へなちょこデジタル日記

貧乏怖いものなし

シフトノブの革の張替え

2015年06月11日 23時34分49秒 | くるま
 
↑ の写真は国産某車の本革巻きシフトノブなのですが、ご覧の通りツルツル・テッカテカの表面プラス角の部分などの革が剥げてしまっております。
このノブのクルマは一応新車ではそこそこの値段になるのですが、こんなちょっとした革パーツがツルツル・テッカテカ+剥げてるだけでかなり安っぽいクルマに見えてしまいかなり損をしています。なのでこれを直して見栄えを良くしようと思います。

一番簡単な修理法はディーラー行って新品のノブを発注してくることなのですが、それじゃ面白くないので自分で修繕することに。幸い昔ステップWを弄ってた時に使ったPVCレザー(糊付き)の余りがまだ数メートル残っておりそいつを使って張替えてしまおうと。







先ずはノブを分解して革を剥いで素にしないといけません。そこで邪魔なメッキパーツを外します。この手の樹脂メッキパーツは大抵爪で留まっているだけなのでマイナスドライバーを隙間に突っ込んでグィっとやれば外せます。樹脂パーツには接着剤や融着で固定していたりする場合もありますが取り合えずパーツをムンズとちょいと強めに掴んで動かしてみて、グラグラ動く様ならほぼ爪で固定しているだけなのでそれで見分けましょう。このノブも同様に確認すると動いたので爪固定式と確信しドライバーを隙間に突っ込むとパカッととれました。 






ご覧の通りやっぱり爪での固定でした。まぁ実際のところ接着剤だと万が一革に接着剤が垂れたりはみ出したりして付いてしまったららアウトなので使わないし融着もこの形状だとちょっと無理なのであとは爪固定か螺子固定くらいしかないのですがね。
サイドに付いていたメッキパーツもただ隙間に嵌めてあるだけだったので何の苦労もせずあっさりと分解終了。





あとは古い革を剥がし、替わりに張るPVCレザーを適当なサイズにカットして張り直して皺などを整形してから、最初に外したメッキパーツを再装着すれば完成。





一気に作っちゃったので作業中の写真は無しです。因みに作業時間は写真撮影込みで30分ほど。今回使ったPVCレザーが糊付きだし良く伸びる素材で張るのが簡単だったのであっという間に終わりました。写真良くみるとところどころ皺が出てますがもちろん既に修正済みで既にクルマに組んでしまっております。



ということでシフトノブの革の張替えはあっさりと終了。材質が本革からPVCレザーに格下げになってしまいましたがツルツル・テッカテカ+剥げ剥げよりは全然マシなので無問題。それにこのPVC、裏面に薄くウレタン張ってあるので握り心地がソフトでなんか違うモノ握ってるみたいで面白いです。






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