Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

思い出すことの大切さ。

2022-01-27 | ひとりごと


1月27日は、77年前にソ連軍によって、
アウシュビッツ強制収容所が解放された日です。
2005年からこの日は、
ホロコースト犠牲者を想起する国際デーになっていて、
ドイツの連邦会議では
毎年ホロコースト体験者が招かれて体験を語られるそうです。
昨日のニュースでもその様子が流れてきました。


数日前には、ヴァンゼー会議をテーマにした番組があり、
25年以上前に、ヴァンゼーに行ったときに、
父親と一緒に記念館に行ったのを思い出しました。
あの頃は、ユダヤ人のことをテーマにしたことを極力避けていた私。
(小さい頃に行ったベルリン郊外の収容所のことがあったのだと思います。)

今の町に住むようになり、毎年歴史研究会の人たちがやっておられる
追悼式典に行くようになってから、ちゃんと向き合えるようになれたと思います。


そこで言われた、忘れないことの大切さ・・・
本当にいつも忘れないようにしています。

今年はホロコーストを忘れないという意味を込めて、
昔シナゴーグがあった広場でも集会がありました。
警察の車と350人くらいの人が集まった集会になったと
地元テレビのニュースでも取り上げられていました。
私は、家の中で集会の演説を聞いていましたが。(笑)

犠牲になった人がいたこと、
思い出すことの大切さをまた考えた木曜日の夜でした。





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