いい日旅人

いい日、旅日和、きれいな夕日を追いかけて日本をめぐります。
備忘録としての股旅紀行。時には異国を歩くかも。体力次第。

ガンダーラ宇宙への旅(14日目)

2024年08月08日 | ちょっと異国を歩く
夏草の かほり踏みゆく 旅人の



愛の国ガンダーラ、
勝手にそう定めうたかたを、
大河メコンの流れ、
身をまかせて漂流していた、
残されたアジア最後の秘境、
ルアンパバーンを今日離れる、





十数年前に続いての再訪、
中国ラオス新幹線の、
新たなアクセス開業により、
秘境とまでは言えなくなったような、
しかしながら、
大河メコンの悠々たる流れ、
過去から脈々と続く托鉢の儀式、
住民の方々の日々の営み、
昔のまま何も変わっていなかった、
秘境は秘境のままで、
愛の国ガンダーラ、
そのままであってもらいたい、
また逢う日まで、
ガンダーラを思い続けたい、





さて、
来るときはバンコクから、
『深夜特急』で国境越え、
ビエンチャンでの危うくも、
不便な乗り継ぎ、
中国ラオス新幹線では、
難易度の高いチケット予約、
苦労してルアンパバーンにたどり着いた、
戻り路は陸路はやめて、
ルアンパバーン空港から空路、
バンコクへ向かう、
今回のピークシーズンでも1万1千円、
実は費用的に見ても、
陸路と空路はほとんど変わらない、
中国人以外の外国人は、
ほとんどが空路便を利用しているようだ、



まる一昼夜がかりで、
バンコクからルアンパバーンへ、
陸路で国境を越えてたどり着いたものが、
空路ではわずか1時間半、
あっけなくバンコクに着いた、
ルアンパバーンから日本への、
直行便が無いので、
タイかベトナム経由でのアクセスしかない、





ルアンパバーン空港発は14:35、
午前中は大河メコンの見納めをと、
リバーサイドのカフェで、
今回お気に入りのカオソーイ、
パクチーの葉をむしり、
ライムのしぼり汁をたっぷり、







目の前の大河メコン、
道行くバイクや人の群れ、
いつまで眺めていても尽きないが、
ここで打ち切る、
トゥクトゥクで空港へ
残ったわずかなラオス通貨をタイ通貨へ、
パスポートコントロールを経て搭乗、
バンコクのドンムアン空港へは16時過ぎ着、













ふたたび大都会バンコク、
アジア特有の喧騒と、
猥雑さのなかにまた戻ってきた、















今夜の宿は空港前の宇宙ステーション、
愛の国ガンダーラとは、
時空を超えて一気に真反対の世界、
アゴダで予約済み、
1500円、
なかなかの宇宙船カプセル、
最近札幌や福岡でも、
同形態の宿泊施設を体験しているが、
宇宙空間に包まれながらよく眠れたヨ、
次の機会にもリピートしたい、













本日の宿営地 バンコク宇宙ステーション