goo blog サービス終了のお知らせ 

ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

オン専同人のメリットとデメリット

2019年03月31日 | サブカル・同人誌関係
ここ数年、と言ってもコミケ参加をやめてから、もう10年になります、
いわゆる「オンライン」の活動のみでした。

「同人誌即売会」に参加し続けるのってまあ大変ではありますね…;

結構、「条件」は厳しいと思います。
コミケにはまず抽選あるもんね。「前に活動していたか」「ネームバリュー」もあって
ちょっとフランスのサロンとか、英国だとロイヤルアカデミーみたいになってきてるんだよなあ。
コミティアもそういう部分はあります。「村」というか、それはそれで1つの「界」で
「デビュー」て言葉が用いられる枠組み。
大きくなった証拠でもあり、長くつづいているとそうなるのね。

出続ける根性よりは「環境」「状況」は大事であります。
リアルの仕事、住んでいる場所、家族関係、経済的事情、
時と場合によっては、どんなにオフ活動大好き、第一!でも難しい。
心身ともに健康でもいないといけない。
大勢の人に会う、混雑するイベントは、メンタル弱い時は「過酷」ですし
肉体的にも随分体力を使います。
HP/MPリアルに削られます。サークルで出るならなおさら。


そんな中、それでも少しは趣味に関わっていたい…
もっと気軽でいい、時間がない、
大勢に迷惑かけそうで人前に出れる自信がない
お金がまずない、赤字出すとわかっているなら無理…

てな場合、

「オンライン」
ネットだけで活動しようと思えばできる、これは便利で
さすが、恵まれた時代になったもんだと思っていました。


が…

便利な一方で、オンラインにはデメリットもありました。



まず、「いいね」の評価(していただけるって本当に贅沢な話なのですが)
なぜか逆に寂しさを感じてしまう…というところです。
Twitterにしても。Pixivにしても

結局は「検索タグ」と検索ヒット、「いいね」の数…つまりは数字。
それに加えて昨今、プロアマボーダーはどこまでも壊れているので、
「同人誌をやるならきちんと営業活動を怠らず、営業成績を伸ばして」
なんだかそんなものが見えてしまう、
(でも一方でそれを勘違いして「じゃあ自分の写真集を売ろう」とした女優さんがコミケの理念ジレンマで叩かれる…)

オンライン10年やって見えてきたのは、決して理想的なものだけではありませんでした。

自分に直接言われてはいない情報やアドバイスをふと目にして
「ああ、今はこうしないとダメなのか」
「じゃあ、自分なんか無理」
そんなことは無いはずなのですが、バズってくるものが多ければ多いほど
それをミュートすることもできず
「つい」目にする情報に振り回されたと思います。



オンラインで一番大事なのは
「いいね」のあの記号や1つのポチ、アイコンの向こうに
きちんと「誰か」「顔」を見るスキルに尽きると思います。
そんなこと言っても、データとリアルの間に谷はあるんだけど。

一方、やってはならないのは
「点数」「偏差値と競争」を盲信してしまうことと
誰かの音頭に踊らされ、排他性を持ちすぎるようになること
クールでいる必要がある。
もしかしたら、SNSは「見たくなかった」「知りたくなかった」ことも容赦なく押し売りして
大きな誰かさん達だけが儲けてるシステムかもしれない。
と、いうことは
芸術(創作)理論からするとアレは芸術家肌の人ほどあんまり合わないものだよなあ、と思います。



さて本年度よりまたオフ、即売会に戻ってきました。


どっちもそれぞれ良いとこは活かしつつ
しんどくならないようにしつつ
新しい時代を生きよう。

前に進もう

もう新しい元号だからね。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次回は5月関西コミティア

2019年03月27日 | サブカル・同人誌関係
関西コミティア、5/26のに参加します。
ゴールデンウィークにコミックシティがあって、印刷所はSCCに連動して動くんですが
そこはキツイです。
なぜなら今やってる仕事も
5月のゴールデンウィーク合わせだから…(同人誌とは全然関係ないけど)

コミティアはさすがに社会人配慮というか
その時期を外してくださるので出やすいです。

名古屋で出した新刊は
久々に解像度をミスして350dpiで作ってしまい
グレスケでごまかしたので
今きちんとトレスし直してます。

2冊しかなくて机が広すぎたので…
5月までにあと2冊あるといいなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関西コミティアの現場詳細

2019年01月29日 | サブカル・同人誌関係
約10日後のレポートになってしまいすいません;


関西コミティアに前回出たのがいつだったのか
Circle.ms見たらちょうど五年前の春でした。
五年前と変わったかというと、会場がインテックスになった?程度ですか。
インテックス大阪は、私は以前、「全ホール制覇」というのをやっていたんで、特に問題もなく。
台風で被災して引っ越したのでむしろイベント会場近くなって行きやすいです!

