さあ秋のライブだ！

各地に被害をもたらした巨大な台風１８号は東京の朝の出勤登校時に猛威をふるった。

仕事で車を運転中の僕も乗り降り・荷物の積み下ろしには大いに苦労した。それでも車の中は快適で外を歩く人々の傘をもさせない気の毒なありさまには全く同情した。

その台風も去って、秋の青空が復活した。しかし巨大台風が大気をかき混ぜたせいで北から冷たい風が入り込み、秋がいっそう深くなったように肌で感じる。


さて恒例になった秋のライブが明日開催される。
池袋駅から西武池袋線に乗ってすぐの「江古田」駅前（徒歩０分）にある「Buddy」がその会場だ。



駅から至近距離にあり、会場もゆったりと広く、出演バンドももうおなじみの４バンド・・・とても楽しくリラックスできるライブだ。
日曜日といっても連休の中日にあたり、多くの方は翌日の仕事を気にせず楽しい時間を過ごせるのではないだろうか。

僕らのバンド、THE BAND OF SHADES、は出演者でありながらもこのライブを思いっきり楽しもうと思っている。今回は２番手の出演で１９時ころになるだろうか。
ハードロックとパワー・ブルースの混合のセットリストを組んだ。
そもそもこの秋のライブはお祭り的な性格をもって今に至っているのだが、シェイズはいつも愛想がないといわれてもやはり独自の路線で皆さんのお耳にかかりたいと思っている。

過去のステージ映像を見ると、そのどれもが楽しそうな顔で演奏していない。
本人たちはけっこう楽しんでいるのだけれど、必死な表情にそれは読み取れないようだ。
もっと他のバンドさんのように愛想のいいバンドになりたいなー、と密かに思っている。要するに不器用なんだろう。
演奏精度に加えてステージでの暖かムードに今後も精進していきたい。


なおライブの模様は後日シェイズのウェブページで「ライブレポ」として報告するつもりだが、このブログでは僕個人の感想等を述べていきたい。

いつものようにライブ前日は予定している演奏曲を含め一切のロック系音楽は聴かないことにしている。というか全く聞く気がしない。
これはライブ前のお決まり事だ。でもわざと努力してそうしているのではない。
おそらくは一種のコンセントレーションになっているのかもしれない。

音出しも本番一週間位前が最後の演奏だった、くらいが実は本番に臨む姿勢としては経験則から言っても一番いいようだ。なので楽器には一切触れない。

そんなわけで今日は仕事から昼前に帰宅して、キッチンの換気扇の大掃除なんをして、その後近くの区立図書館で分厚い「上高地の写真集」や「太宰治文学全集」などを借りてきて目を通している。バックは先日も紹介したハウゼのコンチネンタルタンゴをかけている。

パソコンは４台あるハードディスク・システムのそれぞれをデフラグ（意味は省略）している。けっこう時間のかかる作業なので、こんな日を利用するのだ。
そして今夜はチェ・ゲバラの２部作「チェ・２８歳の革命」「チェ・３９歳別れの手紙」を見て寝ようと計画している。（要するに音楽から遠ざかりたいのだ）

明日のライブが終わると２２時から打ち上げパーティが始まる。電車組は時間の制約があって中座を余儀なくされるだろうが、僕は去年と同じように家から会場へは自転車を使うので、お開きまで出演者のみなさんと親交を交わしたいと思っている。

ここに来ていただいているみなさん、時間がありましたらどうぞ会場へお越しになって下さい。
「このブログを見て来た」と言ってもらえれば僕がハグをしてビールでもおごりましょう。

天気予報では明日こそ本当に秋の晴天になるそうだ。
ぜひぜひお越しください。
お待ちしています。

(写真は2008江古田ライブの模様）