「人間って、死ぬもんなんだよね……」

私が明日、死ぬとわかったら「自分にも相手にも優しくなる」
人間は、いつ死ぬかわからないんだ…みんなに優しくしよう。

【第八話 心地の法】01

2013-06-07 07:55:11 | OSHOの講話



【 臨済は言った。
「私は 心地(シンヂ)の法を 説く。

この法によって 人は 凡と聖の境地に入ることができる。
だが、もし 自らの真俗凡聖が、あらゆるものに真俗凡聖の名を つけうると思うなら誤りだ。

真俗凡聖が 〝この人〟に名を つけることはできない。

道(タオ)を 奉ずる者たちは、つかんで、働かせるが、けっして名をつけないーーーこれが〝玄旨(ゲンシ)〟と呼ばれる」】


【 最後の日が 近づいてきたのを知った臨済は、最上の衣をまとい、座禅を組んだ。
彼は まわりに集う弟子たちに言った。
「私が逝ったのち、私の正法眼蔵を 滅してはならない」

一番弟子の 三聖(サンショウ)が言った。
「誰が あえて滅したりするでしょう」

臨済は言った。
「今後、誰かが正法眼蔵について尋ねたら、おまえは どう応える?」

三聖は「喝!」と叫んだ。

臨済は言った。
「盲驢馬が 正法眼蔵を滅するなどと 誰が思っただろう」】



マニーシャ、今日はこの美しいシリーズ、不合理の師、臨済にまつわる 最後の講話だ。

臨済と ともにあること・・・・・・それは すばらしい体験だった。

ほんの ひとときとはいえ、彼を 同時代の人とすることは 純粋な甘露だった。

臨済にまつわる講話は これが最後だ。


臨済の語録(スートラ)と逸話を論じる前に、〝神々の博物館〟の館長、アヴィルバーヴァが 偉大なメンバーを連れてきている。

まず 彼女の博物館の 新しい一員について あなたがたに話そう。

彼の名前は〝龍(ドラゴン)〟だ。


(つづく)

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