相変わらずだな、懐かしいなあと思いながらも
何の苦もなく開始から終了まで;
やっぱそこは慣れたもんすわな…
当日はコミックトレジャーと他にもなんかのオンリーも同時開催でした。


コミティアに限らず、同人誌はジャンルによってはやっぱり
「言わずもがな」です。
なにをか、というと…

「女子しかいない」「男子しかいない」は当たり前
そこに「幅広い年齢層」か「若い人しかいない」「古参多め」
とか、社会でありコミュニティである以上、多少は差があります。


今回参加しましたのジャンルは実は初めて…ではないですが
「歴史」です。
う〜〜〜んと昔、投稿時代はやっぱり歴史モノをやってまして、そこでちょろっと参加
それから同人誌は長い間2次創作でコーエーネオロマに。
英国19世紀末で15年くらい前?にもやってたことあります。

あ、でもコーエーってゲームといえど元々歴史得意なゲーム会社だしなあ…


歴史ジャンルサークル数は全部で18ほど。
漫画だけでないです。研究本、小説、史跡旅行記
細々長〜く、ってサークルが多そう
うち1サークル、平安源平サークルがお休みしてて
あとは、明治後期〜昭和
三国志と戦国、海外史、江戸、古代、ミリタリ史

バラバラだ!見事にバラバラだ!

来る人に至っても…バラバラあああ!!
カオス。
まずもって、男性も多いし子連れも多いので(関西コミティアは子連れも安心)
「一般向け」です。

ちなみに関西コミティア
一番多いジャンルは
「イラスト」
ポスカとかグッズ、若い人多め
次が「ファンタジー」
が、ここもファンタジーイラスト多め?後ラノベもある

出張編集部に近いとこが「青年コミック」
で、「歴史」を舞台にしていても、時代小説や時代漫画の類で
別に史実人物無関係なのは青年コミックや少年少女その他BLとかにも散っております。

さてその、史実は一応、追う方
歴史ジャンルの年齢は結構高め。


鉄則は「ひたすら己の生きる時代を生きよ」のような気がします。
それぞれのサークルを覗くと
こらもうちょっとしたタイムトラベラーでございます。
十年前に出した本とか余裕であるんで…
マッタリマイペースは基本。


私が参加する前に想像していたのは
幕末サークルと戦国多いのかな?って感じでしたが
1サークルずつくらいで。
(そこらへんは関東のコミティアやコミケにはあるっぽいね)
それかいっそもう、あれだけゲームやらサブカルコンテンツありますから
メジャー志向はそっちで2次やった方がいいだろうしね。


そうでない、オリジナル歴史の面白さは
やっぱり自分解釈や独断でも
趣味風呂敷を広げる楽しさと申しますか
あとは、歴史そのものがやっぱり好きというか…
古今東西、美術から人のすったもんだに至るまで。

関西コミティア自体、魅力は
ひたすら「創作するとはそういうもんだ」とか「趣味とはそういうもの」
とかの、かなりプリミティブな状態であって良いとこかもしれませんね。

ティアズマガジンを見ますと、感想書いてるのが
30~50代

上は アラウンド還暦なので、「もういい年だし」という懸念は一切いらぬ。



それでまあ、結論として
「イベント参加を一回引退したい、休業したい」
「同人誌活動をやめたい」と思った方、

または「今活動したくてもムリ」て方
一回十分休んでいただいて、それからやっぱりまたちょっと出てみたい
「SNS疲れた」

そんな気になった時は
地方開催コミティアは「アリ」だと思います。
もちろんその時何かハマれるジャンルがあればそこが一番でしょうが
人間だんだん中年過ぎると、「もう10代と同じエネルギーとパワーで何かにハマれるほどの元気は無い…」
「そこまで金と時間が許さない」
てなってくる部分はあると思うんで
それよりかは、「くつろぐ活動」にしていったがいいのではとは思います。


はい、割とそういうの無関係です。

いい感じに続いていい感じ無事に
また次回、開催と終了の拍手できたらそれでいいなあ、って思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5年ぶりに新刊を入稿しました

