ハンナの日記

ゴールデンレトリバー ハンナの日記

春の予感

2009年02月22日 | Weblog
春が来た♪春が来た♪春が来た♪
どこに来た♪山に来た♪里に来た♪脳にも来た♪

ということで、年中頭が春のご主人と違って、春めいて、私もアンリも揃って月経レディになった。私たちは年2回月経レディとなる。

昨日は朝から煩く、“ええじゃないか”の大行進が行われていて、いよいよ世情が末期状態かと思った。

春だからといことでは全くないが、日教組の大会が広島で開かれているので、平和公園は8月6日以上に賑やかなのだった。8・6は9時ごろには穏やかになるが、昨日は夕方までざわめいえていた。
去年、東京のホテルが日教組の大会を拒否した理由がよくわかる。平和大通りが交通規制で歩行者天国になっていた。3日間続く。
装甲車もブラックとブルー&ホワイトの2種類あって、いずれも、漢字1字2文字でメッセージが記されている。
ブルー&ホワイトには“燕”“誠”とかマークがあって、車中には黒ずくめの戦闘服を着ている人がいる。それが、機動隊の陣内にいるものだから、
取り押さえられたものかと思ったら、機動隊の装甲車だった。どっちも似ていて見極めがつかない。街宣隊、機動隊、騎馬隊、白虎隊、新撰組、山伏、陸軍中野学校などが集結して異様な戦国絵巻もどきの様相だ。

市街地で大会を開くものから小さな広島市はそこら中で交通渋滞だ。1万2千人も組合員が集まり、装甲車の人たちプラスアルファーで人口が一時的に増える。
儲かるのは、宿、お好み焼き村、などなのだろう。一時的にも町にお金が落ちる。綿菓子や金魚掬いの屋台は出ていなかった。

日教組の分科会を、過疎の町に振り分けて1週間ぐらい展開すると結構なイベントになる。
田舎は宿も限られるから、日教組と機動隊、その他がみんな同じ宿になって1週間同宿すれば仲良しになれるかもしれない。最終日は村主催のフォークダンス大会、盆踊りも用意していたいほうがいい。
そうなってくると、過疎地が日教組大会の誘致に躍起になると思う。隠岐の島などになると海女体験パックツアーができるかもしれない。

と、過疎対策を考えつつ、平和公園を抜けて、官庁がある方面へ散歩がてら通り過ぎる。

役所の前のポスター“男性にも育児休暇のとれる社会を!”何を暢気なことを言っているのだろうか?
空気が読めないとはこのことだ。
職に就けない人は嫌でも無給の育児休暇となっているというのに・・・

春を前に、何かいい事ないかしら?

釜山へ

2009年02月18日 | Weblog
接待さん、櫃割さん、土器薗さん、十文字さんこれらは鶏糞輸出でお世話になっている方々である。雪の降り積もる極寒の岩手、青森でお仕事を手伝っていただいている。広島も雪が降ったが、その比ではない。
大雪の中を5日間 毎日300トン トラックに鶏糞を積んでいただいている。



15トントラックと20トントラックの組み合わせで、岩手の山から八戸港まで5台3往復。



これは鶏糞を炭にした製品でこれも輸出する。1袋40㍑10kgを50袋まとめてラッピングして運ぶ。

岩手の山奥から八戸 2000トンのチャーター船で釜山へ。
海賊に襲われないものかと心配である。

ソマリアは経由しないので大丈夫と思うが、もし、ソマリアあたりで積荷を盗もうとして、積荷が鶏糞と知ったならば、海賊も大いに喜んでアフリカの大地に還元してくれる事だろう。

発酵半ばで、臭いがきつくてもいいからソマリアに向けて、どしどし輸出する。全ての船舶の積荷が鶏糞であれば、盗む気持ちも喪失し、海賊も改心して盗んだ鶏糞で農業に専念するかもしれない。

つまらんことは考えないで、極寒の中で協力していただいている方々に感謝。

じゃがいもを作る

2009年02月17日 | Weblog
畑づくりは楽しい。



数年 放置されていた土地は雑草が根を張っており、かなり固まっていたが、耕し、鶏糞発酵肥料を入れるとフカフカになってきた。
僅か15坪程度だが、畑ができた。耕運機さえあれば、楽してもっと広げる事ができたと思うが、投資するのは来年ぐらいでもいいと思う。とりあえず、やってみることだ。と、言うのも、耕作、栽培といったことにあまりに、無知であることに気付いたからだ。

じゃがいもを植えようと決めていた。理由は畑ができる時期と植え付けのタイミングが合うから。地上に収穫物ができるものを植えると、素人は虫に食われるのを防げないと思ったから。単純である。

しかし、じゃがいもを植えると決めても、どのじゃがいもを植えるのがいいのか分からない。じゃがいもと言っても、100種類ぐらいはあるそうだ。中にはポテトチップス専用のものもあって、油で揚げても黒くなりにくいものもあるそうだ。

何しろ、じゃがいも=男爵芋と思っていたぐらいだ。種芋を見ても、キタアカリとメークインの違いがわからない。分別がつかないのは知識や興味がなかったせいで、マツコ デラックスと森公美子の違いがわからないのと一緒で、余程、芸能界に精通したものでなければ、どっちがどっちだか、わからない。同一人物で本名と芸名の違いと思っている人も多いと思う。肉の部位でもパックにカルビーとか、ロースだとか書いてあるから、そうだと思うので、名前が付いていないと何がなんだか分からない。

魚は細かな差異は分かる。キビレとチヌ。マダイとチダイ。気にしなければ、気付かない微妙な違いは分かる。それは、興味の度合いと知識の違いによるものだと思う。

エスキモーは雪を40通りに分ける認識能力がある。雪が身近で分けて呼ぶ必要があるからだと思う。私は雪など、粉雪とぼたん雪ぐらいしか分けられない。今はまだ、じゃがいもはじゃがいもとしか言えないが、がんばって、多少の分別がつけられるようになりたい。

しかし、大根も100種類以上あるらしいから、作物によって、いちいち覚えるのが大変だと思う。

土の状態でもいくつもあるように覚えることがいっぱいあり過ぎる。
農業はクリエイティブな仕事と思っていたが、それ以前に基礎知識がしっかりしていないと、ダメだと気付いた。

畑仕事

2009年02月14日 | Weblog

畑仕事は楽しい。
私たち犬の役割は、毛を置いておき、臭いを残す事だ。
人は畑を耕せばいいので、気楽だが、犬は鹿や猪、猿、雉が来ないように警戒態勢を敷き、警邏しなくてはならない。



犬の苦しみも知らないで、暢気なものだ。
今週の祝日に根の張った土地を耕し、苦土石灰を撒いた。
明日はいよいよ再度耕して、鶏糞を撒く。

必殺の研究開発した燐酸の鶏糞への混入を考えたが,アルカリに寄っているため、アンモニアに反応して悪臭を撒き散らすのではないかとの化学的見地から断念した様子のご主人の後姿に悲哀を読み取らざるを得なかった。