北海道 秘境・自然 旅日記

北海道の美しい自然や、あまり知られていないマニアックな場所を写真で綴ります。

角館の桜と武家屋敷~東北花見旅行2012・秋田編~

2012年05月30日 21時08分52秒 | 道外の風景
2012年5月1日

今日のメインイベントは桜の名所、「角館」です。


角館駅へ到着!なまはげがお出迎え。


駅前には仙北市観光情報センター「角館駅前蔵」があります。
ここで荷物を預けることができて、とても便利です。

ここから武家屋敷までは歩いていきます。

角館の町は、元和6年(1620)に芦名義勝によって形成されました。
京都の文化を取り入れた町並みは「みちのくの小京都」とも称されます。

芦名家が途絶えると、佐竹家から養子を迎え、明暦2年(1656)からは
佐竹北家が統治しました。

武家屋敷からなる「内町」と町人や商人が住む「外町」とに別れ、
間に火除けの広場が設けられていました。
このため火事の延焼を避けることができて、多くの武家屋敷が守られました。


街中を人力車が颯爽と走り抜けます。
角館にはよく似合います。


角館でどうしても食べたかった「もっちりまんじゅう」。


うまい!
しかし、玉こんにゃくに郭公だんごにもっちりまんじゅう・・・。
食べてばかり・・・。

さて、武家屋敷を訪ねてみましょう。

「田鉄家」
 
外町資料館になっています。
ゴールデンウィーク中は中に入ることができます。

「小田野家」
 
佐竹北家に仕えました。
建築物は大火により全て焼失しましたが、屋敷割は旧藩時代のままです。

「岩橋家」
 
芦名氏の重臣であり、芦名家断絶の後は佐竹北家に仕えた家柄。
映画「たそがれ清兵衛」のロケ地としても知られています。

「青柳家」
 
芦名氏に仕えた武家でしたが、芦名氏断絶後は佐竹北家に仕えました。
約3000坪の広大な敷地には、母屋、武器蔵、武家道具館が建ち、
貴重な資料が展示され、「角館歴史村」となっています。

「石黒家」
 
佐竹北家に仕え、財政関係の役職についていた家柄。
 
唯一、座敷に上がることができます。
 
天井近くに亀の透かし彫りがありした。日が差すと奥の壁に亀の影が!
 
「解体新書」の初回刷りも保管されてました。

~角館ギャラリー~




















ゴールデンウィークということもありましたが、大勢の観光客が訪れていました。
とても活気があり、天気も良く、楽しい一日でしたね~。
東北は元気だぞ~!!

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
桜良いっすね~ (きんちゃん)
2012-05-31 00:37:31
 いけぶーさん、こんばんわ
詳しい歴史は頭が悪いので知りませんが
しだれ桜の感じが良いっすね~
時代に取り残されているような感じの町並みというか
あえて残しているというか…ホッとします。
こう見ると東北、良いっすね~!
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きんちゃんさんへ (いけぶー)
2012-05-31 07:15:16
こんにちは~。
実は僕も角館のことは、全く知りませんでした。
桜の名所を調べて初めて知りましたね~。
有名な観光地で、俗化されているように思えますが、
所々で古の空気が感じられて、
本当、東北の京都という感じで楽しめました。
僕にはちょっと似合わないですが・・・。
返信する
武家屋敷 (ユキヒロ)
2012-05-31 12:46:04
桜もきれいですが、武家屋敷なんで今や函館でもみれないので、見てみたいですね。

手間はかかるのでしょうが、貴重な観光資源ですね。

こちらの方は地震の影響てかは余り無かったのかな?
自分も東北は行って現状とかは見ておきたいです。

返信する
ユキヒロさんへ (いけぶー)
2012-06-01 14:22:14
こんにちは~。
武家屋敷は火災を逃れたおかげで
今でも当時のまま残ってるみたいです。
このあたりでは、田沢湖、乳頭温泉と共に
春の時期は大勢の観光客が集まり、観光資源になってるようです。
秋田まで来るとほとんど地震の影響は感じませんが、
あちらこちらで「がんばろう東北」のスローガンを
見かけました。
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