いい日旅人

いい日、旅日和、きれいな夕日を追いかけて日本をめぐります。
備忘録としての股旅紀行。時には異国を歩くかも。体力次第。

いっそガンダーラ(11日目)

2024年08月05日 | ちょっと異国を歩く
夜明け前 袈裟の流れに 夏ぼらけ



自分のなかでのガンダーラ、
ここが愛の国ガンダーラ、
と勝手に決め込んでやって来ている、











故宮ルアンパバーンの朝は、
修行僧たちの托鉢の儀式で夜が明ける、
まだ薄暗い夜明けの少し前、
毎朝5時半ごろから約1時間の間、
市内のいたるところで繰り広げられる、
多くのお寺に住み込んでいる修行僧たち、
とくに幼い少年僧たちが多いのが特徴、
この儀式を見るために、
各宿に宿泊している観光客、
多くの見物人に圧倒される、
厳かな托鉢儀式は、
過去から毎朝、
絶えることなく続いている、





托鉢の見学を終え宿に戻りひと休み、
朝食はメコン川沿いの宿提携のレストラン、
メインのメニューは日替わりのようだ、
昨日は中華風粥が美味しかったが、
今朝は野菜焼きそば風、
お粥のほうがありがたかったが、
パン、クロワッサン、目玉焼き、
フルーツ類は毎朝同じようだ、
なによりもメコン川のリバーサイド、
景色が最高のご馳走、
今朝も1時間はここで過ごした、







さて、
昨日は近場で過ごしていたが、
今日は少し遠出してみる、
ルアンパバーンでの見どころは多いが、
なかでもクァンシーの滝が有名、
ほとんどの観光客が出かける、
前回は2泊しただけだったので、
まだ行ったことはなかった、
通常は旅行会社のツアーに参加するのだが、
バイクを借りて自力で行って来る、











町から滝までは30キロくらい離れている、
道路は一応舗装されているが、
保守管理がちゃんとされていないので、
穴ぼこだらけの悪路が何カ所もある、
注意深く運転しないと事故につながる、
バイクは宿を通して借りた、
24時間で150,000キープ、
少し負けてもらって950円くらい、
ラオスは国際免許も必要ない、
大丈夫かと心配するのだが、
郷に従え、ということにする、











朝は雨あがりで涼しかったが、
日中は日照りが厳しい、
半袖短パンを後悔したが後の祭り、









滝には1時間くらいで到着、
バイクの駐車料5,000キープ、
滝への入場料60,000キープ、
入り口から滝までは相乗りの電動カート、
人数が揃えばすぐ乗れる、
途中にはクマ牧場も、
目的の大瀑布だが、
この時季は雨季シーズン、
分かってはいたが水量が半端なくすごい、
滝つぼでは泳ぐこともできるので、
貴重な替えのパンツも持ってきたが、
とても入れる状態ではない、
子供たちも浮き輪をもってきているが、
足をつけることくらいしかできない、
水しぶきを浴びただけであったが、
豪快な瀑布を久しぶりに見た、

























帰り道もバイク、
景色の良いところに立寄りながら、
安全運転で戻ってきた、













明日の11時まで借りているので、
明日午前中も郊外のお寺めぐりをしてみる、
とにかくお寺だらけのエリア、
かつて王宮があったことを偲ばせる、
愛の国ガンダーラ、
大河の流れに身をまかせてみよう、













本日の宿営地 ルアンパバーン③