2018年12月11日 | サブカル・同人誌関係
1/20関西コミティア54(インテックス大阪)
できたら2冊置きたいのですが

とりあえず1冊入稿。

Webの分の木堂さんのセリフ、一部変更になってます。
極力、文字数を減らしてもわかるように頑張ったかも

あと、あとがきに「日々訥々」(ひびとつとつ)

まあ、とりあえず形にしましょう。

5年前活動してた時は
本当もう、自信が無いやらどうしたらいいかわからないやら
でしたが

結構もう開き直ったというか
今更ですので
悔いの残らぬようにやるだけです。

古い人間なんで
やっぱりSNSで広報とか
SNS向きな作品を描けなかったり
SNSでもっと交流しなきゃ!て、やってはみるものの難しくて
「全然ダメじゃん;わはは〜;」て思いますが

躁鬱なのか、ちゃんと調べてもらってはいませんが
描けない魔の時もあるけど

楽しんで描いていけたらいいなあ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キャラクター追加中

2018年12月06日 | サブカル・同人誌関係
ショップも広告もやりつつ
「田原坂46」も2作目描いてます。


キャラ表に中村半次郎、桐野さん追加。


「西郷どん」では川路と桐野仲良くて
あああ…切ないのう。

でもシナリオでまさか性格を「説明」するとは思わなんだ。
クールな川路と熱い桐野、は同意なんだけど
そこは脚本でやって…(そんな尺が無いのですね)

あれもやっとけばよかったとか
後悔しないように、描きたいもんは精一杯で行こうと思います。
もう今更なので、好きなように生きさせて下さいという感じです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史オリジナル企画サイト更新

2018年11月23日 | サブカル・同人誌関係
なぜか
イラスト下の方切れた


関西コミティア用。

う〜ん

つまり歴史物というのは
フィクションで割り切った方が面白いね。

多分、いちいち突っ込もうとすると
全てにおいて難癖ツッコミできる。
自分でもわかってるので
「本当はこんなのない」が多くなってしまいますが

それを言ったら主人公と新聞社は嘘だから;
もういい、やりたいようにやりましょう。

もう残り人生悔いなく生きたいので

いいんだよ;

ぼっちすぎるほどぼっちで製作中。ひたすら。




ネオアン昔の作品はPixivにあげときました。

広告は案件いただきました>< なんか資料難しいけど頑張ります。

ネットショップは同時進行。
私のだけでなくて、息子と大阪芸大同級生らの作品も置きたいので、ぼちぼちやります。

ちょっと辛いことが多かったので、当分忙しくします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サークル「いりゅみなしおん」活動再開について

2018年06月13日 | サブカル・同人誌関係
ここ10年くらい、広告コミックをやってきました。

正式には2009年夏の本をもって一旦、活動ストップしたのですが
あれから9年。


2018年の夏から、同人誌活動再開ということで
今現在、あちこち整備作業しております。


サークル名は
「いりゅみなしおん」

元のひらがな表記に戻りました。

ジャンルはかつて通り。ネオロマ界隈で、たまに他もなんかあるかも…




ですが
広告コミックをやめたのではありません!
それはそれ。


オリジナルの「田原坂46」はこっちは幕末〜明治に絞り込んでいますので
まあこっちもできる限りやりたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンジェリークエトワール「サッカー入門」リメイク

2018年06月07日 | サブカル・同人誌関係
W杯開催までにやろうと思ったけど間に合わんかもしれん;

あと15枚くらい。

アナログ原稿のトーンはやっぱり拡大縮小できないですね;




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリジナル同人誌活動(再開)

2018年04月24日 | サブカル・同人誌関係
去年からぼちぼち始めております、オリジナル同人誌
本当は春にはイベント参加もしたかったのですが
広告の方が、自分1人で進められるものではないので、スケジュール調整に困ってしまってます。
イベント「合わせ」が同人誌だけだった時は1人ペースでよかったんだけどなあ

で、1作描いて今になって

タイトルは「雲よ」で一回切って、!をつけたがいいかもしれん
「雲よ、伝へて!」
う〜ん「!」は逆にウザい?
などと迷い中。

(やりながら決めるのどうかと思うが、いいのだ)

まあまだ印刷もしてないし
しばらく地固めするまで、Webで自前でフリーですので
こっそり変えていこう…

今時の漫画じゃない、古い、クソみたい
いろいろ自分で自分をバッシングするのだけは上手くなったので
自信はゼロやは、モチベーションは上がらんは、
「だから何なんだ」みたいな挫折感と虚しさはあるものの

