ダメだ、押して歩こう。

チャリ・キャンプ・将棋・ハープ、あらゆる愚行とため息

ハープマイクだよ、全員集合〜その4〜

2017-01-21 00:18:06 | ハーモニカ

んで、これ。
こないだオクで落としたAIWA DM10。
60年代のものらしい。
ハイインピとローインピと2バージョンあるとのことだが、これは50KΩのハイインピ。

このマイクはSONY F3-Bのようにハープマイクとしてメジャーではない。
が、良い。
国産マイクのくせに不気味なほどのリトル・ウォルター感がある。
チューブ感、リバーブ感を際立たせる歪みで、スローなインストなんぞ吹くと激ツボだ。

感動の大当たりだが、こんなことはめったにない。
「おお、なんだか分からないが古いマイクだ、落札してみよう!」
なんてやってしまうと、面白くもおかしくもないマイクがやってくるのが大半。
しかし、そんなクソみたいなマイクですら愛着が湧いてきて捨てられないから困るわけ。

ハープマイクだよ、全員集合〜その3〜

2017-01-20 00:10:20 | ハーモニカ

SONY F3-B。
もともとはオープンリール・テープレコーダーの付属品だったらしい。
このマイクはSONYが東京通信工業だった頃から作っていたようなので相当古い。
1950年代後半から60年代半ばくらいか。
ヤフオクで入手した。

妹尾隆一郎氏率いるローラーコースターのアルバム、Something for Little Walterはこれメインで録音されたのではないか。
なんでそんなことが言えるかというと、
このアルバム録音直前のJirokichiでのライブで、
妹尾氏がこのマイクを客からもらって、早速使っていたのを見ていたから。
へえ、いい音するなー、と思った記憶がある。

このマイクはなにもかもが絶妙に「程良い」。
歪みはクリーミーだし、ハイインピとはいえメチャクチャなハイパワーでもないからアンプのセッティングが楽。
サイズも小さいので握りやすい。
さらに安価。ヤフオクに定期的に出品されるのだが、せいぜい3000円もあれば買えてしまう。
安い時は1000円くらいだ。

バンドもやってないくせに、これを2本持っている。
アホみたいだが、そのくらい好きなわけ。

ハープマイクだよ、全員集合〜その2〜

2017-01-19 15:59:32 | ハーモニカ

Shure PE54。
ポール・バターフィールドも使用していたピストルグリップのマイク。
かなり古いものだが、ケーブル差込口は現在のXLRのものにカスタマイズされていた。

当たり前だが、ポール・バターフィールドそのまんまの音がする。
鉈でズバッと切り裂くようなカッコ良い歪み。
かなりのハイパワーなのでアンプによってはハウりまくるが、手持ちのフェンダー・バレットリバーブとの相性はバッチリ。

形状からしてホールドしにくかったのだが、ゴム紐&指輪装着でこの問題もクリアー。
めちゃくちゃ好きなマイク。

ハープマイクだよ、全員集合〜その1〜

2017-01-18 20:18:33 | ハーモニカ

ここのところ断酒してバランスが崩れているせいか、
ハープマイクへの偏愛が止まらない。
で、改めて手持ちのマイクを引っ張り出してみたり。

まず一発目。
Shure520D。
通称グリーンバレット。
大定番。

これは1988年頃(うわわ)入手した。
当時なぜだか弾けもしないストラトを持っており、それと物々交換したと記憶している。

もともとケーブルと一体型だったが、
あっという間に大断線(ありがち)。
御茶ノ水は谷口楽器の親切なお兄ちゃんに頼んで、
修理かたがたケーブル着脱タイプに大改造、
ついでにボリュームコントロールまでつけてもらった。
お値段、全部コミコミで5000円ポッキリ!
あり得ん!あの時のお兄ちゃん、ありがとう!


この時代のメキシコ製グリーンバレットはデュアル・インピーダンス。
デフォルトがどっちだったか忘れたが、これはロー・インピーダンスになっている。
練習スタジオのデカいマーシャルアンプにつないで、
心置きなく大ボリュームでぶっぱなすと快感。
どうでもいい話だけど、ラウドボーイにつないでもカッコよく歪みます。



格安ストンプボックス

2017-01-16 21:13:08 | ハーモニカ

木箱にマイクを貼り付けデジタルディレイをかましてギターアンプにつなぎ、箱の上で足を踏み鳴らせば、立派なストンプボックス。
ジョン・リー・フッカーぽいストンプがなかなか。
これに合わせて爆音のアンプリファイドハープを吹けば、アダム・ガッソウ気分が味わえる。

「この箱、ロシア製ビッグマフの箱じゃん!」
と思ったあなたは、今年いいことあります。