北海道 秘境・自然 旅日記

北海道の美しい自然や、あまり知られていないマニアックな場所を写真で綴ります。

神山霊場奥の院と神山湯治場跡(冷鉱泉)

2012年10月03日 07時12分13秒 | 道外の風景
2012年9月9日

聖なる場所「神山霊場奥の院」の近くにある「神山湯治場跡」へ行きました。

神山霊場奥の院は函館の陣川温泉からさらに奥に建立されています。

道がわかりづらいです。
目印となる分岐点は道の真ん中の石仏のある木なんですが、似たような木が手前にも1つあります。

よく似た木のところに車を停めました。僕はここから歩きました。


実際はここが分岐点。
十字路になってますので、ここを右に曲がります。


道沿いには四国八十八箇所の石仏が並んでいて、霊場であることを知らされます。
気持ちを引き締めて進みました。


数分歩くと左へ下る道があります。
この先に霊場があるようです。


雨天のせいもあるでしょうが、静寂が身を包みます。
霊場であることを実感する瞬間ですね。


霊場手前に渡り木がありました。
濡れていて滑りやすく、僕はここで豪快に転んでしまいました。
(転んだ跡が写ってますね・・・。)


小さい橋を渡ると、霊場に着きました。
全ての仏様にお参りをして、写真を撮ったことをお詫びしました。

周囲を探しましたが、冷泉らしきものは見当たりません・・・。
帰ろうと橋を再び渡って引き返したところ・・・

どことなく硫黄の匂いがしてきます。
においをたどってみると・・・

白い流れがありました!

その流れをたどると・・・

間違いありませんね。
ここが神山湯治場跡です!


かつてはこの冷鉱泉を沸かして湯治場になったようです。
しかしダムの建設の関係で廃業しました。


ここにも小さなお堂が建ってました。
お参りをして冷鉱泉に触れさせていただきました。
とってもさらさらして、硫黄の匂いのする素晴らしい鉱泉です。

霊場ということもあり、静粛な気分になる場所でした。
素晴らしい鉱泉をありがとうございます。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
またまた・・・ (きんちゃん)
2012-10-03 14:36:19
 いけぶーさん、こんにちわ
またまた真面目なマニア記事に戻りましたね~
こういう所を巡って楽しむ・・・私には無理だなぁ・・・
温泉はやはり入れるところじゃないと・・・って考える私は
まだまだですね~
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きんちゃんさんへ (いけぶー)
2012-10-03 18:57:44
こんにちは~。
マニア路線に戻りました。
こっちが正しいのか間違っているのか・・・。
しかし、ここは神聖な場所なので、粛々たる気持ちになりました。
かつての湯治場、入ってみたかったなと思わせる場所でしたね~。
硫黄の匂いはかなりしましたので、結構な硫黄泉だと
思いますね。
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硫黄泉 (道産子おやじ)
2012-10-03 19:37:24
こんばんは♪
陣川の奥にこんな霊場が…陣川は亡くなる直前にいきましたが、露天のパイプから出ている源泉にはただならぬ力を。。
なるほど納得(^_^)
しかし霊場までは怖くて無理っ( ̄▽ ̄;)しかも写真までとは、、流石です(笑)函館唯一といわれる硫黄泉、こうやって生き残ってるのは嬉しいですね♪
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道産子おやじさんへ (いけぶー)
2012-10-04 06:38:12
そうなんです。
パワースポットがはやって久しいですが、
ここはまさにパワースポットの名にふさわしいかと。
冷鉱泉に触れると、いろんな力がみなぎるようでした。
ここは湯を楽しむというよりは、心を浄化しに行く
神聖な場所といった方が良いかと思います。
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凄いですね~ (ユキヒロ)
2012-10-04 07:30:00
昔も沸し湯の湯治場があったのですね。
きっと多くの人で賑わっていたのかも。
そんな残像が見えるようです。
私たちもまだまだ知らない場所多すぎですが、
ここまで出来ません。
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ユキヒロさんへ (いけぶー)
2012-10-04 16:40:40
こんにちは~。
ここは温泉というより今は霊場の一部なので、
記事にするかちょっと迷いました。
冷鉱泉自体はとてもすばらしいと思い、書いてしまいました。
色々な場所がありますね~。
確かに、かつての面影は皆無でしたが、
何となく多くの人が湯浴みしていた光景が浮かんできました。
きっと賑わっていた場所だったんでしょうね~。
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