そんなことに今更めげてもしょうがないよなあ
という感じです。


前に、オリジナルで参加した時
隣になったサークルさん(小説のみでしたが)
やたら「今時はねえ」「今時の同人誌はそれじゃダメよ」とか
「今時」意識の高い方でして(汗)
どっかで「テメエは絵を描かないから簡単に言えるよな!」て思ってましたが
そんなに器用じゃないので、それも今更どうにもならんです。
出来得る範囲での努力以外を「無理」と言います。

今時ではないかもしれませんが

どうせ話は明治10年なので「今時」でなくていい!
(なんて安心感だ)

明治という時代は、自分の好きな19世紀末でありながら
しかも洋の東西が混じり出して、カオスな感じで好きです。


完璧にはできませんが、楽しんでいただけたらいいな(うすら希望)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暗喩の系譜

2018年01月13日 | サブカル・同人誌関係
遅ればせながら「ポプテピピック」のアニメを見た。

これを「シュルレアリスム的作品ですね」というのは一番悪い批評だろうなと思う。
なぜなら、シュル的であるものの全てが、そういう学術的な上から分析によって破壊されるか
「ちげーよ!クソが」と言って先に逃げるかすると思うからだ。
「面白くない」と「最低の作品」という批評は、どちらも賛美になるが
哲学的に分析を試みるものだけが最悪。


昨年、ヒエロニムス・ボスからブリューゲル(ボス派)までを見た。
そのイメージソースとか、作品意図がどういうものかというのは
常に語られるところだろうけど、
なんといえるところでもない「それ」はどこから来たのか。
私はデュシャンからその先の先のネオダダ、そして無意識的であれ日本のポップ、サブカルに至るまでの「それ」は
多分、ずっと啓蒙主義的な正論のB面として佇んでいるんではないかなと思っている。
ブリューゲル派の元ネタはボスである
ボスの元ネタは何なのか
知ってる人、わかる人にはわかる。
それはロマン派、象徴派を超えて20世紀まで繋がっている。


ダダは去勢されたテロであろうし
シュルは宝物を隠してまわる諧謔だ。


作品には必ずテーマや意図があって、主体的にそのメッセージを「伝える」
という作品のあり方に対して
かの連中は感覚だけで会話を成立させてしまう。
かくして、郵便物は「絶対に届かないように」手配されたにもかかわらず
欲する人の元には嫌というほど届きまくる。
「でたらめを解読する側の身勝手な誤解ではないのか?」
そんな懸念なんか気にしない。
そもそも、最初っからそんなに重大な意味など含んではいない。
これはただ単に「感覚」と「姿勢」の問題なのだ。


最近若い層に「卍」というのが流行っていて
意味はというと特に無いらしい。
おそらくそれは感覚のみであり、大人が騒ぎ立てる程の意味など無いのだ。
「ありとあらゆる物事に、意味と正解が必要なの?」
感覚的であることとは
「理屈」に生きることでどんどん乖離していく。
大人になってしまいすぎると理解する必要はなくなるのだ。


暗喩自体が暗喩するものは、時代のフラストレーションだ。
その裏には言うに言えない無限のNGワードがあるにちがいない。
20世紀に何があったか。「意味」は何によって閉ざされたのか。
それを知るならば、私たちはできれば
「暗喩」をまだ楽しめる余裕を、持つにこした事はないのだろうと思う。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漫画の「裏街道」

2017年09月25日 | サブカル・同人誌関係
漫画の「表街道」てこれだと思うんですよ。


「大手雑誌の新人賞を受賞」>「何度か読み切り」>「雑誌連載」>「単行本発売」>「アニメ化、映画化など展開」

漫画家になりたいと思う時って結構
このパターンしか浮かばなかったり、そもそも漫画の学校の講師がこれなので
これしか浮かばなかったりします。

私は新人賞「佳作」の次、って時にどうしても描けませんでした。

というのは、その受賞作がプレッシャーになってしまい

「選者は○○先生か…じゃあ、こんな内容じゃダメだな」
とか、選者の先生や編集にどうやったら気に入られるか?
いや、むしろどうやったら「ダメ」て言われないか怯えていたと思います。

そこで悩みすぎ、前に進めなくなってしまった時でした。
ふと友人が2次創作同人誌を買いまくっている、と話してくれて
送ってくれた同人誌を読んでるうちに
これは楽しい、これはスゴイ!と夢中になり
同人誌即売会に行くようになりました。

そこはいわゆる、投稿組から見たら「裏」でして
当時は選者である先輩方は「他人のふんどし」「ありえない」「おつきあいしたくない人たちですね」
などと、否定的意見が多かったです。
私がアニパロでデビューした当時もまだ、風当たりは強かった。

