魚座による魚座のための取説

西洋占星術の知識アウトプット用

天王星順行によせて

2021-01-10 16:27:05 | 天王星
199501170546@兵庫



201103111446@岩手


海王星は自分の星なので、欺瞞だの詐欺だの言われようが私は大好きだw

で、
天王星はそれほど関心もなかったのだが
一番強く意識したのは、やはり1月17日の地震の時だ。
この時は冥王星が蠍座から射手座に入る、まさにその時に起きているので
いろいろ騒がれたものである。
冥王星と共に、天王星はこの日、太陽と合だったのだよ。しかも誤差0.14。


そして、10年前。
95年当時、そして現在に比べて、さほど占星術を気にしていなかった頃である。
(95年頃は司法試験の本か占星術の本を読んでいた。エルフィンが最も盛んだった頃だ)
地震が起きて、それほど時間が経たないうちに
ホロスコープを見てみて、愕然としたのは昨日のことのようだ。
天王星が魚から牡羊に移る、まさにその時だったのだから。


なので、
今回つーか2019年に牡羊から牡牛に移るときも、
なんぞありゃしないか、と、かなり身構えたものである。
しかも、逆行で牡羊に帰ったりしていたのでね。

法則性があるかどうかは疑問だが、
95年の冥王星も、11年の天王星も陰星座から陽星座への移動だった。
だから今回の移動の際、そうした災害はなくてほっとしたものだが


天王星はそれだけではないのでね。

天王星の大本の意味は「変化」(石川源晃 実習占星学入門p50)

太陽系が土星までだと信じられてきた、太陽系が土星まで、と制限されてきた
それを変化させた天王星である。
現状を変える作用~革命、離婚、転職、離別~これらは全て天王星の役割である。
つまりは
状況が固定されることを嫌う性質。
そこから転じて、果敢にチャレンジすることこそ、天王星の精神とされる。

変化させる、から派生して(だと思うけれど)
天王星は素材を変化させ、加工する、技術、電気、発明を表わす。
天王星は11室水瓶座、ハウスマターは通信。


で、
そんな天王星が牡牛にいるので
キャッシュレスが促進されてゆくのだね、と思っていたが
昨今のコロナ禍はそれをもっと加速させていく。


~ここから魚座限定の話になるけれど、
石井ゆかりさんの「3年の星占い 魚座」によると
天王星は魚座から見ると3室にいることになる(魚座を1室とみた場合)

3室は知性、コミュニケーション、兄弟姉妹、移動、ビジネス、旅行。
そこらへんに対する変化、自由といった動きがある、とのこと。


特に今年は天王星の実家たる水瓶座にグレコンがいる。
もちろん角度は90度なのだが、
だからこそ、グレコンの影響で起こった変化は
確実に天王星に還っていく、という。

過去からのブラックボックスが開かれ
それを知性でもって紐解いていく
そんなふうに
過去からのメッセージを読み、それを未来への力へ変えていく
そういう体験があるかもしれない、とのことでした。


正直、最初に読んだ時はなんのこっちゃと思いましたが(すいません

この読み方だと、水瓶座は12室なので
見えないもの、潜在意識、それを作っていた過去の記憶などに
ダイレクトに影響するのでは、ということでしょうか。

石井さんは、どんな困難な角度であっても
ネガティヴな表現を極力避けていて
小さい希望をちゃんと拾い上げて記述してくれる。
そういう文章を書ける人を尊敬します。