僕が大学生だった、2006年~2011年ごろと比べて、今のインターネットの検索(Google検索)は、クリーンになりましたが、面白みに欠けると思います。
僕が就職活動をしていたころ、企業の名前と「ブラック」という言葉をセットで検索すると、匿名掲示板が検索結果の1ページ目に表示された記憶があります。掲示板の情報ですから、真偽はあやしいのですが、就職活動に大いに参考にしました。(10年以上前の記憶なので、曖昧ですが。)
いつからか、「企業名+ブラック」で検索しても、以前のような情報は見つからなくなりました。インターネット検索の健全化です。
健全化した一方、つまらなくなったとも思います。これは、過激な情報が隠されたからということではなくて、見つかるページが、どれも企業が作った同じようなページばかりになったという点で、つまらなくなりました。
たとえば、マッチングアプリのことを調べようと思って「マッチングアプリ 体験談」でGoogle検索しても、企業のページばかり見つかります。僕が読みたいのは、個人が書いた体験談です。
これに限らず、今の検索は、企業が作ったページばかりが見つかります。まあ、個人のページは内容をGoogleがチェックしきれないのだと思います。企業のページなら、ある程度は信用できるので、検索結果の上位に表示されるのでしょう。