いい日旅人

いい日、旅日和、きれいな夕日を追いかけて日本をめぐります。
備忘録としての股旅紀行。時には異国を歩くかも。体力次第。

勝手にガンダーラ(12日目)

2024年08月06日 | ちょっと異国を歩く
陽炎は 憂鬱の午後 旅人の



ガンダーラはどこにあるのか、
インド北部からパキスタンへ、
ペシャワールあたりだとの定説、
このルート、
沢木耕太郎が『深夜特急』で旅した、
半世紀前とは大きく状況が異なり、
今では政情や治安の不安から、
簡単には行けなくなっている、









~ そこに行けば どんな夢も
   かなうというよ
 誰もみな行きたがるが
  遥かな世界 ~
ゴダイゴがガンダーラで唄っている、







『深夜特急』に感化された、
老いた少年、
気力と残されたわずかな体力、
だけではなかなかたどり着けない、
せめてガンダーラ、
いっそガンダーラ、
ここラオスのメコン川サイド、
残されたアジア最後の秘境、
かつての王宮都市ルアンパバーン、
自分の中ではここもガンダーラ、
勝手に決めさせていただく、





十数年ぶりに訪れたが、
中国ラオス新幹線で来れるようになって、
街のなかは中国の団体観光客だらけ、
すっかり変わってしまった、
しかしながら、
メコン大河の流れと、
托鉢の少年僧の行列、
街並みや住む人の営み、
なにひとつ変わっていない、
まさに、愛の国ガンダーラ、
もうすこし身をまかせていたい、





















午前中はバイクで寺めぐり、
メコン川サイドの宿、
ホテルはリバーサイド、
快適に3泊したが、
雰囲気を変えたいので宿を変えてみる、
次の宿はメコンの支流ナムカン川、
こちらもリバーサイドホテル、
あらかじめアゴダで予約済み、
こちらはバルコニーからリバービュー、
との写真を信じて予約を入れた、
1泊朝食付きで3000円弱、
まこんなもんだろう、
景色を考えなければ1000円以下の、
格安宿も街中にはたくさんあるけど、
ホテルはリバーサイドにこだわった、















夜は少し歩くけど、
ナイトマーケットに出かけてみた、
愛の国ガンダーラ、
四日目の夜も静かに更けていく、













井上陽水風に、
~ ホテルはリバーサイド ~







本日の宿営地 ルアンパバーン④