ハンナの日記

ゴールデンレトリバー ハンナの日記

尖閣列島 領土問題とチヌ釣り

2010年09月27日 | Weblog
吉島にて釣り仲間とチヌを釣りながら、日本経済の行方について語った。

今回の尖閣列島領土問題はチヌを釣る者として看過できない問題である。
つまり、問題は資源確保という点に於いて、領土問題は釣りと本質的に課題を共有しているからに他ならない。



つまり、特定資源は偏在しており、それを誰が獲得するか、その所有権争いということにおいて、チヌ釣りをする人の中の一部の人たちにある偏向した競争原理と共通する。



海洋資源であるチヌは海のどこにでも平均的に存在しているわけではない。
チヌの好む特定のエリア、さらに絞られた僅かなポイントに密集している。
そのポイントを探し当てる知識と技術を兼ね備えた者が、チヌをより多く釣る事が可能となる。



今回の尖閣列島においては単に領土の問題ではなく、天然ガスという特定資源を自国資源としたい両国の争いに他ならない。

いわば、チヌの絶好のポイントを釣り師2人が 俺が先に見つけたのだ! と言い争っているのと同じことなのだ。

この広い海においてこのような言い争いが絶えないのは、“絶好のポイント” というものが歴然として存在し、それを占有しようという欲から生まれる一人勝ち願望があるからだ。

チヌ釣りをする人の一部に見受けられる “オレの釣り場” という意識。

“海はみんなのもの” と思う私と違う点である。

中国は天然ガスという有限な地下資源を独占したいのかもしれない。

しかし、日本は有限な資源に固執せず、未来に向かったエネルギー開発に邁進することで、未来の日本を築くべきではないかと思う。

チヌ釣りも、釣れるポイントは友と共有して楽しみ、食べない魚は未来に向けて海に戻す。
海を汚さず、山の資源も大切にする。
エーゲ海は山が禿げたから、魚介類が激減した。
渤海は大陸の砂漠化で、日本から中国へ鮮魚を輸出するという現象が起きている。
天然の魚介類が減っている。

海は繋がっている。海は世界に1つ。
世界の人みんなで、大切にしなければならない。
海を独占しようと思わない人が増えればいいと思う。


獣どもの夢の跡

2010年09月26日 | Weblog
ゴマの実というのは1本あたりどれぐらいできるものか知らないが、どしどしできる。
見ていて楽しい。



背丈の伸びこそ落ち着いたものの、実はしこたま できてくる。
収穫はいつのことになるのだろうか?



ゴマの栽培も大詰めなのかもしれないが、野獣との戦いも大詰めに来た。



秋の大運動会の跡である。
マルチをすべて剥ぎ取り、畝を耕し、掘り返し・・・
転げまわっているようでもあり、畝の山と溝の高低差がなくなり、土が程よく耕されている。
一体 今更 何を求めて掘り返すのだろうか?
ミミズなのだろうか?



運動の後はお腹がすくのか、まだ、葉っぱを食べている。
鹿の気持ちとなるために自分も食べてみたものの、エゴマの葉よりも苦くて吐き出した。

こんなもの食べるより、ススキでも食ったほうがうまいだろうにと思う。



昨夜はお月見も兼ねてか、大きな猪まで運動会に参加している。
こんな大きな足跡はこれまで見たこともない。

何だか、ゴマの成長にも驚くが、獣の活躍に驚くことの方が多くなっている。
今朝、道路でタヌキがクルマに轢かれていた。

どんな種類の獣が、全体で何頭いて、どんな遊びをしているのか?
あきれると同時に、創造が逞しくなる。

除菌液

2010年09月23日 | Weblog
養鶏場さんとのお付き合いが多いので、いろいろと製品の採用を依頼される。
今回は除菌液である。



そもそもが大手食品メーカーが自社工場で開発したものらしい。
臭いの元の雑菌を除去するもので、機械で生成して噴霧する。
養鶏場の入り口では外部からの余計な菌を持ち込まさせないよう除菌剤をクルマやヒトに噴霧している。
写真は除菌剤をスプレイボトルに入れたものだが、家庭で実験をしてみた。
ワンコの被毛に噴霧。OK。
ワンコが居座る布団に噴霧。OK。
たけし兄ちゃんの釣り道具。餌などの有機物を取り払えば、OK。
靴の臭い。OK。
魚を裁いたまな板。水で洗浄した後にリンスとして使えば、OK。
クルマのタバコの臭い。OK。

そもそもが水を電解して弱酸性にしており、水自体に臭いがなく、他の臭いで紛らわせていないので、無臭となる。

臭いがなくなるということは除菌しているということになると思う。
ディズニーランドの手洗いに採用されているらしく、実績もある。

鶏糞の臭いにも と思うが、膨大な量を必要とするので、鶏舎の入り口や、事務所や場内の入口ぐらいで使えるのだろうか?
業務用に開発されているが、大規模には向かない。

一般家庭ではどうか?
この除菌液は紫外線に反応すると水に戻ってしまうので、スプレイボトルが遮光性のものでなければならないという。水よりもボトルが高くつく。
鶏糞もそうだが、安い日用品も包装と輸送費が製品本体よりも高くつく。
市販で家庭でも使えると重宝するのだが・・・


ゴマの実

2010年09月05日 | Weblog
ゴマの実がつきはじめた。



背丈も伸びてそれらしくなっている。



まばらにしか栽培できなかったが、それぞれが大きくなって欲しいものだと思う。

それよりもこれまで最も堅牢に作っていたエリアの柵が破壊されていた。



白菜、大根はスプラウトの状態でアウト!
戦意喪失。
鹿ももう少し大きくなってから食べても良さそうなものの、全部食べていた。
大根の双葉が1,2本残っている程度だった。
カイワレ大根は苦いと思うが、コテンパンに食われていた。
比較の問題だが、ゴマの方が軽微だった。

この先、ニンニクを植えようと楽しみしていたのだが、諦めよう。

ハーブぐらいしか思い当たらない。