投稿時代って周囲は自分より上手いライバルだらけ。
大学にまだいたのですが、そこも才能だらけ。
うっかり作品を読んでもらおうなどとすると、超専門的知識で
「こんなのダメだね、まずペン使いの基本ができてないから〜」とか「ストーリー構成が〜」とか
ガツンガツン、「ダメ」「無理」という否定しか無かった。
それはそれで真摯には受け止めるんですが、メンタル疲れてる場合はきついのですよ。
褒めてと言えるほどの実力ではないかもしれんけど
そんなゴミみたいに言われたら、かけた情熱と時間の分、心は折れる…。

ところが同人誌に入ったら、「山、意味、落ち」がなくてもOK。
「は?」て感じでした。目からウロコでした。
「あんたこれ何で描いたんだ」てのもアリで。
でも、とにかく当時の同人誌で何が楽しかったかって
「こんなのではダメだね」「もっとこうしなきゃ」「これは描くべきでしょうか?(キラーン)」
というのが、まるで無かったことでした。
驚くほど自由で、「突き上げ」のエネルギーを感じました。

あ、自分ダメじゃないんだ?って。
UVERworldの「一滴の影響」の歌詞じゃないですが
一番いけないことはさ、自分をダメだと思うこと。
そうこうしてるうちに「描けるんだったら描いて!」とかなってるうちに
知らん間、同人誌に参加してた、て感じです。
当然プロでないのでノーギャラwで休み無しな状態でしたが、
とにかく自由に描く楽しさを満喫しました。

私は一時、放送作家になりたくて
DJやビックリハウス(という投稿雑誌があった)に出したり
「放送文芸大賞」とか出してたんだけど、なぜかそっちも
佳作どまり、賞金もらった後はサッパリめっきり声もかからず
何が足らなかったのか、才能無かったんだろうけど、当時は「女性は無理」てのも多少はあって。
まあ、縁が無かったです。


同じ時期の投稿雑誌には、アニパロやOUTやファンロードがあって
実は弟がすでに月刊OUTの常連でした。
大学にファンロードで漫画やってる人もいて
…見られたら恥ずかしい!しかも堂々と二次創作でも良いというので、アニパロに出した感じです。
(けど載ったら結局見られるじゃん。アホなのか自分)

かようでございまして
ずっと「本道」「表街道」に行けないw


同人誌二次創作は「裏」

雑誌でも二次創作、アンソロなどは「裏」

携帯コミック、WEB連載は「裏」

広告コミックは「裏」

思えばずっと自分「裏」にいます。
裏って、ずっと何も評価されないです。
名前も残らんでしょうし、何とか賞とは永遠に無縁です。

でもこれ本当に裏?
裏って何?そう思うから後ろめたいだけなんでは?


その時その時行き詰まってもこれがある、
また行き詰まってもこれもある、と
「裏街道」の良さとは「無限の別解ルート」を見出せることだと思うんです。


最近思ったのはそれで

「裏」とか「ダメ」とか思っちゃいけないな
そもそも「表」てなんだよてことでした。

堂々と、それやって生きようかなってとこです。

どんなルートを歩いていても、
一生懸命であったことは事実だし

まあ、どんなルート、形であれ
漫画というミディアムを通して
何かを出せたら、それはもうそれでいいじゃないの?

そんなとこです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チャレンジ中

2017年08月10日 | サブカル・同人誌関係
人は実は「そんなに詳しく世の中全てを見てない」
のですよ。

「コンビニまで歩く」
を、自分の記憶だけで完璧に再現できたらすごいと思う。
どの位置に電柱があって、電柱にはどんな貼り紙があって…
頭にある「イメージ」だけの時は、何となく描けそう。
でも実際に描いて、実物写真と「答え合わせ」があるとしたら?
案外「あれ?どうだっけ?」て多いはず。
自分の履いてるスニーカーすら、見ないで描けるには1度〜2度描いて記憶しておかないと難しい。

文字で「彼女はスマホをショルダーから取り出して」
て書いてあっても、実際にこれを絵にするには
どんな彼女?に始まり、スマホまで「どれか」に決め
ショルダーバッグをディティールまできちんと描く記憶力
もしくは資料と技量がいる。

そういうの、無関係のファンタジーのようなものなら
自分で設定したものさえ覚えていれば良いのかも。
何でもアリにした方が楽しいっちゃあ楽しい。
漫画だし、実はその辺はもっと自由でいいのかもしれないんですが。

