新刊と続編とリメイク

技術：横山です。

 

今年2023年は藤子・F・不二雄こと藤本弘氏の生誕90周年という事で、誕生日の12月1日近辺から色々な企画や商品展開が予定されています。

先ずは11月1日から神奈川県の藤子・F・不二雄ミュージアムにて特別原画展が開催。

12月1日には9年ぶりの新刊、「ドラえもんプラス」の7巻と幻の作品「ドラミちゃん」が発売されます。
プラスの方は今まで発売されたてんとう虫コミックスで未収録の分の単行本化でドラミちゃんの方はドラミちゃんが登場するエピソードを集めた
セレクション版で、ハッキリ言うと大全集版を全巻持っている身からすると特に買う必要は無いのですが、本棚のバランス的には必須なので、買うと思います。

来年以降の話にはなりますが、2024年春には今年NHKで放送された「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」のシーズン2のとして全8エピソードの放送が予定されており
第1報ではそのうちの4タイトル分が発表されています。
因みにタイトルの内訳は

エスパー真美の原型とも言える「アン子 大いに怒る」

偶然巨大ロボットを手に入れたお爺さんが主人公の「鉄人をひろったよ」

地球を訪れた宇宙人に生贄に指名された冴えない浪人生が主人公の「いけにえ」

タイムマシン開発に男とその友人を描く「あいつのタイムマシン」

と秀逸なオチを持つ作品が多く残りの4作品も期待が持てます。

最後はこれも2024年配信予定の作品で「T・P・ぼん」。

原作は1978年から1986年まで断続的に連載され最終的には作者永眠により未完となった作品で、1989年に日本テレビ系列で2時間のアニメが制作された事もありますが、
未だにDVD化されていない幻の作品と言えます。

ネットフリックスで全2シーズンに渡ってアニメ化されるという事なので多分原作の第1部・第2部で分けるのだと思いますが、どっちも面白いのでかなり楽しみにしています。