人生の日の出Ⅱ「Hero's りんくう校」編

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叱咤激励!・・・

2016-03-31 22:14:14 | 日記・エッセイ・コラム
 今日で最後の授業の生徒がいます。

中3生になるのだが、クラブを引退するまで自力でやるらしい~。

普通は全くこの逆で、クラブをしながらだと学力も追いつかなくなるので、今から塾で頑張り両立しながら引退後はもっとガッツリ頑張るというのが通常。

クラブは、特に運動系などではおおむね夏で引退です。そこからやりこめたとして、果たして間に合うのかどうかです。現状でそこそこの成績を維持できているのなら、それでも大丈夫でしょう。しかしそうでないのなら、全く間に合いません。

と言うのも、夏休み明けからのテスト三昧で全ての方向性が決まるからです。

休み明けの実力テスト、中間テストと10月の実力テスト、11月の実力テスト、期末テスト。この2学期の定期テストの点数で行ける高校を絞り込みます。

今年の受験生でもそうでした。なので、半年も前のテストの点数で今年の受験校を決められていったのです。本人の希望など関係なくなります。

学習する上で、目標を定めたら計画です。重要なのは、秋の定期テストです。学校の進路指導では、そこの点数だけしか見ません。秋のテストで志望校合格ラインの点数を採るにはどうするか?夏休みが終わるまでに、全て仕上げておく事です。秋の実力テストは、もう入試問題で出されます。慣れていないと全問解けないのです。

更には、中3生は修学旅行もありなかなか学習する時間が採り辛いのです。自力では無理が生じます。

一学期が終わり、三者面談の時にも志望校の話が出ます。二学期には、これこれくらいまで上げないと無理ですよ!頑張ろう!と言われた時点で、志望校の合格はあり得ません。

内申点が決められるからです。

我々の教室では、中3生はすでに戦略的に計画を立て、実行して、学校の進路指導でも文句なしで「いけます」という言葉をもらえるように進めていきます。それでも安全圏を勧めてきますね。我々の実績判断で「行ける!」と判断できた場合は、多少無理を承知でも行かせます。

受験生の指導は、それまでの中1,2年生とはがらりと変わるのです。自宅学習できない子も多いです。そこを塾で消化させるのです。なので、受験生は4階で行うのです。全く指導方法が異なるからです。更には、うるさい親父が目を光らせております。

今日の生徒には申し訳ない事になりました。たぶん厳しい展開が待っています。だから帰りに叱咤激励!がんばれ!

一連の一年の流れと考え方、取り組み方を話しました。この一年は、志望校合格の一年です。すべてがそこに要約されるのです。そこからぶれたら、すべてが水の泡となる。クラブも大事でしょう。でもクラブで高校へは行かせてもらえんのです。相当のレベルが無いと推薦は来ません。

仮に運動部の推薦で高校へ行けても、学習力がないと高校でクラブだけでは成り立たないのです。学力が低ければ、クラブ自体させてもらえないのです。

「いつでも、帰っておいで!」

最後の言葉となりました。

もっと理解させてあげてれば、楽に志望校へ入れたのにと思うと、悔しい気持ちでいっぱいになりました。

認識が甘いのです。恐るべし「学校崩壊」。

大多数が勉強拒否の状況下で、少数だけが頑張ろうとしています。多数に押されて、そこそこでも大丈夫の風潮が広まります。とても危険な事です。

なんとかしてあげたいですね!

明日に、期待!

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