時代物になるとなおさらでして、
イメージとプロットではこう、というのがあっても
実際に描くには知識がいるわいるわ。

調べたら違ってたり、小物ひとつにしても「その時代には無い」もあったりで
学校で教わる知識なんてほとんど役に立たない。
自分恐ろしいくらいバカだなあ〜〜って思うほど
知らない事だらけです。

知識がいる、というと別に時代背景のみでなくて
今は新しいデジタルツールの使い方とか次々出ますもんで

「どこまでも」覚えることがあるんですよね…無限に。
ハードル高いわな、今から漫画描きたい人。
案外そういうのにさほどこだわらないで
アイデア優先の人の方が先に進めたりするのかもしれないけど。


ツイッターで「描いてたら後で史実と違うと判明した場合どうするか」
のアンケートをとったら
1位は「注意書きを書いとけばOK」
2位は「漫画としての面白さを優先」
3位が「史実を大事に」だったので、マニアックに知識をどうこうより
趣味をメインにしてもいいのかもね。

今は少しずつ勉強してちょっとずつ下書きしてるので
大幅に変更とか無いなら
秋には出したいなあ。


そして今月の本代がバカにならん…
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オタクの世界ですら生きられない」と思ったことがある

2017年06月25日 | サブカル・同人誌関係
同人誌業界は、昔とすっかり変わってしまったようでいて
しかも未だ文豪や芸術家の関係のそれとも似て、変わらない部分があるなあと思います。
やっぱりあれが1つの社会である以上は、人間関係の話になるんですが。
まあちょっとでも悩んでいる方のヒントになればなと思います。昔話ですいません。


その昔、と言ってもかなり昔。
まだ同人バブルの頃の、私がネオロマンスで同人活動を始める前の話です。

当時の私は「個人サークル」というのはやっておらず
友達の作るアンソロタイプのものに参加してました。(自宅にサークルチケットは届かないが売り子と執筆は手伝う)
オタクになった理由などは存じません。気づいたらそうなってました。

今のようにPixivなども全く無い時代です。印刷するにも、印刷代は今よりずっと高かったかと思います。
しかも「あまり薄くない本」を出すのが普通な時代でした。
お金持ちで本を印刷するか、執筆者を集めてチラシなどで予約を取り、資金を集めるか、
それか雑誌に投稿し、厳しい編集のお眼鏡にかなって掲載されるかしか作品を発表する方法はありませんでした。
アンソロ参加ならタダで載せてもらえるわけですから、それだけで嬉しかったわけです。


その問題は、多分私がアニパロに投稿して何度か掲載されるようになってからだったと思います。
アンソロ主催のサークル主様とギクシャクしてまいりました…かなり。

今なら、彼女の中にぐるぐる回っていたであろう思考が理解できます。

「一緒にやりたい」が「デビューするのは抜けがけに等しい」「私が褒められたいのに」「自分はどうせダメっ子」
「いいなあ…人気ある人、注目されてちやほやされたい、でも無理」「だって私は学校ではいじめられていたから」

これは想像ではなく、イジメに関する事実も、「いいなあ」も断片的に横で聞いてたボヤキを拾ったものですが。
当時はぶっちゃけ「鬱陶しい…」とは思っておりました。


で、
ある時、その子がスケブ描いてくれというので
通常の無理した明るいノリで「(雑誌に)載ってるやつ(キャラクター)にしてね!」と。
正式デビュー前で、巻末載りの頃です。(ムービックとの契約はまだの頃で)
まあ、頼まれるまま描きました。

ところが後日、全くの無許可で、そのスケブのイラストをコピーしたものに自分のイラストを添えてグッズを作られまして…
なんかこう、納得いかないものを感じてしまったんでした。
当然、そんなことのために描いたんじゃなかったので…
しかし二次創作なら著作権的クレームもつけられない。

当時の私は金がなくカツカツ。フルタイムでバイトして帰ってきて夜中3時まで1円にもならない原稿を描く、みたいなバカでした。
それでも、素直に描くことで喜んでもらえるんだというのが、孤独な自分には嬉しかったです。
でもそこに入り込む生活苦からくる黒いもの…。

一方、アンソロやってる彼女は「お嬢様」。今風に言えばニート。
朝食を親に作ってもらって「なんでこんなの出すの?嫌いなのに〜」みたいなワガママが許される。
私、親に朝食なんて作ってもらった記憶無かったですよ。

