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東北太平洋沖地震 2度目のボランティア活動 in 宮城県亘理町

2011-09-12 21:42:29 | Weblog
週末の金曜日の夜仕事を終え帰宅し、食事、洗濯をして
夜の品川へ。23時過ぎに到着。

2度目の東北のボランティアに参加。

今回は「LSAという東北太平洋沖地震生活支援協会」の
http://www.life-support-association.org
復興支援ボランティアバス 1泊3日に乗り込んで現地へ!

マイクロバスで行くため、参加人数は20名。
今回の参加者は、男子10名 女性10名
ボランティア初参加者も10名近く居ました。

当日の16時にキャンセル待ちの連絡があり、急遽参加した
女性も居られました。
その他団体のボランティアスタッフ数名。

今回は事前に現地参加の場所が数日前に告知されており
-仙台いちご再生支援プロジェクト-
http://onemore.itigo.jp/index.html
の年末のいちごを出荷目指している農家のお手伝い。

まだ、ビニールハウスさえ出来ていない状態から再起をかけ、
今一度いちご作りを始めようと決意している状態。

素人ではあるが、そんな私達がこの農家の再起をかけた
ものをお手伝い。

本来は土を混ぜて準備する予定だったそうですが、
混ぜる土が届かない為、ビニールハウス作りを!!

炎天下の中、このビニールハウス作りにも、試行錯誤。

そんな中、スイカの差し入れを頂きました。
本来はこのようなことをして頂く必要はないのですが
出して頂いたからには、ごちそうさまです!と
大きな声で頂きました。


そのスイカの美味しいこと♪
今までの人生で食べたスイカの中で一番美味しい!!
スイカ自信の美味しさ、今日の天気の良さ、みんなで労働を行っている中
と全てがマッチしたのが、一番の大きさの原因と思います。

大勢で食べるスイカの美味しさ、忘れていた感じがします。

当日の残りの作業を終え、バスに乗りお風呂へ行き、本日の宿泊地へ!

宿泊地は東松島にある「野蒜(のびる)小学校」

移動の時には辺りが暗い為、被災地の状況がわからなかった
のですが、小学校に着くと、入口1階の天井や会談に
それらしきつめ跡が。


お話を聞くと、ここは校舎に非難した子供は津波から
逃れるられたけれど、体育館に非難していた子供は大勢
被害にあった小学校だということでした。

TVの映像を見た覚えがあり、その小学校だったのかと
思いました。

宿泊は2階より上からになっていました。
夜、食事の際に参加者の自己紹介などがあり、少しお話
などもありました。


これは、宮城県亘理郡亘理町に伝わる郷土料理「はらこめし」
希望者が購入し頂きました。


翌朝5時に起床し、近所や体育館などを見て廻りました。

ここに着いたのが暗い時だったけれど、朝見渡すとまだ
被害の後がクッキリと。
体育館も見てみましたが、被害の後が。顕花など行われており、
お線香をあげさせて頂きました。


時計の時間が、その時を示したままに!


水位が2階ギリギリまで来ているのがわかります




このあたりは、報道で見た通りのまま。

校舎の屋上


校舎1階の教室天井ギリギリ部分まで水位の跡が。


この裏手には幼稚園もあり、まだ被害のまま全く手付かずの
状態でした。

前回岩手の大槌町にも行きましたが、たった数mの差が、
全てを変えているしまっていることのもどかしさが。

校舎の裏手には坂があり、そこを数m登るだけで被害
あわなかったと思うと。。。

今回宿泊した「野蒜(のびる)小学校」は被害地域である為、
まだ水などは飲むことは出来ないようでした。

小学校周辺




今回初参加の方たちの為ということもあり、ボランティア
活動前に被害場所をバスで!
やはり数mの差が全てを物語っていました。

昨日の農家にて日曜日も活動。
この日当時の状況や写真まで見せていただきました。
床上浸水で150cm以上の状況だったそうです。

所有の車は全て流され、ビニールハウスも流されたそうです。
今、辺りには整備されていない土地も見受けられる状態です。

小雨が降る中、農家の作業の凄さをみんなして感じながらも、
少しでもお役に立てるように作業を行いました。
お昼には雨も止みました。

おにぎりも少しご馳走になりながらも出来るだけの作業を
行いました。





作業を終え、帰り支度。
本日は9月11日。

アメリカの同時多発テロ事件から10年。
東北太平洋沖地震から半年。
14:46本来はサイレンが鳴る予定だそうですが、復興が
追いついておらず、近所のお寺のスピーカーも壊れたまま
だそうで、サイレンは聞こえませんでしたがみんなで
黙祷を捧げました。

こんな時に現地にいることを思ってもいませんでした。
あまり日時等を考えている余裕がなかったので。f(^_^;

とにかく集まった時は全く知らなかったみんなの力で、
出来るだけのことは出来たと思います。
まだ、生産開始までには至りませんが。

しかし、このビニールハウスが完成した姿。
ここの農家のいちごが市場に出回るようになれること。
とても楽しみで仕方ありません。

これも復興へのボランティアであることをしみじみ
感じました。

500円のステッカー募金


本当にお手伝いできたこと、ありがとうございました。
みなさんが本当の笑顔を見せることを楽しみにしています。

今、ボランティア参加の人数は減少しているそうです。
多分、個人参加を受け入れる口があまり無く、また参加
するにも交通手段問題などがあると思います。

今回も名古屋からの参加者も居ましたが、全国に参加したい
と思っている方たちは沢山います。

今、ボランティアバスで、団体受け入れの状態が増えて
いるようです。
一度、ネットで確認してみてください。
西日本でも、バスが出始めているそうです。

やることはまだ沢山あります。
今の時期は、沢山の人の手作業が必要です。
何か余っている時間などあれば参加してみてください。

今まで自分自身に見えなかったものが、沢山発見
できました♪

今回は直接現地の方と触れあえたこと。
前を向いて第一歩を踏み出された方の後押しを
わずかながら出来たことがなによりに思えました。

帰るときには、参加者みんな仲良くなっていました。
今回も素敵な方々とお知り合いになれました。

これからも、よろしく!!

頑張ろう、ニッポン!!

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