土)pm1:00~pm3:00

福井県の美術部員が集まって、美術部交流会が開催されました。プログラムは『6名ほどのグループに分かれ交流鑑賞会』『審査員でもある、制作活動をされている地元の高校の美術の先生が描いた大作を持ち込んでの、ミニ講演と質問会』です。お盆の土曜日ということもあり、40人弱の参加でしたが、様々な刺激を受けた機会になったように思います。福井県の先生方のお計らいで、魚住東中の二人の部員も、交流鑑賞会に参加させて頂きました。

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・交流鑑賞会

それぞれの顧問の先生がグループに一人づつ付き、司会をします。会場をある程度の区画に割り、区画毎に対話による鑑賞をし、全グループが同じ方向でローテーションで会場を一周すると言うものです。

①みんなで一通り作品を見ます。(眺める→近づいて→立体など触れて見て…と顧問の先生が導いていきます。)

②鑑賞する区画に自分の作品がある人は、まず自分の作品のコメントを述べます。

③その後、みんなで意見交流をします。「この作品のここが良い」と、みんなで良い所探しをするのです。(顧問の先生が気さくに司会をされ、初対面同士の固い生徒達の表情をドンドンほぐしていかれます。)

④顧問の先生がコメントを述べた後に、気に入った作品にメッセージカードを記入して作品横のメッセージカード入れにいれ、(小さな丸い)気に入ったシールを名札に張ります。

顧問の先生同士よく話し合われて、よく練り上げられた鑑賞会でした。

・ミニ講演会

生徒達には、一生の思い出の一つになるぐらいに強いインパクトがあったようです。大人の本気の作品の本物を見て、本人から生の声を聴いて…自分達の作品を見て回った後の、この企画は、本当にタイムリーで、生徒の心をしっかりと捉えていました。

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明石から片道4時間の長旅でしたが、心の中は「心地よい清々しさ」で満ち溢れています。それ程、作品に込められた『中学生の純粋な魂』は、美しかったです。作品が出てくるまでのプロセスを大切にした=「自分の思いを、何をどのように描いて表現しようか?」を大切にした=作品が多く、とても好感を持てました。これで、9月30日まで「自分が一番大切だと思うところを、しっかり描き込む」と、アートクラブグランプリが楽しみです。

今後の福井の大躍進を予感しつつ、また祈りつつ、福井の先生方に感謝申し上げます。有り難う御座いました。

以上、ふくい中学生アートリンピック展・美術部交流会のレポートでした。

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