たとえ同じジャンルにいようが人は同じ環境ではないわけで
でもなかなか互いに比較せずにはいられない。
でもそんなことを言い出せるわけもなく。
まだジャンルに熱があった時はそれでもやっていけてたんですが…
冷めてくると途端、いろんなもの見えちゃうのね。

ちょうどそのお嬢に閉口し出した頃
よし別の人と別ジャンルで活動しよう!と思ったんですが
その頃デビューになりましたし、その子の本に描く責務からも逃れたいと思ったんで
そういう旨を告げました。

すると、「あなたも私をいじめるんだ」「やっぱりね、信じていたのにね、裏切るんだ」
みたいなことを言われまして。
それから、彼女はとにかく集められるだけの人に頼んで
私を同人誌の世界から追い出す為に頑張ったようです。
嫌がらせの数々をここであげても悲しいだけですけど。
(そこはまだ今よりずっとガキでございました)


何が悲しいて、リアルでも人づきあいはうまくないのに
私はオタクの世界でも生きていけないのか…
と思うとショックでありました。

でもこれ、逆?でして
実は「オタク同士だからこそ、一旦こじれるとお互いどうしようもない」
のだと思います!
芸術家同士の関係とか学んだ今だから言えるw
「ややこしい人同士の関係は普通の数倍ややこしい」



「ずっと続ける」継続は力だとは思いますが
あまりにもひどい状態までこじれた場合、一人で続けるのは逆に危険です。
同人誌って狭いようで広いし、終わるようで終わらないんでは。(上から相当な圧力でもない限り)
だから、人間関係の方でこれは無理、と思ったら一旦退却、も方法としてはあると思います。

今はSNSがある分イベントしか参加方法のない時代とは違うかな
良い時代なのか、希薄な時代なのかは難しいですが。
常に「初期値」で楽しくありたいです。趣味だものね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

30年前漫画家になりたい人が「ダメ」と言われていたもの

2016年07月01日 | サブカル・同人誌関係
世の中なんて本当に変わるものさと思います。

昔はこう言われてたなあとふと思い出すあれこれ。
30年前、少女漫画雑誌に投稿したり、アシスタント関係や
漫画家目指す同士の間で言われていたことなどを書いてみます。

・女性は20代前半にデビューしないとダメ

まず、男女共同参画とかなかったんで、結婚する人は早かったです。
女子の大学進学率は2割程度でしたし
80年代に入って、女子も自己実現という社会動向がある中で、歌手やアイドル、漫画家あたりは
「もしかして自分も?」という夢を見せてくれるものでした。
しかし、当時はクリスマスケーキに例えられ、25過ぎたらとっくにババア扱いだった上
「兼業」どころか、選択は2つに1つ。女王か恋の道かじゃ〜ないけど、
「漫画道に全人生賭けるなら、恋愛も結婚もしちゃダメ、そういうのを捨ててこそ極められる」
なんていう先輩は多かったです。
あと、雑誌の種類、漫画のジャンル、そういうのも少なかったのです。

当然、今は雑誌もネットもあるし、ページ数も多い仕事と、少なくていい仕事があるので
今は必ずしも「その道で生きる武士」をしなくてもよくなりました。



・2次創作同人誌はやっちゃダメ

これはね、出版社の方で「同人誌やってます」というのをよく思わない編集さんいたりしました。
なぜって、「他人のふんどし」で既成の設定を利用するのに甘える、
著作権法的に違法するような者と契約したら後で面倒かも、
同人誌に忙しくて投稿原稿を描かなくなるんでは、
などいろいろ。
今のように同人誌販売する書店なんて当然無いし、コミケなんてすんごい参加者少ないんですよ。
だんだん増えていった感じです。
先輩少女漫画家の先生には、新興市場である同人誌ってモロにライバル視してきて
「私、同人誌なんかやってる人とは一緒に描きたくないです」とかもありました。
「同人誌って仲間内で満足するし、指導してくれないからどんどん甘えて、自己満足で終わるでしょ?
それじゃあ死んでもプロにはなれない」
っておっしゃる方も。
(^◇^)ははは。場の方が変わっちゃった。
今は逆に「同人誌で自分で売った経験がある人」を探してるところもある。

また、書店売り雑誌、卸業を通さない別の流通ルートが確立されました。
同人誌もネット配信もある。常識は常に変わるんですね…。
私なんかはまだ、上にダメ扱いされた記憶が大きいわ。




