意凍ism ~イコオル・イズム~

個人的な日記のようなメモと、H20で大殺界を抜けた土星人(+)としての生き様を、気楽に書き連ねていこうと思います。

R-1ぐらんぷり~講評・感想

2006年02月20日 22時56分52秒 | つぶやき
博多華丸、16年目の頂点…R-1ぐらんぷり (夕刊フジ) - goo ニュース

博多華丸(吉本興業 東京) 450(優勝)
・・・確かに一番笑ったのはこのネタでした。でも、これで何回も笑えるとは思えず、ピン芸人としての「博多華丸」は限界が見えています。ので、あべこうじにチャンピオンを取らせても良かったかなと思いましたが、ま、この大会で一番面白かった奴が優勝ということなら仕方がなかったでしょう。何回か全国レベルでのテレビに出ていて、採点者の鮮度が若干落ちていれば優勝は無かっただろうな。

あべこうじ(吉本興業 東京) 438
・・・いつもの軽い感じだけでなく、繰り返しのネタ(天丼?)をうまく構成し、実力のあるところを存分に見せて頂きました。上にも書いたけど、やっぱ鮮度の問題かな。でも、群を抜く大爆笑を取れなかったというところで準優勝という評価も妥当かも。まだまだ、修行の身ということか。

浅越ゴエ(吉本興業 大阪) 434
・・・一回優勝を経験しているだけに、腕は確か。うまし、面白い、安定感はNo,1でした。こちらも、レッドゾーン級の大爆笑がなかったもんなぁ。

バカリズム(マセキ芸能社) 418
・・・後半の伸びは合格点。ネタ的に勢いで盛り上げて押し倒す感がないので、ファンは多くてもこういう大会では不向きかも。序盤、意味が伝わらない部分があったのが、残念。もう少し分かり易い構成に。「(さだまさしで)おまえを嫁にーの。もらう前にーの。とつぎーの」のくだりは意表を突かれました。

岸学(ケイダッシュステージ) 416
・・・無名の若手にしては面白かった。でも、やはり荒さが目立ったのが残念。荒さをも吹き飛ばす勢いもちょっと足りなかったし。

友近(吉本興業 大阪) 406
・・・うーん、評価が難しい。これもやっぱりレッドゾーン級の大爆笑がなぁ。うまいし、面白いけど、一番の大爆笑ではない。既に完成された自分のワールドがあるので、それを崩してまで優勝を狙いに行く必要はないと思うので、正直、優勝は遠いのではないでしょうか。

中山功太(吉本興業 大阪) 405
・・・前回の方が面白かったですね。落ちたというより、あまり成長が見られなかったという感じ。視点、雰囲気、スタイルなどは完成度が高いと思うので、もう一枚殻を破って欲しいかな。

キャプテン☆ボンバー(吉本興業 大阪) 382
・・・正直、なんで決勝にでられたのかが分からない。むしろ、中山きんに君の方が面白いのでは。これなら、ネゴシックスとか、井上マーとか、いろいろいたんじゃないかと思ってしまいました。

【総括】
率直な感想は・・・期待はずれかな、と。M-1のレベルの高さをイメージしてしまっているので、今回のぼちぼち笑えるというレベルは、正直、不満です。優勝者も、唯一の持ちネタで持っていってしまった感じがあるし。
あと、時間が短いのはあるけど、落語家さんとかも挑戦すればいいのにとか思ったりします。