「人間って、死ぬもんなんだよね……」

私が明日、死ぬとわかったら「自分にも相手にも優しくなる」
人間は、いつ死ぬかわからないんだ…みんなに優しくしよう。

【第八話 心地の法】10

2013-06-13 07:07:55 | OSHOの講話



自分のまわりに 生きた火をつくり出さないかぎり、すべての 偉大な師(マスター)は 忘れ去られてしまう。

ひとりの師が 忘れ去られただけでも、人類は 多大な損失をこうむる。

数知れぬ神秘家たちがいたが、彼らの名前すら 忘れられている。



アナンドは、私が話した すべての神秘家についての本を編集している。
彼女は コールマン・バーク教授に そのことを話した。
彼は ひじょうに興味をそそられ、自分でも その本を出版したがった。

だが、彼は言った。
「和尚は どこでこの 三百人を見つけたのですか?
こんな名前は 聞いたこともありませんーーー三百人の覚者たちとは!」



彼は去ったが、もしここに残っていたら、私は こう伝えていただろう。

私は まだ生きているのだから、少なくとも あと二百人については話すつもりだ、と。

まだまだ多くの者たちがいる。

だが、彼らは その名前すら忘れられている。



あなたがたは、人類の 大多数に忘れ去られた人々と その経文(スートラ)に 耳を傾けている。

私の努力は、人類の意識の この黄金の最高峰を ひとつ残らず蘇らせることにある。
「これほど多くの人々が 光明を得たのだから、この私が 光明を得られないはずがない」と信頼できるように。


私が これらの人々について 話すねらいは ただひとつーーー自分自身に対する〈信頼〉をーーー自分は ひとりのブッダになる定めだ という〈信頼〉を、あなたがたの 内側につくり出すことだ。


(つづく)

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