・ロットリングやマーカーで描いてはダメ



これも同人誌になるんですけど、とにかく一日中原稿描いていられるプロと違って
同人誌は「とにかく短時間で」仕上げる必要がありました。
そこで飛び道具だよ。なんせ速い。
プロの原稿が掲載される雑誌は、紙の質が良くないので、黒々描かないと印刷に出ない。
だから、薄墨になりやすい水彩マーカーのラインやベタはタブーで、「墨汁や製図用インクの古いので」アシが筆でやる基本てありました。

ところが、同人誌印刷は雑誌と違ってちょっといい紙なんで
あと、コピー本でもあんまり関係なくてですね。
それより短時間でも、それなり印刷で出て、手抜きと思われないならいいわけで。
そんな風な違いはあり、飛び道具は同人誌で先に普及したと思います。

アシはカケアミやらされる、って人を右横目に、カケアミ印刷されたトーン貼っちゃうとかも。
ああ…アイシーw

顔料インク耐水性なのにロットリングを使うのがダメだったのは
「ペン慣れの練習や努力をしないで、楽に均一な線を引ける。生意気。10年早い」だったかと思います。

私は平気でマーカーもロットリングも使ってたけど、ちょっとコスト的にはお高かったです。
そんなご時世でしてペンの練習もしたと言えばしましたが。
枠線はカラス口…って言っても今の人はデザイン学科くらいしか知らんかも。
コツがいってめんどかったものです。

それが、今では紙もペンもいらん。びっくりだよ。消しゴムもかけない。
その努力が全く無駄にはなりませんでしたが、デジタルツールにはデジタルの努力と知識がいるのです。
さらに金はかかるというw

「基本的に紙とペンとインクがあればできる」職業だと言われてました。
今は…逆にそれだけだと結構しんどいかと思います。
もちろん、できんことはないだろうけど。



・資料は記憶しろ

今だとありえません。が、当時はネットも無いし、間違いを指摘する人も批判する人もおらず
情報は今よりう〜んと少なかったのですよ。
ジャンル的に「ありえない世界」を描くとか、学園以外は取材もかなわない遠い世界を描くのも多く
「感動を伝えるのが大事なので、少し位間違ってても良い」でした。

ん〜、今の時代の人はギャグとかアバンギャルドならそれでいいかと思いますが
テーマによっては厳しいでしょうかね。

でも、ちなみに「みんなの頭の中にある」情報イメージと
「真実」は違っていたりします。
医療モノなんて「今は電子メス、カルテはPCでデータ」って言われて
リアル情報をとったらいいのか、多分多くの人がイメージするだろうコモンセンス情報がいいのか
複雑〜でした。
「らしさ」は事実と必ずしも同じではないのが、人の不思議です。



・漫画家になりたいなら上京すべき

これも。パソコンとかネット無かったんで
原稿送るのに郵送。ファックスすら無かった。
だから、地方在住は締め切りより2日は早く仕上げる必要がありました。
当日消印有効って信じないぞ。
郵便事故もありました。

持ち込みに上京する度お金かかるし。ひたすら郵送、投稿。
でもね〜 返信用封筒同封したのに、入賞した連絡も無いのに、原稿戻ってこないとかあったのだよ。
まあ、あっちからの郵便事故かもしれませんが。

今はパソコンあるからなあ。
本当に便利になりました。



常識は変わっていく。
だから、誰かが「こうすべき、こうしなきゃダメ」ってのに
あまりにも優等生してもなと思います。

30年後はどうしてるんだろうね。
もうVRで
描かなくてもよくなってたりしてね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エドガー・ポーツネルと会いそびれ

2016年06月10日 | サブカル・同人誌関係
7月号のフラワーズは
こんな田舎だし、どうせいつもそんなに売れてないし
まあ買うやついても、そんなにではなかろう

とか舐めてたグスン。

行ったらもう無かった。
通販見たら転売屋が2~3倍の値段で売ってた。

そしたら、小学館から「重版と電子書籍で対応」

というので9日に電子の方を

読もうとしたんだけど
なんか、やっぱり紙で欲しくなって
近所本屋に聞いたら、入荷予定ないのですが
チェーン店他店から回してもらうとのこと

で、それが1週間位かかってしまいます

だそう。


ダウンロードしてもいいんですが
そうするとさ、ネタバレ?
予約の意味無いし。

というわけで
ちょっと待つことにしました。


今更もう
読めるだけで生きててよかった状態なんだが

あの「リデル」のようだ。
私だけが年をとっていくぜ!


ネタバレ配慮がありがたい。
私も読んでも
冬まではお口ミッフィー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする